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2022年12月

来年春に「きんてつ鉄道まつり」が開催されます!

▼近畿日本鉄道は、この秋に3年ぶりに開催した「きんてつ鉄道まつり」を2023年春に再び開催すると、12月20日に発表しました。

https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/train_fes_spring2023.pdf

▼コロナ禍で、2年間開催が見送られた「きんてつ鉄道まつり」が2022年秋に五位堂会場と塩浜会場で開催されましたが、来年に限り再度「きんてつ鉄道まつり2023~Spring~」として、春に再度開催されることとなりました。

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2015年11月開催の展示車両

▼申し込み方法やイベントの詳細は未定ですが、今後改めて発表があるとのことです。

▼記者発表資料では、運転士体験「あなたも運転士!出発進行!!」や「床下ピット探検隊」などがイベントの例示として記載されています。

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床下ピット探検隊(2015)

▼来年春のまつりも、開催日・会場は4月22日(土)に五位堂会場と5月13日(土)に塩浜会場の2か所で、大阪地区で開催されていた高安会場での実施は今回もありません。

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40tクレーンでの車両移動(2015)

▼再度の開催となった理由ですが、たぶん、インターネットでの申し込みで参加人数も制限していたので、申し込みが多数あり、参加希望者が思ったより多かったので、こうした声を拾った結果だと思います。

▼それに、会場までの乗車数が増えるので鉄道部門の収益にも寄与すると思われますし。

▼You Tube でのオンラインのまつりは期待したほど面白くないし、やはり検修車庫などでの実物を見ての見学のほうが興味が持てます。

▼来春には、新型コロナウイルスの感染状況がどうなっているかわかりませんが、再びの開催は鉄道ファン、近鉄ファンにとっては朗報でしょう。

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大阪駅(うめきたエリア)開業に伴う運行体系等のついて(はるか、くろしおが大阪駅に停車)

▼2023年春の大阪駅(うめきたエリア)開業に伴う運行体系等について、12月9日にJR西日本が記者発表しました。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/221209_00_press_unkoutaikei.pdf

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▼大阪駅北地区のうめきたエリアの開発により、その西側を縦断している東海道線支線約1.7kmの移設・地下化することとなり、うめきたエリアに地下駅が設置されることになります。

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グランフロントから見るうめきたエリア

▼それに伴い、関西国際空港に向かう特急「はるか」、特急「くろしお」が大阪駅地下ホームに停車することとなります。

▼これにより、大阪駅から関西空港への所要時間が、関空・紀州路快速で1時間7分かかっていたのが、特急「はるか」で47分となり20分の短縮となります。

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281系「はるか」

▼また、大阪駅から和歌山への所要時間が、関空・紀州路快速で1時間30分かかっていたのが、特急「くろしお」で57分となり33分の短縮となります。

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287系「くろしお」

▼平日7~9時台に大阪駅に到着する特急列車の本数は、草津・京都方面からの6本から「はるか」5本を加えて11本に、関空・和歌山方面から大阪駅に到着する特急列車は「はるか」「くろしお」の8本となります。(「くろしお」は西九条を通過することとなります。)

▼さらに、おおさか東線の列車が新大阪から延伸して大阪駅地下ホームに乗り入れます。

▼これに伴い、おおさか東線経由で大阪駅に向かう場合、新大阪での乗換がなくなり、南吹田、JR淡路、城北公園通、JR野江からの利用で4分の短縮となります。

▼また、新大阪・奈良間で運転している「直通快速」が大阪駅(うめきたエリア)まで直通するとともに、207系・321系7両編成から、221系8両編成に変更されます。

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321系

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221系8両編成に

▼地下ホームの開業に伴い、様々な利便性が増えそうですが、地上の大阪駅と地下の大阪駅とは距離があり、現在の大阪駅の西口からうめきた地下口が連絡通路で結ばれることとなっており、場合によってはかなり歩く距離が出そうです。

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阪神電鉄が有料座席列車を運行へ【らくやんライナー】

▼阪神電鉄が期間限定で夜間有料臨時列車(らくやんライナー)を運行すると、12月1日発表しました。

https://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20221201-unyu-rakuyanraina.pdf

▼運行日は12月23日(金)、来年1月6日(金)、13日(金)、20日(金)の計4日間です。

▼運行区間は大阪梅田・青木間で、20時19分大阪梅田発、21時43分大阪梅田発の計2本が運転されます。

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一部クロスシートの9300系

▼乗車駅は大阪梅田と野田だけで、降車駅は尼崎、武庫川、甲子園、西宮、香櫨園、打出、芦屋、青木です。

▼乗車定員は、1列車あたり180席の定員制です。大阪梅田発で150席、野田発で30席を用意。座席指定ではなく、乗車整理券を発行し、空いている席へ自由に座ることができます。

▼利用方法としては、大阪梅田駅では1番線ホームで発車10分前から受付を開始。1号車(大阪方最後尾車両)から5号車の扉まで整理券を購入。野田駅では3番線で6号車(神戸方先頭車両)から乗車し、車内で整理券を購入。

▼乗車整理券は200円の均一料金で、別途乗車券あるいは定期券が必要となります。

▼運用される車両はまだわかりませんが、一部クロスシートがある9300系、8000系ではないかと推測されます。

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リニューアル後の8000系

▼JR西日本では、すでに新快速で一部車両を有料座席(Aシート)にした列車を運行しています。また、阪急も2024年をめどに有料座席列車の運行を計画しており、京阪神間で有料座席列車の運行が次々運行されることになります。

▼コロナ禍で、乗客も感染を用心して満員電車を敬遠するなかで、座席を確保できる列車はニーズがありそうだし、鉄道会社としても、乗客数の減少による収益減を有料座席により収益を確保することができるので、利用者にとっても、鉄道会社にとってもメリットはありそうです。

▼阪神電鉄では、臨時有料座席列車の運行中に利用者にアンケートを実施し、今後の施策の参考にするようです。さて、大阪梅田から青木間という短い区間でどのくらいの需要があるでしょうか。

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