旅行

一気に1500メートルをバスで降りて行きます。【黒部立山アルペンルートその5】

▼室堂での散策を終え、これから富山側に降りて行きます。室堂の標高は2450メートル。高原バスの終点美女平の標高ア977メートル。一気に1500メートルを降りて行きます。

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▼室堂から美女平までの距離は23キロ、50分のバス乗車になります。途中、天狗平、弥陀ヶ原と言った高原を通り過ぎて、ケーブルカーの駅のある美女平へと向かいます。室堂から美女平へ向かう高原は立山の火山活動によって溶岩が流れ出て平らになったもの。巨大な高原が出没しています。

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▼バスで降りて行くにつれて、あんなにピーカンだったお天気が、ガスって曇ってきました。途中日本一の落差のある称名滝が見えるスポットがありますが、あいにくガスっていて見えません。

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▼美女平からは富山地方鉄道の立山駅までケーブルカーで降りて行きます。ケーブルカーは標高差500メートル、1.3キロ、7分。24度の傾斜を降りて行きます。

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▼やっと下界に降りて来ました。やはり、少し暑くなってきました。

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▼立山駅では、富山地方鉄道の車両が停車していました。10020系が停車中です。

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▼富山地方鉄道にはオリジナルの車両のほか、京阪電鉄の元特急車両や、東急のステンレスカー、西武鉄道の元レッドアローの車両などが譲渡されています。今回はオリジナル車両に逢えてよかったです。

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▼向こうのホームからは、緑と黄色のツートンカラーの14760系が発車していきました。

▼ここからはツアーのチャーターバスが昨日の長野側から富山側にお迎えに来てくれています。このバスで大阪へと帰ります。今回のツアーは一人でも参加できるということで、クラブツーリズムのツアーを申し込みました、一人でも気ままに参加できるツアーは使い勝手がいいです。添乗員さんもベテランの女性で、スケジュール管理が上手くスムーズにアルペンルートを通り抜けることができました。

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日本で唯一になったトロリーバスに乗車し室堂に。【黒部立山アルペンルートその4】

▼大観峰を後にして、今度は日本で唯一のトロリーバスで室堂に向かいます。昨年まではトロリーバスは扇沢から黒部ダムまでの間電トロリーバスがありましたが、今年からはこの区間は電気バスになってしまったので、日本で唯一になってしまいました。

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▼全長3.7キロ、10分の乗車です。このトロリーバスは立山雄山の真下をくりぬいてトンネルと通って室堂まで行きます。トロリーバスは屋根の上に電力を取るためのパンタグラフがあり、路面電車とバスをくっつけたような車両となっています。

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▼室堂駅ターミナルは、トロリーバスや立山高原バスの駅があり、さらに立山ホテルやレストランがあって、観光客でごった返しています。ツアー参加なので、まず、予約しておいたランチをいただくこととなりました。白エビからあげ丼です。ちょっと甘いたれをかけて食べます。室堂に到着したのが10時半くらいでランチにはまだ早いように思いますが、朝6時45分出発だったので、もうお腹が空いてきました。

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▼早めのランチを食べて、これからは室堂平を散策します。結構時間があるので、みくりが池周辺を散策します。良いお天気で立山連峰が一望に見ることができます。

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▼室堂平の下、立山駅方面は雲海の下です。天狗平、弥陀ヶ原から高原バスが上がってきてます。

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▼室堂はカルデラでできていることがよくわかる証拠は、ゴロゴロとそこかしこに岩が転がっていることです。

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▼みくりが池の近くまで行ってみました。高原の池も火山の噴火でできたものでしょう。

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▼みくりが池から左へ向かう散策路は立ち入り禁止となっています。地獄谷では有毒の火山ガスが噴出しており、危険だということです。確かにかすかに硫黄くさいにおいが漂ってきます。

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▼室堂には何回かきていますが、幸運にもいつも晴れています。もう30年も前には職場の仲間で雄山から立山連峰を縦走したこともあります。

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▼室生平で雄大な立山連峰を見て、次は高原バスで徐々に降りて行きます。

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日本で唯一全線地下にあるケーブルカーで黒部平に。【黒部立山アルペンルートその3】

▼雄大な黒部ダムを後にして、今度はケーブルカーで一気に黒部平に上がります。このケーブルカーは日本で唯一の地下式ケーブルカーです。

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▼全長800メートル、5分の道のりです。

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▼黒部平からは、これからロープウェイで上がる大観峰がよく見えます。立山連峰がもう間近になってきました。

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▼アルペンルートでは、それぞれの駅や展望台に必ずお土産屋があり、そのたびに買っているときりがありせん。黒部平では、ツアー参加者全員で写真撮影です。もっとも、記念写真は買いませんが。。。

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▼黒部平から今度は大観峰にロープウェイで上がります。このロープウェイは途中に支柱が一本もありません。環境保護のために支柱がないそうですが、雪崩もあるので、支柱が持っていかれるリスクも回避することも理由のようです。1.7キロ、7分の空中散歩です。

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▼ロープウェイからは黒部ダムがはるかかなた下の方にみえます。

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▼大観峰は標高2318メートル。かなり上がってきました。

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▼大観峰の展望台からの眺めも絶景です。

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▼このあと室堂へ向かいます。室堂への交通手段は、これまた珍しいものに乗って向かいます。

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新元号になって新しいバスが導入。【黒部立山アルペンルートその1】

▼ツアー2日目。いよいよ黒部立山アルペンルートに向かいます。

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▼前日の上高地から向かった宿は白馬のスキー宿でした。子どもの頃は親に連れられて、春休みはよく八方尾根スキー場に連れて行ってもらったので、スキー宿は懐かしかったです。添乗員さんの話では、黒部立山アルペンルートで宿泊する宿は、滞在時間の短く、あまりグレードの高いものは必要ではないとのことです。たしかに、トイレにはウォシュレットもありません(汗)

▼確かに白馬の宿に到着は19時を過ぎるし、翌朝の出発はアルペンルートの混雑を避けるために、6時45分出発となっていました。朝早く起きて朝食も済ませ、バスを待つ間、少し北アルプスの山々を撮影。幸いガスもなく、白馬連峰などが姿を見せていました。

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▼長野オリンピックでできたジャンプ台も見えます。

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▼迎えのバスに乗り、まずはアルペンルートの長野側の出発点の扇沢へ。8時ちょうどの電気バスに乗車します。

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▼扇沢からは、あの有名な破砕帯を通過する関電トンネルを通って黒部ダムまで行きます。昨年までは珍しいトロリーバスが使われていましたが、令和になって、電気バスに代わりました。真新しい電気バスで向かうことになります。

▼テレビの旅番組などで有名な扇沢駅員さんが名調子で駅弁を販売しています。バスを待つ間にちょうどいい時間つぶしのひとときです。名調子なのでつい駅弁を買う人が多いです。右上に小さく写っている人が名物駅員さんです。今度はCMにも出演するそうです。

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▼いよいよ、電気バスに乗車です。8時に出発して16分で黒部ダムに到着です。全線トンネルで途中破砕帯や長野、富山の県境を通過します。乗り心地はディーゼル車などと違って、電車のようにスムーズです。トンネル内はさすがにひんやりしてしています。

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▼黒部ダムに到着しました。220段の屋内階段を登り、ダム展望台へと向かいます。

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一流のリゾートでひとときの安らぎを。【上高地】

▼週末にツアーで上高地、黒部立山アルペンルートに行ってきました。上高地には何度も行ってますが、アルペンルートは富山側から室堂までしか行ったことがなかったので、今回初めて全然路線通り抜けすることにしました。今回のツアーは、1日目に上高地、2日目に長野側の扇沢から富山側に向かうコースでした。

▼バスツアーの1日目は名神、東海北陸道経由で高山から平湯に向かいました。上高地へはマイカーは入ることはできません。さらに、訪れた日はツアーバスも乗り入れ禁止で、平湯から地元の乗り合いバスで入りました。

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▼上高地はいいお天気で、梓川にかかる河童橋のむこうには穂高連峰がくっきり姿を現していました。

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▼平湯から乗り合いバスと言っても、ツアーで貸切ですが、帝国ホテル前でおりました。そこから、20分くらい森の中を散策してバスターミナルまで歩きました。空気がおいしいです。猛暑の昨今、上高地と言えども、日向は暑いです。

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上高地帝国ホテルの看板

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木陰から見える上高地帝国ホテル

▼散策路を15分くらい歩くとバスケットターミナルに到着しました。マイカーは一切なく、バスとタクシーなどの営業車しかいません。

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▼上高地でも滞在時間は90分ほどなので、とりあえず河童橋で撮影。穂高連峰のは素晴らしく迫力ある山々をカメラに収め、小梨平あたりまで歩きました。小梨平にはキャンプ場があり、14時過ぎにはすでにテントが設営されていました。

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▼上高地は連日夕立があるみたいですが、筆者が訪れた時間には幸い夕立はありませんでした。小梨平のトイレの掲示板にはクマに注意との目撃情報が掲示されてありました。頻繁に出てくるようです。

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▼歩いているうちに暑くなってきたので、河食童橋近くの五千尺ホテルの売店で桃のアイスキャンデーを買って食べました。

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▼最近は夕立など猛烈な雨が多く、地元のバスの運転手さんの話では、大量の土砂が流れ込むので、大正池が埋まってしまうのではないかと危惧されているようです。

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▼この清流もいったん雨が降れば濁流となり大量の土砂が流れ込むので、この先上高地の景観がそのままであることはないかもしれません。

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鉄道ぶらり旅、奈良佐保川桜堤を歩く、JR関西本線は花に包まれて。

▼この週末は春爛漫でした。新年度が始まりましたが、明日職場に出勤する前に、花は散りそうです。咲く桜の花を惜しんで鉄道を絡めてのぶらり鉄道旅をしました。

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▼昨年に引き続き、奈良の佐保川界隈を歩いてみました。今回は近鉄奈良駅から北に歩いて、敷地の南側をたどり、再び北に向かうと、奈良女子大の正門に行きつきました。

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▼奈良女子大学は、1908年に奈良女子高等師範学校を前身とする女子大学です。東の御茶ノ水、西の奈良女といわれる歴史ある名門女子大学です。正門からは、重要文化財である旧本館の記念館が見えます。旧本館は大学本部と講堂として使われてきましたが、今は記念館として保存されています。

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▼奈良女子大学の敷地北側を西に歩くと、佐保川沿いに道があり、しばらくして、大仏鉄道記念公園に行きつきました。

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▼大仏鉄道は1898年に加茂駅と大仏駅、さらに奈良駅までを結ぶ鉄道で、勾配がきつくトンネル、橋梁が多く、当時の機関車では運転が困難であったので、僅か9年で廃線となりました。その大仏鉄道を記念した公園には機関車の動輪がモニュメントして設置されています。

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▼ここから佐保川の堤沿いに桜が植えてあり素晴らしい風景となっています。まさに春爛漫。

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▼満開の桜の佐保川堤をしばらく歩いて西に歩いて行くと、JR関西本線の踏切に出ます。ここでは、堤は関西本線を超えるため踏切を渡ります。関西本線は佐保川を越えるため鉄橋があります。桜の花と鉄橋と列車という絶景を撮影するため、多くの鉄道ファンが河原に三脚を据えて列車の通過を待ち構えています。

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▼筆者も列車の通過を待ち、221系と桜を撮りました。動画も撮ってみました。動画はまた、後ほどYou Tubeにてアップする予定です。kumoha313

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▼佐保川の桜は、まだまだ続きます。今度は佐保川にかかる橋から桜と若草山を撮ってみました。

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▼今回の旅の界隈の地図は次のとおりです。

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▼近鉄の新大宮駅の北側を過ぎると、川は西から南に向きを変え、奈良市役所の東側に達します。筆者はこのあたりまで歩いてみました。まさに桜、さくら、サクラの満開風景がづずっと続き、大満足の花見となりました。

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▼暗くなると、夜桜を楽しめるように燈花会が開催されています。ろうそくの灯に照らされたさくらもオツなものです。

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▼この週末は素晴らしい花見の旅となりました。今年の桜の開花は短いようなので、満開の時期に花見はできてよかったです。今日はこの辺で。

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久しぶりに乗り物三昧。【東京プチツアー・予告】

▼「そうだ 東京、行こう。」ということで、ふと思い、行ってきました。東京。今回はその予告編です。浜松での不発弾処理のため、朝の新幹線は遅れが予想されるとのこと。久しぶりに、特割にてANAで羽田へ。
 
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▼第2ターミナルに到着。展望デッキへ。
 
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▼お目当ての京急に乗車。新逗子行き空港急行に乗車。2000形です。
 
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▼京急鶴見で撮りテツ。
 
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▼続いて、横浜へ。行きたかった「原鉄道模型博物館」へ。
 
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▼原さんはすごい人!マルチな鉄道ファンです。しかし、ここのジオラマはすごい。
 
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▼再び、京急に乗りテツ。金沢文庫へ。変な奴に出会いました。
 
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▼2100形快特にも出会いました。
 
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▼品川へ戻りながら、リバイバル塗装のこれにも会えました。
 
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▼品川からはJRで東京へ。ちゃんと撮ってなかった山手線、京浜東北線も。
 
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▼次回からは、じっくりプチツアーの詳細をご紹介しましょう。今日はこの辺で。
 
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明石、舞子あたりをぶらぶら。【JR・山電・阪神】

▼連休です。入試も終わり、学生は春休みということで、行楽地はどこも人出がいっぱい。こんなタイミングですが、久しぶりにプチツアーに出かけてみました。JR大阪駅に向かいましたが、すごい人出に、急病人救護でダイヤは遅れ気味。

▼明石まで新快速に乗車。しかし、多客扱いの上、新大阪での急病人救護の影響で、回復運転どころかまたまた遅れが出て、結局8分遅れで到着。

▼なんとか、明石にたどり着き、魚の棚商店街で、明石焼きを食し、さらに名物のタコやイカの煮物を買って、港近くの公園で食べました。明石では淡路島へ渡るフェリーが廃止となり、寂しくなったかと思いきや、魚の棚商店街は賑やかです。

▼お腹も一杯になり、今度は明石から山陽電鉄に乗車して、次の目的地である舞子公園駅に向かいました。山電の3000系に乗車。3両編成のコンパクトな編成。

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▼雄大な明石海峡大橋を眺めながら、お茶をしに、近くの高台にある舞子ビラに上がりました。駅からしばらく歩くと、珍しい斜めのエレベータ乗り場があり、フロント前まで歩かずに上ることができます。

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▼最上階のバーに上がり、ケーキセットを注文。夜は大橋のライトアップがきれいなスポットでしょうね。しかし、お昼でも十分雄大な大橋の眺めを堪能することができます。

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▼お茶タイムも終わり、いよいよ、大橋を見学に。舞子海上プロムナードに上がりました。

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▼神戸側の付け根から大橋の下に設けられた施設で、大橋の巨大さを実感することができます。真ん中の通路は維持管理用の通路です。金網になっており、下の海が丸見え。

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▼回廊になって大橋の下を見学できますが、その途中には足元が強化ガラスで透けているところがあります。スリル満点です。

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▼高所恐症の方には心臓に悪そうです。

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▼それにしても、人間はすごいものを作ってしまうものですね。車で通過した時もすごいと思いましたが、こうして間近に大橋に触れると、一層その巨大さが実感できます。

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▼今日3月21日は、ちょうど大橋の開通日だそうです。阪神淡路大震災後の1998年に完成したので、今年で18年目となりました。プロムナードから降りてきて、大橋の真下に行ってみました。ここもすごい迫力です。

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▼つり橋のケーブルを支えているアンカレイジも巨大です。

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▼最後は大橋の近くにある「橋の科学館」を見学。

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▼明石海峡大橋や本四連絡橋などの架橋技術の紹介施設です。それにしても、この大橋の主塔の高さは、297メートルもあり、東京タワーにも匹敵する高さであるとは驚きです。

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▼ちょうど私鉄のダイヤ改正直後でしたが、山電も阪神も混乱なく運転されていました。帰りは、直通特急で尼崎まで行き、乗り換えて快速急行で戻りました。JRはスピードは速いが、乗り換えが大変だし、遅れのリスクもあるので、速度は遅くても、私鉄の方が座れて、ゆっくり帰れていいかも。今日はこの辺で。

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梅雨明け宣言、さぁ山に登ろう4。【比叡山】

▼比叡山山頂からバスに乗り、今度は比叡山延暦寺へと向かいます。比叡山頂バス停から延暦寺バスセンターまで乗車。1dayチケットでは山内シャトルバスに乗り放題です。運賃は160円。

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▼比叡山頂からは急な坂道をバスは降りて行きます。道の右側は琵琶湖が見えます。約7分でバスセンターに到着。比叡山は大きく3つのエリアに分かれます。東塔、西塔、横川の3つの地域です。バスセンターは東塔地域に属します。ここで、有名な延暦寺の総本堂の根本中堂を見学します。

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▼平安時代に僧・最澄がこの地に日本に合った日本天台宗を開き、その後、さまざまな高僧が集まり、特に鎌倉時代には、浄土宗の開祖・法然、臨済宗開祖・の栄西、浄土真宗の開祖・親鸞、曹洞宗の開祖・道元、日蓮宗の開祖・日蓮といった名僧を輩出しました。1994年には世界文化遺産として登録が認定されました。

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▼中世以降、いわば総合大学といった位置づけもありうる日本の学問の中心として発展遂げました。その後戦乱の世になり、織田信長による焼き討ちなどを経て、江戸時代に入ると、徳川家光が、何回となく焼け落ちた根本中堂を再建したそうです。現在の根本中堂は江戸時代のものです。

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▼根本中堂は現在平成の大改修の真っ最中でいたるところに、足場が組まれています。お堂の中は薄暗く、ひんやりととしています。ものすごく大きな建物で、まさに宗教の本山に相応しい荘厳さが感じられます。

▼バスセンターからシャトルバスに乗り、今度は横川に向かいます。運賃は660円。奥比叡ドライブウェイをバスは走ります。眼下には琵琶湖の雄大な風景が広がります。

▼横川は延暦寺の一番北のエリアに位置します。慈覚大師円仁によって開かれ、親鸞、日蓮、道元などの名僧が修業を行った地でもあります。

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▼ここでは、横川中堂を見学。ご本尊は聖観世音菩薩立像で、度重なる火災にもかかわらず、不思議に難を免れた平安時代の典型的な木像だそうです。

▼秋の紅葉シーズンにはよく紹介されるお堂とモミジの風景はこれでしょうか。

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▼うっそうとした緑の中で森林浴をした後、再びシャトルバスにて、比叡山頂へと戻ります。運賃は760円。

▼西塔、東塔を経て、山頂へと戻って来ました。20分あまりのバスの乗車。途中、眼下には琵琶湖の風景が見え、まるで空中散歩のような感じがします。

▼ガーデンミュージアム比叡に再び入園して、ロープウェイの駅へと向かいます。次回は、八瀬比叡山口への帰り道をご紹介しましょう。今日はこの辺で。チャオ。

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梅雨明け宣言、さぁ山に登ろう3。【比叡山】

▼比叡山への登頂、その3回目。叡山電鉄、ケーブル、ロープウェイを経て、比叡山山頂に到着。

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▼ここからの景色は、山の西側では、京都市内、そして、はるか大阪が見えます。あべのハルカスもかすかに見えます。

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▼かたや、東側は滋賀県の大津市内が見えます。360度のパノラマの眺望はとても雄大です。大津プリンスホテルと近江大橋が望めます。

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▼ロープウェイの駅を過ぎると、「ガーデンミュージアム比叡」があります。1dayチケットでは、この施設への入園料が優待料金となり200円割かれます。このガーデンを通って延暦寺へのシャトルバスに乗ります。

▼まずは、ガーデンミュージアム比叡を散策。印象派画家の名画が陶板で庭園のあちらこちらに展示されています。その名画のイメージで庭園には花が植えられているようです。こちらは、カイユボットの「プティ・ジュンヌヴィリエールの庭の薔薇」が展示。

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▼花の庭では、ルノワールの「じょうろを持つ少女」の陶板が展示されていました。陶板の絵画が風景とマッチしてとてもきれいです。

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▼しばらく歩くと睡蓮の庭に行きつきました。ここでの風景は、なんだかどこかで見たような風景です。

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▼そうです。まさに、モネが描く睡蓮の池です。

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▼印象派の絵画に中に入り込んだような錯覚に陥ります。

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▼こちらは藤の丘です。藤棚と花々の彩の丘です。

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▼こちらは南フランスのプロヴァンス地方の明るい陽光とやわらかな土色をイメージした庭園です.。香りの庭と名付けられ、ラベンダーやサルビアなどの香りのかおる花が植えられています。

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▼ルノワールの「パラソルをさした女」と展望塔です。なぜかパラソルが用意されています。うしろの展望台は昭和30年代の昔に建設された展望塔ですが、村野藤吾という著名な建築家の手によるものだそうです。いまはなきそごう百貨店大阪店、名古屋の丸栄本店、京都のウェスティン都ホテルなどが有名です。

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▼雄大な京都、滋賀、大阪の景色と美しい庭園と名画の陶板を見て、気持ちもリラックスしたところで、今度はいよいよ世界文化遺産の比叡山延暦寺に向かうこととします。今日はこの辺で。チャオ。

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