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キハ85系が本当にJR東海では営業運転を終了しました。

▼2023年7月1日(土)より、JR東海ではキハ85系で運転していた特急列車を新型のHC85系に統一しました。

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特急「ひだ」@名古屋駅

▼それに伴い、6月24日(土)、25日(日)に「ありがとうキハ85系南紀」号の運転が名古屋・新宮間でありました。

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特急「南紀」@名古屋駅

▼「ありがとうキハ85系南紀」号は新宮方から、キロ85-0+キハ84-200+キハ84-300+キハ85-1209+キハ84-200+キロ85-0の特別編成の6両編成となっています。

▼また、7月8日(土)、9日(日)には「「さよならキハ85系」号の運転が名古屋・高山間でありました。

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000042712.pdf

▼「さよならキハ85系」号は、7月8日(土)の名古屋発の編成では、名古屋方から、キハ85-1209+キハ85-1100+キハ85-200+キハ84-300+キロ85-0と、7月9日(日)の名古屋発の編成では、名古屋方から、キハ85-0+キハ84-300+キハ85-200+キハ85-1100+キハ85-1100となっています。

▼7月9日(日)の高山発の編成では、7月8日(土)名古屋発の編成と7月9日(日)名古屋発の編成が連結されて、計10両編成という超大編成で、名古屋に帰ってきました。

▼このイベントをもって、JR東海ではすべてのキハ85系の運転はなくなりました。

▼これでキハ85系の姿がもう見られないかというと、まだ見られる路線があります。

▼それは、JR東海から京都丹後鉄道に譲渡されたキハ85系があるからです。

▼京都丹後鉄道の安全報告書2022によると、キハ85-3とキハ83-12が2023年3月7日に西舞鶴運転所に搬入され、キハ85-6とキハ85-7が3月35日に同運転所に搬入されました。

https://trains.willer.co.jp/safety/prevention/safety_report/pdf/2022.pdf

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西舞鶴運転所のキハ85系

▼同報告書によると、キハ85-3とキハ85-12は営業車両として使い、キハ85-6とキハ85-7は部品取り車として使うとのことです。

▼なお、譲渡を受けたキハ85系の型式は次のように変更となりました。
キハ85-12⇒KTR8501(営業車両)
キハ85-03⇒KTR8502(営業車両)
キハ85-06⇒KTR8503(部品取り車両)
キハ85-07⇒KTR8504(部品取り車両)

▼今後は、機関や変速機等の全般検査を行い、KTR使用に改修後、運用開始となるとのことです。

▼京都丹後鉄道でのキハ85系は2両編成での運用で、4両編成での運用はないようです。したがって、JR西日本への乗り入れはなく、KTR線区内での運用になるもようです。

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コメント

キハ85はエンジンが外国製なので、
メンテは国産以上に大変そうですね。
京都丹後鉄道できちんと保守できるかどうか
ちょっぴり気がかりです。

投稿: るーと | 2023年7月15日 (土) 10時07分

部品取りの1編成も確保したし、
いざとなれば、JR東海にサポートを
求めるのではないでしょうか?

投稿: kumoha313 | 2023年7月16日 (日) 09時44分

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