「きんてつ鉄道まつり2023~Spring~」は通常のイベントに戻ったのか。検証しました。
▼今回は、以前開催された「きんてつ鉄道まつり」と比べて、2023年春のまつりはどう変わったか、比べてみたいと思います。
▼コロナ禍以前の「鉄道まつり」、例えば2019年と比べると、五位堂会場と高安会場での開催であったものが、五位堂会場のみとなりました。
▼また、コロナ禍前は、土日の2日間の開催でしたが、今回は土曜日の1回のみでした。2022年秋のまつりは土日の2回開催であったので、今回は追加開催ということで1日のみになったようです。
▼2023年の五位堂会場では、①あなたも運転士!「出発進行!!」、②あなたも車掌!「扉よし!!」、
③橋づくり体験、④駅長になろう撮影会、
⑤40tクレーンの実演、⑥制御器の実演、⑦床下ピット探検隊、
⑧電車のブレーキをにぎってみよう、⑨あなたも整備士!、⑩車両機器の展示・実演、
⑪名阪特急「ひのとり」ミニ電車に乗ろう!、
⑫ロボットプログラミングでわくわく近未来鉄道、⑬ミニ ブル・ミケ号 出発進行!、⑭公式トレーディングカード「きんてつトレインズ!」プレイコーナー、⑮使って学ぼう!駅の新しい仲間たち!、⑯駅名ビンゴ大会、⑰バス車両展示、⑱きんてつ車両写真撮影会、
⑲近鉄吹奏楽部 ミュージック・メッセージャーズ演奏会、⑳ひのとりタクシーの展示、㉑信号機、踏切道、踏切押し釦操作体験、㉒電気作業車両の展示・模擬架線摩耗体験、㉓レールサイクル乗車体験、㉔鉄道模型走行会
が主なイベントです。
▼それに対して、2019年の五位堂会場では、電車と綱引き、Train Drive ATS 3 近鉄奈良線アプリ体験、阪神・近鉄相互直通運転開始10周年記念車両展示、保線きかいでUFOキャッチャー!、線路まっすぐ”つくつくぼうし”がありましたが、今回はありませんでした。
▼2023年の⑬ミニ ブル・ミケ号 出発進行!は高安会場で行っていたものです。⑪ミニ電車に乗ろう!では前回の「しまかぜ」から「ひのとり」に変更されています。⑮使って学ぼう!駅の新しい仲間たち!、⑳ひのとりタクシーの展示、㉓レールサイクル乗車体験は新たなイベントです。
▼高安会場で行われていたアーバンライナー運転台見学、洗車体験、近鉄特急22000系 ACE トラバーサー実演などは、五位堂会場ではありません。
▼前回同様、一部体験型イベントはインターネットによる抽選制になっています。
▼こうしてみてみると、コロナ禍前にほぼ戻ったイベントの実施となったようです。あとは、高安会場での実施が復活するかどうかが、気になるところです。
▼近鉄としては、電車に乗ってもらうイベントは大切な収益源ですので、鉄道まつりのようなイベントは大事にしたいのでしょう。新型コロナウイルスの感染状況との兼ね合いもあり、徐々にイベントは復活していこうというところでしょうか。
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