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2023年4月

「きんてつ鉄道まつり2023~Spring~」は通常のイベントに戻ったのか。検証しました。

▼今回は、以前開催された「きんてつ鉄道まつり」と比べて、2023年春のまつりはどう変わったか、比べてみたいと思います。

▼コロナ禍以前の「鉄道まつり」、例えば2019年と比べると、五位堂会場と高安会場での開催であったものが、五位堂会場のみとなりました。

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▼また、コロナ禍前は、土日の2日間の開催でしたが、今回は土曜日の1回のみでした。2022年秋のまつりは土日の2回開催であったので、今回は追加開催ということで1日のみになったようです。

▼2023年の五位堂会場では、①あなたも運転士!「出発進行!!」、②あなたも車掌!「扉よし!!」、

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あなたも車掌!「扉よし!!」に使用されるシリーズ21車両

③橋づくり体験、④駅長になろう撮影会、

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駅長になろう撮影会の21000系

⑤40tクレーンの実演、⑥制御器の実演、⑦床下ピット探検隊、

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床下ピット探検隊

⑧電車のブレーキをにぎってみよう、⑨あなたも整備士!、⑩車両機器の展示・実演、

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電動発電機、空気圧縮機の展示

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空調機の展示

⑪名阪特急「ひのとり」ミニ電車に乗ろう!、

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ミニ電車に乗ろう!のひのとり

⑫ロボットプログラミングでわくわく近未来鉄道、⑬ミニ ブル・ミケ号 出発進行!、⑭公式トレーディングカード「きんてつトレインズ!」プレイコーナー、⑮使って学ぼう!駅の新しい仲間たち!、⑯駅名ビンゴ大会、⑰バス車両展示、⑱きんてつ車両写真撮影会、

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車両写真撮影会(「楽」「あおぞらⅡ」「はかるくん」)

⑲近鉄吹奏楽部 ミュージック・メッセージャーズ演奏会、⑳ひのとりタクシーの展示、㉑信号機、踏切道、踏切押し釦操作体験、㉒電気作業車両の展示・模擬架線摩耗体験、㉓レールサイクル乗車体験、㉔鉄道模型走行会

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鉄道模型走行会

が主なイベントです。

▼それに対して、2019年の五位堂会場では、電車と綱引き、Train Drive ATS 3 近鉄奈良線アプリ体験、阪神・近鉄相互直通運転開始10周年記念車両展示、保線きかいでUFOキャッチャー!、線路まっすぐ”つくつくぼうし”がありましたが、今回はありませんでした。

▼2023年の⑬ミニ ブル・ミケ号 出発進行!は高安会場で行っていたものです。⑪ミニ電車に乗ろう!では前回の「しまかぜ」から「ひのとり」に変更されています。⑮使って学ぼう!駅の新しい仲間たち!、⑳ひのとりタクシーの展示、㉓レールサイクル乗車体験は新たなイベントです。

▼高安会場で行われていたアーバンライナー運転台見学、洗車体験、近鉄特急22000系 ACE トラバーサー実演などは、五位堂会場ではありません。

▼前回同様、一部体験型イベントはインターネットによる抽選制になっています。

▼こうしてみてみると、コロナ禍前にほぼ戻ったイベントの実施となったようです。あとは、高安会場での実施が復活するかどうかが、気になるところです。

▼近鉄としては、電車に乗ってもらうイベントは大切な収益源ですので、鉄道まつりのようなイベントは大事にしたいのでしょう。新型コロナウイルスの感染状況との兼ね合いもあり、徐々にイベントは復活していこうというところでしょうか。

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4年ぶりに「きんてつ鉄道まつり2023~Spring~」に行ってきました。

▼2023年4月22日(土)に、近鉄五位堂検修車庫で開催された「きんてつ鉄道まつり」に行ってきました。

▼コロナ禍で、2020年、2021年と開催が中止となり、2022年秋にネット予約で開催されました。しかし、応募多数で大多数の人が参加できず、今回は一部のイベントを除いて参加自由のかたちで再度の開催となりました。

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車両展示(楽、あおぞらⅡ、はかるくん)

▼早速、楽しみにしていた車両展示のコーナーへ。今回の車両展示は、団体専用列車「楽」同「あおぞらⅡ」、電気検測車「はかるくん」、特急車両の22600系「Ace」、同30000系「ビスタカー」でした。

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22600系と30000系

▼続いて、40トンクレーンの実演へ向かいました。今回吊り下げられる車両は1430系でした。いつ見ても迫力がありますね。

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▼検修車庫では、けいはんな線の7020系、南大阪線の6200系、奈良線・京都線の1230系、大阪線の2610系がみられました。

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けいはんな線7020系

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南大阪線の6200系

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奈良線・京都線の1230系

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大阪線の2610系

▼床下ピット探検隊のコーナー横には、事業用車のモト90形と21000系アーバンライナーが並んでいました。

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モト90形と21000系

▼今回は「電車と綱引き」のコーナーは無くなり、代わりに、「入替電車にお絵描きしよう」のコーナーがありました。小学生以下限定で、入替電車に子供たちが好きなように絵を描いていました。

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入替電車に絵を描く子供たち

▼次回は鉄道模型走行会など従来のコーナーが続いているのか、確認した様子をご紹介します。

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久しぶりにセントレアに行ってきた。お目当ては・・・

▼久しぶりにセントレア(中部国際空港)に出かけてみました。以前に出かけたのは、2015年1月なので、もう8年も経っています。

▼今回のお目当ては、展示されてもうだいぶ経ったボーイング787型機を見るためです。

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ボーイング787初号機

▼セントレアには、ボーイング787型機の初号機が展示される「フライト・オブ・ドリームズ」という複合商業施設が設置されています。そこを遅ればせながら訪ねてみました。

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ド迫力です。

▼2015年7月に初号機はボーイング社からセントレアに寄贈され、2017年4月に「フライト・オブ・ドリームズ」の起工式が行われ、同年12月に建物に機体が入りました。

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フライト・オブ・ドリームズの建物

▼787型機がセントレアに寄贈されたのは、この飛行機の機体の約35%が中部地域で製造されており、その部品がセントレアから大型貨物機「ドリームリフター」で米国のボーイング社の最終組み立て工場に輸送されており、セントレアが部品の一部保管を通して協力してきたからだそうです。

▼2018年10月に「フライト・オブ・ドリームズ」がオープンして、4年余り。多分、最初の1年余りは大盛況だったでしょうが、その後のコロナ禍で賑わいは消えてしまったことでしょう。

▼「フライト・オブ・ドリームズ」にはスターバックスといったカフェなどの飲食店も併設されており、イートインで、巨大な787号機を間近に見ながら飲食ができるのが魅力だったはずです。

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階段を上がってコックピットを見学できます。

▼さらに2021年12月にこの施設はリニューアルオープンしています。私は平日のお昼に訪れましたが、非常に空いていました。残念ながら飲食店も何店かは閉店したままです。

▼この施設の1階は「フライトパーク」として無料で航空や空港について学べる無料エリアがあります。「展示エリア」では映像やパネルで航空や空港が楽しく学べるようになっています。

▼787号機のコックピットも見学できるようになっており、最新の飛行機のコックピットを間近に見ることができます。

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787のコックピット

▼エンジンはロールスロイス製で、これも間近に見ることができます。近くで見るとなんと巨大なことか。

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ロールスロイス製のエンブレムが付いているエンジンナセル

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ゆうに人一人が立つことができそうなエンジン

▼「キッズエリア」では子供たちが遊具で遊びながら本物の飛行機を間近で感じるようになっています。

▼私は幸運にもほとんど誰にも邪魔されずに巨大な787号機を見学でき、撮影することができました。しかし、施設としてはコロナ禍を過ぎてどう施設の賑わいを取り戻していくかが課題かもしれません。

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