鉄道全般

緊急事態宣言下での相次ぐ運休。【JR西日本、南海】

▼新型コロナウイルスの感染拡大により、全国的に緊急事態宣言が発出されました。日常社会では、学校が休校、会社は在宅勤務、不要不急の外出は控えるように要請されています。

▼インバウンドの恩恵を一番受けていた鉄道会社では、その影響は大きくなっています。JR西日本では、4月20日に、「運転計画の変更」について発表を行いました。また、関西空港へのアクセス路線を持つ南海電鉄でも、特急ラピートの運休を発表しました。

▼まず、JR西日本の運転計画の変更についてみてみましょう。

【山陽新幹線】4月24日から当面の間、すべての臨時列車を運休

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【北陸新幹線】4月24日から30日の間、すべての臨時列車を運休

       5月1日から31日までの運休はすでに発表済み

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【在来線特急】4月24日~当面の間、特急「はるか」号の一部定期列車が運休

       6月1日から30日の間、一部臨時列車の運休

【WEST EXPRESS 銀河】運航開始日は延期

▼次に、南海電鉄の特急ラピートの運休についてみてみましょう。

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【難波発関西空港行き】4月24日から当面の間、平日17本、土休日24本運休

【関西空港発難波行き】4月24日から当面の間、平日17本、土休日24本運休

▼南海電鉄では同時に、観光列車「天空」についても全列車運休となりました。

【橋本発極楽橋行き】4月24日から当面の間、平日2本、土休日3本運休

【極楽橋発橋本行き】4月24日から当面の間、平日2本、土休日3本運休

▼この4月5月の時期はゴールデンウィークの稼ぎ時の時期であり、その間臨時列車が多く運転計画されていますが、この度の緊急事態宣言の発出により、やむなく運休となりました。

▼特急「はるか」は同じく関西空港へのアクセス特急であり、インバウンドの盛況を受けて、基本6両編成を9両変遷にすべく新型車両まで製造したにもかかわらず、あえなく運休となり、新造車両は車庫で待機状態となっているようです。

▼「はるか」の運休は次のとおりです。1日当たり60本の運行を32本の運行に変更となります。

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【京都方面から関西空港】14本運休

【関西空港から京都方面】14本運休

▼JR西日本の在来線の特急では、北陸方面の「サンダーバード」、奈良への「まほろば」が運休。「まほろば」については、おおさか東線経由で新設された特急にもかかわらず、全便運休となりました。

▼そのほかの観光列車では、「奥出雲おろち号」、「SLびわこ号」、「あめつち」、「〇〇のはなし」、「SLやまぐち」号なども運休となっています。ゴールデンウィークを控えて、惨憺たる状況となっています。

▼4月10日のJR西日本の社長会見では、緊急事態宣言後の利用状況としては、4月8・9日の前年同日比で、山陽新幹線は17%、北陸新幹線は14%、在来線特急は17%、近畿圏では34%となっています。この状況も非常に厳しいです。

▼JR西日本の4月14日発表の「ゴールデンウィーク期間の指定席予約状況」について、全体で前年比で9%、新幹線で8%、在来線で11%と、これまた非常に厳しい状況にあります。

▼まさに、フランス大統領が言っているように、これはまさに「戦争状態」です。とんでもない状態です。観光どころではない。連休明けの5月6日には、到底緊急事態宣言は解除されないでしょう。ウイルス感染が減り、緊急事態宣言が解かれたときに、さて、これまでのように平時に戻れるのでしょうか。

▼インバウンドに依存した経済、観光の破綻、そして、われわれ日本人のこころに植え付けられたウイルス感染への恐怖など、これまでのようには、戻れないような気がします。

▼とにかく、今は、家にいましょう!

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新型コロナウイルスで大打撃!!【JR西日本特急「はるか」 南海「ラピート」】

▼新型コロナウイルスの感染拡大により、全世界的に鎖国状態になりつつあります。我が国の交通機関へも多大な影響が広がりつつあります。

▼関西では、関西空港のアクセス路線を持つJR西日本及び南海が大きな影響を受けています。これまで、海外、とりわけ中国や韓国からの乗客がほとんど入国しなくなったことから、関西空港と大阪市内の間でインバウンドの乗客がほとんどいなくなってしまいました。

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特急【はるか】@新大阪

▼毎日南海で通勤していますが、1月末までキャリーバッグを引っ張っていたアジア系の乗客がほとんど姿を消し、かさばる荷物で混雑が起こっていた車内が空いて、通勤環境はすこぶるよくなっています。

▼JR西日本では、これまで好調だったインバウンドの観光客をめあてに、3月14日のダイヤ改正では、特急「はるか」に新型車両を導入して、京都と関西空港間の1日30往復、60本の「はるか」をすべて9両編成で運転することとなりました。このため、新型車両の271系を18両投入したのですが、この新型コロナウイルス感染拡大により、インバウンドの観光客は姿を消し、がら空き状態で運行されています。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/191213_00_keihanshin-kaku%20%28NXPowerLite%20Copy%29.pdf

▼南海の「ラピート」も同様に、難波駅の「ラピート」待合室はほとんど人はいなくなり、「ラピート」の車内に人影はまばらです。

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特急「ラピート」@難波

▼また、南海では、インバウンドの観光客の増加をさばくため、昨年の春に関空急行を6両から8両に増結したところでしたが、この新型コロナウイルス騒ぎで乗客が減少して混雑度は解消されています。

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1000系の関空急行@天下茶屋

▼関西空港は1994年の開港以来、伊丹空港の存続によりハブ空港の機能が欠落して、アジアの他の空港に後れを取ってきました。そこで、起死回生を図るため、日本政府や大阪観光局のプロモーション活動により、中国や韓国からの観光客を誘致するとともに、LCC航空会社への優遇措置を講じた結果、インバウンドの観光客が飛躍的に増加して、賑わいを増してきました。

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関西国際空港

▼しかし、今回の新型コロナウイルスの感染拡大により、中国や韓国からの外国人の入国を禁止するにいたり、インバウンドの観光客の動きはぱったり止まってしまいました。今後この騒ぎはいつ収束するのか全く予想がつきません。

▼今回の騒動では、インバウンドに依存するビジネスモデルは、かなりのリスクがあることが明らかになりました。関西の鉄道各社でも、JR西日本や南海は大きな影響が出ているようですが、奈良や京都などの観光地を抱える近鉄や阪急など他の各社でもかなりの影響が出ていると思われます。

▼新型コロナウイルスの感染拡大が終息した後、インバウンドの観光客の動きが再び回復するのかどうか、また、以前のようにインバウンドに依存したビジネスモデルが維持できるのかどうか、だれも今の段階では予測が付きかねる状況ではあります。

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2019年を振り返る。引退車両、新線開業。

▼元号が平成から令和に改まった2019年。今年最後のブログでは、筆者の独断と偏見で印象に残った今年の鉄道界を振り返ります。

▼6月に、大阪環状線で、旧国鉄車両の201系が引退しました。この201系はJR京都線・神戸線の緩行線で運用されていた車両が移籍されたものです。一部の201系はおおさか東線、大和路線などでまだまだ使われています。

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▼同じく6月に、京浜急行の800形が引退しました。通称「ダルマ」と呼ばれた愛くるしい顔をした車両で、3ドアが基本の京急にあって、唯一4ドアの車両でもありました。

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▼10月には、和歌山線及び桜井線で運用されていた105系が引退しました。後釜は広島地区で運用されているのと同様の227系となります。

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▼残念なニュースと言えば、台風19号の大雨により千曲川が氾濫し、長野車両センターが浸水して、留置してあった北陸新幹線車両のE7系及びW7系10編成が被害を受けました。

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▼3月16日のダイヤ改正により、おおさか東線の新大阪・放出間が開通し、これまでの放出・久宝寺澗の運転から新大阪・久宝寺澗の延伸されました。この開業により、これまでJR東西線、学研都市線経由で運転されていた奈良行き直通快速が、新大阪、奈良間に変更となりました。

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▼同じく3月16日のダイヤ改正に合わせて、JR嵯峨野線の梅小路京都西駅が開業となりました。この駅は京都駅から一駅ですが、京都鉄道博物館の最寄り駅となり、京都水族館も近くになってアクセスが便利になりました。

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▼京浜急行が開業120周年を迎え、1月21日に記念式典を京急川崎駅で開催されました。1898年2月に大師電気鉄道が設立され、1899年1月21日に大師・六郷間が開業となりました。これが京急の始まりとなりました。

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▼JR中央本線では、E257系が定期列車から撤退、E353系の導入が進みました。JR四国では振り子式気動車の2700系が8月にデビュー。西武鉄道では3月に001系「Laview」がデビュー。東京メトロでは2月に丸ノ内線に2000系が導入されました。

▼相模鉄道では4月に12000系が運転開始となりました。11月に開業したJRとの直通運転に対応した車両として開発されました。京成電鉄でも、10月に成田スカイアクセス線用の3100形3150番台がデビューしました。

▼沖縄では10月にゆいレールが首里駅から4.1キロ延伸されました。先ほど述べたように、相模鉄道はJRとの直通相互運転を11月から開始し。相鉄の海老名駅とJRの新宿駅を結ぶ運転が基本ですが、一部通勤時には埼京線へも足を延ばしています。

▼10月1日に、阪急及び阪神の梅田駅が、「大阪梅田」駅に改称されました。また、阪急の河原町駅が「京都河原町」駅、石橋駅が「石橋阪大前」駅、阪神の鳴尾駅が「鳴尾・武庫川女子大前」駅に改称されました。京阪でも八幡市を「石清水八幡宮」駅に、深草駅を「龍谷大前深草」駅に改称となりました。

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▼まだまだ、いろいろなことがありましたが、印象に残った事柄を書いてみました。さて、来年はどの様な年になるでしょうか。今年もご覧いただきありがとうございました。

▼明日の元日はいよいよ、恒例元日乗り放題きっぷの旅です。では、よいお年を。

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台風接近に伴う京阪神の各社の対応について

▼季節はずれの台風が日本列島に接近中です。この日曜日は衆議院選挙の投票日でもありますが、お出かけには向かない休日となりました。

▼台風の接近に伴い、最近の鉄道各社は各それぞれの危機対応を行うようになりました。特に広範囲の営業区域をもつJR西日本では、かなり大規模な影響が出るため計画的な対応を行う予定です。

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◎JR西日本のHPから

(台風21号接近に伴う京阪神地区の運転計画について)

 10月22日(日)、京阪神地区の在来線各線区では、夕刻ごろから通常ダイヤのおおむね半数程度で運転を行います。なお、草津線、万葉まほろば線、加古川線、姫新線の一部区間については、夕刻ごろから終日運転を見合わせます。また、関西線、和歌山線の一部区間については、すでに終日運転を見合わせています。

 10月23日(月)は、一部線区において始発より列車の運転見合わせや、一部列車の運転を取り止める予定です。詳しくは「JR西日本列車運行情報」をご覧ください。

▼JRWでは、22日の夕刻から京阪神の在来線で通常ダイヤの半分程度の間引き運転を行う予定のほか、山間部の線区では、夕刻から終日運転を見合わせ、あるいはすでに運転を見合わせています。

▼長距離列車も、特急列車「サンダーバード」「しらさぎ」「くろしお」「はるか」「きのさき」「はこだて」「まいづる」等がすでに運転を取りやめています。

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▼JR西日本に次いで長い営業距離を持つ近畿日本鉄道では、現在のところ一部路線(名古屋線が線路故障)を除いて運休などはありませんが、今後安全のために運転を見合わせる場合はあるとしています。

◎近畿日本鉄道のHPから

【台風接近による運転状況について】

台風21号が接近しています。

雨や風が強くなりますと、安全のため運転を見合わせる場合があります。

あらかじめご了承ください。

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▼京阪神の三都市を結ぶ阪急では、次のような掲示がホームページにあります。

◎阪急のHPから
お知らせがございます。

現在、20分以上の電車の遅れはございません。

台風の影響により風雨が強まりますと、電車の運転を休止する場合がございます。

あらかじめご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

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▼同じグループの阪神では、次のような掲示がホームページにあります。

◎阪神のHPから

「お知らせ」

台風が接近しています。

電車の運転を見合わせる場合がございます。

あらかじめご了承ください。

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▼京阪では次のような案内があります。

◎京阪のHPから

「お知らせ」

台風21号が接近しています。

雨や風が強くなりますと、速度を低下させる場合や運転を打ち切る場合がありますので、ご了承ください。

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▼南海は次のとおりです。

◎南海のHPから

「風水害が予想されるときの電車の運転休止について」

お客さま各位

大雨や強風により、危険な状態となったときは、直ちに電車の運転を休止いたします。

なお、運転再開については施設等の点検のため、時間を要しますので、あらかじめご了承願います。

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▼私鉄各社では、詳細な台風へ対応した運転計画は提示していません。JRWでは、事前にかなり詳細な運転計画を示しているので、利用者にとっては親切と言えるでしょう。こうした事前の運転計画の告知はJ、R西日本が鉄道会社として、はじめて取り組んだ施策だと思いますが、安全安心への取組みとして他社でも取り入れてはどうかと考えますがどうでしょうか。

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関西私鉄の優等列車を並べてみると。

▼四月に入って、歓送迎会が続いて、なかなか休日に撮影に出かけることができません。そこで、今回はこれまで撮りダメした写真から、関西私鉄の優等列車を並べてみることにしました。まずは、私鉄の雄、近鉄の代表特急。プレミアム観光特急「しまかぜ」。2014年6月に賢島まで乗車した際のもの。

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▼近鉄は特急列車が多種多様で、「しまかぜ」以外にも、「伊勢志摩ライナー」が観光列車としては有名です。リニューアル後に、レッドのカラーリング編成も生まれました。

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▼名阪特急「アーバンライナー」も忘れることはできません。大阪・名古屋間はスピードでは新幹線にかないませんが、大阪ミナミから気軽に乗車でき、価格も安くシートもデラックスなので、結構人気があります。写真は「アーバンライナーネクスト」です。

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▼続いては、この夏に運転が開始される予定の京阪電車。特急列車が現在リニューアル中で、8月には有料座席指定の「プレミアムカー」が 連結されることになります。京都観光の目玉になりそうです。

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▼南海は和歌山、高野山へも有料特急列車を運転しています。さらに関空のアクセス特急がインバウンドの乗客増で活況を呈しています。まずは、和歌山市行の特急「サザン」一般車に併結されて運転されるのが一般的です。写真は10000系のリバイバルのカラーリング車の「サザン」です。

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▼関空アクセス特急「ラピート」はいろいろと映画などとコラボしてラッピング車を運転しています。2015年の年末は映画スターウォーズとコラボした編成が運転されました。

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▼高野線の特急「こうや」もラッピング車がありました。30000系のド派手なカラーリング車です。これは高野山開創1200年を記念したものです。

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▼無料の特急でセミクロスシートと言えば、阪急京都線の9300系特急。JR、京阪との競争の中で、無料セミクロスシートの特急を運転していますが、スピードではJRにかなわないため、停車駅はJRより多めで多くのお客を拾っていくことに作戦を変更しています。

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▼JRとの競争で言えば、阪神間の競争もあります。ここでも、スピードではJRにかなわないので、阪急や阪神は小まめにお客を拾っていくことにしています。阪神は姫路まで山陽電鉄と相互乗り入れを実施し、一部セミクロスシートの車両を組み込んだ9500系を運転しています。JRや山陽電鉄とのサービス格差をなくすため、クロスシート車を採用しました。

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▼最後は阪神との相互乗り入れを行っている山陽電鉄の5000系。直特として運転。車体はアルミニウム合金車です。阪神同様セミクロスシートの座席となっています。

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▼関西の私鉄は優等列車にも創意工夫があり、有料、無料にかかわらず、JRとのし烈な競争に立ち向かうために、サービスの向上に日々努めていることが分かります。関西に住む人間としては、この競争はありがたいものです。今日はこの辺で。

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今日は小ネタで失礼。【京都鉄道博物館番外編】

▼2回目の京都鉄道博物館の訪問ということで、こころに余裕が出てきたで、博物館や梅小路公園の周辺をぶらぶらしてみました。と、こういうものに出会いました。
 
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▼公園の総合案内所として利用されているようですが、京都市電2001形が保存されています。
 
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▼現在は、伊予鉄道に移譲された車両が現役で活躍しているほかは、もうほとんどが廃車となっています。
 
▼梅小路公園には、このほか、明治28年から京都の街を走ってきた当時の市電が動態保存されています。京都鉄道博物館がオープンする前は、公園西側を走っていましたが、博物館のオープンに併せて、すざくゆめ公園に移設されました。1回150円乗車でできます。
 
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▼運転は土曜、日曜、祝日及び夏休み期間に行われています。動力は架線からの電力ではなく、リチウム電池の充電で賄っており、昼休みに充電時間が取ってあります。
 
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▼ちょっと、タイムスリップして、京都鉄道博物館に戻ると、扇形車庫には、C62形2号機がテンダー部分を切り離されて、整備中でした。
 
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▼テンダー部分を切り離されて、機関車の運転台の構造がよくわかります。真ん中に火室の焚き口があり、運転台の下には、テンダーからの石炭の自動給炭装置の管が見えます。なかなか、普通では見られない貴重な光景です。
 
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▼機関車の方向を変える転車台をじっくり見ました。上手いこと回転して、別のレールにつながります。
 
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▼ミゼットも展示されていました。懐かしい。
 
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▼ということで、今日は小ネタで終わります。チャオ。
 
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旧北陸本線の跡を辿って。【柳ケ瀬線】

▼新疋田駅を訪ねることで、現在の北陸本線とは異なる路線があったことを知りました。そこで、今回はその旧線を辿ってみることとしました。

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▼かつての北陸本線の滋賀県境から福井県境にわたっては、現在の木ノ本駅から敦賀駅に向かっていく基本的な方向は変わっていません。しかし、そのアプローチの仕方はだいぶ変わってしまいました。

▼旧の路線は1882年3月に開業し、木ノ本駅から敦賀駅までの間、中ノ郷、柳ケ瀬、雁ケ谷、刀根、疋田の各駅がありました。路線は現在の北陸自動車道とほぼ同じ経路をたどっています。

▼現在の北陸本線は、木ノ本駅を出ると、左カーブを描いて、余呉、近江塩津を経て、新疋田駅へと向かいます。その間、近江塩津駅と新疋田駅の間には深坂トンネルがあり、敦賀へのショートカットが行われています。

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▼旧の北陸本線は、技術も未熟で、トンネルもそんなに長い区間は掘れない。そういう条件で路線が決められました。筆者はその路線を辿ってみました。木ノ本インターチェンジあたりから国道365号を通って、北上しました。365号は余呉湖の方へ左へ大きくカーブしていく北陸本線をオーバーハングしていき、右側には北陸自動車道が寄り添ってきます。

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▼しばらくすると、旧の余呉町役場のある中ノ郷の集落を過ぎ、柳ケ瀬の集落に到着します。

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▼柳ケ瀬のバス停留場。余呉バスが通っていますが、1日に10本にも満たない本数しかやって来ません。

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▼ここにはかつての柳ケ瀬駅があったはずですが、あとかたもありません。

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▼柳ケ瀬を過ぎてしばらく走ると、国道365号と県道140号の分岐点に到着します。右側の県道を行くと、かつての柳ケ瀬隧道に到着します。

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▼このトンネルは旧北陸本線のトンネルでしたが、急勾配、路盤の脆弱さなどから深坂トンネルが掘られ、現在の新線に移ってしまったあと、柳ケ瀬線という支線となりました。さらにバス路線へ転換、バス専用路となり、その後、一部は国道へと変わり、一部は北陸自動車道の路盤に提供されました。

▼柳ケ瀬トンネルは1982年4月に県道として一般開放されました。トンネル入り口には、一方通行のため信号があり、待ち時間の表示装置が設置されています。

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▼トンネルは暗く、狭い。途中、バスが離合用の退避場所があったりします。ここも心霊スポットのようで、深夜には行かない方がよさそうです。柳ケ瀬トンネルの上部には現在の北陸自動車道のトンネルが通っています。

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▼トンネルを通過して県道を下って行くと、刀根の集落に到着します。ここにも駅があったはずですが、いまではわからないです。

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▼県道沿いにはバス停があります。ここは愛発(あらち)の刀根区との表示があります。

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▼県境を越えて、こちらは福井県。バスも滋賀県とは異なり、敦賀コミュニティバスの路線です。

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▼こちらのバスも、敦賀方面には平日で1日6本。日祝日には3本しかきません。そのうちの1本がやって来ましたが、だれも乗せずに、Uターンしていきました。

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▼強烈なダイヤですね。まさに過疎の村。

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▼県道140号は北陸自動車道と並行して麻生口で別れ、県道は国道8号線に合流します。国道8号線をしばらく走って、疋田駅のあった集落で国道161号線に合流。この交差点で左に折れて、新疋田駅に向かいました。新疋田駅の北側では国道の改良工事が行われ、隘路になっていたJRの下をくぐるトンネルが狭いものから拡張された広いものに変わっています。

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▼ずいぶん走りやすくなったことでしょうね。右側が旧のトンネル、左側が新しいトンネルです。

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▼またまた、新疋田駅に到着。

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▼今回は、駅舎の中を撮影してみました。鉄道ファンが自分で撮影した写真を飾っているようです。

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▼次回は、この辺りでは珍しい編成のアレを撮影しましたので、ご紹介したいと思います。今日はこの辺で。チャオ。

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行ってみたかった踏切。【しっとり京都4】

▼京都にお勤めの時に、出張でよく通過した嵯峨嵐山駅を越えてすぐの踏切。そこからの風景は緑深い竹林の小道です。

▼車窓から見える風景は、いったいどんなところだろうか。京都らしい竹林。そういう好奇心から、今回は車窓とは反対に、竹林からみる線路の風景を見にいくことにしました。

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▼いつもは朝の早い時間に通過していることが多いので、竹林の小道には人がいません。しかし、今回訪れてみると、ここは、まさに嵯峨野観光のメッカともいえる場所でした。

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▼嵯峨嵐山駅から西に少し歩くと、うっそうとした竹林が現れます。一帯は天龍寺の広い境内があります。縁結びの野宮神社もあって、若い女性やカップル、外国人観光客でいっぱいです。

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▼うっそうとした竹林では、静寂な雰囲気があり、少々の雨でも濡れずにかわすことができます。

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▼天龍寺の北側にも竹林の道があり、野宮神社を越えていくと、山陰線の踏切に出ます。ここがいつも車窓から見ていた風景なんだぁ、と感慨深く眺めていました。ちょうどトロッコ列車が通過したので記録しました。

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▼自然と鉄道が交わる風景がここにはあります。いいスポットを見つけました。さて、このあとは、1日乗車券で、あそこを目指します。

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嵯峨野の鉄分。【しっとり京都3】

▼昼食を済ませ、京都駅31番ホームに向かいます。ちょうど、山陰線特急「きのさき」が発車待ちでした。287系もすっかり定着しました。

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▼後続の普通園部行き、221系で嵯峨嵐山に向かいます。京都鉄道博物館が梅小路蒸気機関車館の西隣に建設が始まっています。嵯峨嵐山駅に到着すると、目の前にこれが鎮座しておりました。

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▼D5151です。間近でみるとで、デカイです。

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▼今回のツアーの主要目的の一つが、駅前のこれです。

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▼ジオラマ京都JAPAN。トロッコ列車の駅舎に併設してあります。HOゲージサイズの鉄道模型を使用した日本最大級のジオラマだそうです。京都の町をイメージして、名所旧跡がジオラマにちりばめられています。

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▼清水寺も精巧に作られています。

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▼続いて、京都御所です。

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▼梅小路の機関庫です。

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▼京都タワーもこのとおり。

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▼夜景になると、なんと、星空が現れます。ミニプラネタリウムとなります。

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▼光と影。なかなか見事な演出です。タワーや三重塔の影が空に浮かび上がります。

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▼そのほかにも、EF66形電気機関車の運転台が2台分設置されていて、ジオラマ内の列車を動かせ、車載カメラからジオラマの風景を見ることができます。

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▼トロッコ列車は予約していないので、また今度。

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▼ジオラマを堪能して、行きたかった次の場所へ向かいます。

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とうとう、閉館しました。【交通科学博物館】

4月6日の日曜日に、大阪弁天町駅にある「交通科学博物館」が52年の歴史にピリオドを打ちました。

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▼閉館日には、10,043人が来館したそうです(JR発足後過去最多)。閉館を前にして、セレモニー、山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」ステージ、JR西日本吹奏楽団による演奏会が催されました。

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▼1962年1月21日開業から2014年4月6日までで1,811万3,433人の累計来館者があったそうです。ここには、私も含まれています。子供の頃は父親に連れられて何回か訪れているのですが、大人になってから、2007年と2012年の2回です。

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▼最近の印象は、かなりリニューアルされて、展示内容もよくなっているように思えました。ジオラマは車両は新しくなっていますが、風景、形状などは変わっていないように思います。

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▼2016年春には、京都梅小路に「京都鉄道博物館」がオープンし、この博物館の展示車両のいくつかは移設されるのでしょう。 さて、どの車両でしょうか。これでしょうか。

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▼これでしょうか。

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▼これでしょうか。

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▼それとも、これでしょうか。

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▼こんな展示物も移してほしいです。

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▼これも。

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▼これも。

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▼弁天町からなくなるのは寂しいです。しかし、梅小路の新しい博物館でまた、再開できると考えるとそれはそれで楽しみです。 さようなら、さくらと共に去る「交通科学博物館」。

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