年初めの目玉展示はいろいろあります。SLの頭出し展示。【京都鉄道博物館】
▼1月2日に京都鉄道博物館に行ってきました。WEST EXPRESS 銀河の展示のほかに、もう一つ目玉があります。
▼蒸気機関車が動態保存されている扇形車庫において、新春SL頭出し展示が行われています。毎年の恒例になっているイベントです。
▼開催日は1月2日(月・祝)から1月9日(月・祝)で、扇形車庫の8から20番線SLが頭出しで展示されています。さらに、国旗が掲揚されて華やかな感じになっています。
▼その中で、お気に入りのSLをご紹介します。
▼まずは、お召列車をけん引したC51-239号機。戦前に東京鉄道管理局でお召指定機関車として運用され、晩年は新潟で活躍し、廃車時に新潟鉄道教習所で保存されました。新潟地震で被災したものの、なんとか無事でしたが、その後ほとんど放置状態だったものを、梅小路蒸気機関車館開設にあたり長野工場で整備されたものです。
▼D51-1号機。1936年3月川崎重工兵庫工場で製造され、その後各地を転々し、1972年9月動態保存機として現役のまま梅小路に転籍し、1986年5月に廃車(営業運転終了)となりました。
▼C62-2号機。1948年5月に日立製作所で作られ、1951年に防煙板にツバメのシルエットが取り付けられました。これで愛称が「スワローエンゼル」と呼ばれています。梅小路に来る前には、北海道の小樽築港機関区で、小樽築港・函館間の急行列車をけん引していました。
▼珍しいところでは、1等展望車であったマイテ49形が展示されていました。網干総合車両所宮原支所に動態保存されていましたが、2022年9月に鉄道開業150周年を記念して扇形車庫に展示されることとなりました。ヘッドマークが特急「つばめ」のものをつけています。
▼SLの頭出しは初めて見ました。日の丸の掲揚もあってお正月らしいイベントとなっていますね。このほかにも興味深い展示がありました。それはまた次回に。今日はこの辺で。
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コメント
個人的には、C62の2号機が、
特別感があって好みだったりします。
ここにはありませんが、
お召し機だったELのEF58 61とか。
(てっきり現存しないものとばかり思っていましたが、
昨秋から大宮で展示されているそうです(^^)。)
投稿: るーと | 2023年1月 3日 (火) 23時20分
C62-2号機はいいですね。
ツバメマークもあって
かっこいいSLです。
投稿: kumoha313 | 2023年1月 4日 (水) 18時23分