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2021年7月

引退したのに、まだまだ、走ります。【12200系】

▼近鉄の汎用型特急車両である12200系は、今年2月で定期運用は終了していますが、4月に臨時特急として運転されました。さらに、第2弾の運行が発表されました。

https://www.kintetsu.co.jp/kanko/kanko_info/news_info/12200_info.pdf

210710_12200

▼運転日は、7月22日(木・祝)、23日(金・祝)、24日(土)、25日(日)です。そのうち、22日、23日、24日は名古屋から賢島間の運転で、3815列車は近鉄名古屋8:37発、賢島10:51着、3915列車は近鉄名古屋9:36発、賢島11:51着です。復路は賢島14:09発、近鉄名古屋16:32着です。

▼25日は、0357列車で、近鉄名古屋7:19発、大阪上本町9:48着です。今回は名古屋~賢島間がメインで、名阪間は1日の早朝1本のみとなっています。

Img_4068_20210710114701

▼そして、いよいよラストランが決まったようです。運転日は8月7日(土)で、大阪上本町~賢島、近鉄名古屋~賢島の往復4本で、ラストラン乗車ツアーとして開催されます。募集人員は各コース120人に限定、1人2席利用で窓際に乗車することとしています。

https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/rasutoransaigo.pdf

▼Aコースは、大阪上本町8:15発、賢島11:33着、Bコースは賢島16:42発、大阪上本町19:42着、Cコースは近鉄名古屋9:36発、賢島11:51着、Dコースは賢島16:08発、近鉄名古屋19:01着となっています。

▼車内放送で、車両担当社員による1200系の歴史、エピソード、車両概要などを解説があり、参加記念品として12200系のデザインが施されたグッズを用意しているそうです。

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▼臨時特急、ツアーとも売り切れは確実でしょう。近鉄では、車両の保存は考えていないようで、本当にこれでお別れです。

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近畿日本鉄道車両形式(車番)の秘密。

▼車両形式の振り方が難しく、例外が多いのが近畿日本鉄道です。今回はそれをみていきましょう。

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3122F(3220系)と3107F(3200系)の並び@大和西大寺駅

▼まず記号ですが、カタカナ1~2文字で車種と構造を表します。
《車種》
モ = 制御電動車(Mc)・電動車(M)
ク = 制御車(Tc)
サ = 付随車(T)
コ = ケーブルカー
《車両構造》
 記号なし = 客車
 ワ    = 荷物車その他事業用車
 ト    = 無蓋電動貨車

▼数字の万の位は次のとおりです。
 2以上 = 特急車・団体専用車(特殊)
 15  = 団体専用車
 1   = 特急車・団体専用車(一般)

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12200系@高安車庫

▼数字の千の位は次のとおりです。
 1、2 =大阪・名古屋線(奈良・京都線もあり)
 3   = 京都線(京都市営地下鉄直通用)
 5   = 標準軌急行用クロスシート車
 6   = 南大阪線
 7   = けいはんな線
 8、9 = 奈良・京都線(大阪・名古屋線もあり)

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5155F(5200系)@大阪上本町駅

▼数字の百の位は次のとおりです。
 ・000、200、400、600、800 = 系列番号(基本的)、電動車(M)
・系列番号+100   = 制御車・幹線用
・系列番号-100   = 制御車・支線用
・前系列番号+200  = 大規模な変更のあった新系列
・8          = 伊賀線
・6          = 養老線
・2          = 特殊狭軌線(内部・八王子線)

▼数字の十の位は次のとおりです。
 ・前系列番号+10 = 中規模な変更のあった新系列
 ・系列番号+50  = 増結用車両、1M方式の中間電動車、付随車
 ・××20     = シリーズ21
 ・××51     = シリーズ21(大阪線投入車)

▼数字の一の位は次のとおりです。
 ・0   = 系列番号・形式番号
 ・1   = 製造番号
 ・1~9 = 小規模な変更のあった新系列
 ・MM‘ユニットで製造された電動車は先頭車・中間車のペアでも連続して附番

▼冒頭の3220系と3200系の並びですが、3122は、千の位が3=京都線(京都市営地下鉄直通用)、百の位が1=制御車(Tc)、十の位が20=シリーズ21、一の位が2=製造番号ということになります。

▼3107は、千の位が3=京都線(京都市営地下鉄直通用)、百の位が1=制御車(Tc)、十の位が0=系列番号、一の位が7=製造番号ということになります。

▼これ基本的な車両形式に付与される数字ですが、あくまで原則的なもので、その後の変遷で車両改造や組成変更がなされたりしており、例外がたくさんあり、なかなか一筋縄ではいかないようです。

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鉄道車両形式(車番)の秘密。

▼鉄道各社の車両形式については、各社とも考え方がいろいろあり、様々な方式があり、なかなか興味深いものがあります。一番有名で、代表的なものが国鉄及びJRの車番でしょうか。もっとも、国鉄が民営化してJR各社になっているので、国鉄時代の車番からの変更は多々あります。

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JR奈良線の103系@京都駅

▼上のJR奈良線の103系の車番は次のとおりです。クハ103ー185。これはどういう意味でしょうか。

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▼蒸気機関車や電気機関車などは除いて、国鉄以降の新性能電車の主な車両形式についてみてみると次のとおりです。

「クモ」 → 制御電動車(Mc)
「モ」  → 電動車(M)
「ク」  → 制御車(Tc)
「サ」  → 付随車(T)
「ロ」  → グリーン車(s)
「ハ」  → 普通車
「ヤ」  → 職用車(z)
「エ」  → 救援車(h)
「ル」  → 配給車(a)

▼形式数字は百の位、十の位、一の位でそれぞれの意味を持ちます。まずは、百位についてみてみましょう。

《百位》
1 → 直流・抵抗制御
2 → 直流・電機子チョッパ制御、VVVFインバータ制御等
3 → 直流・アルミ合金製車両等
4 → 交直両用・抵抗制御、電機子チョッパ制御等
5 → 交直両用・特殊用途
6 → 交直両用・VVVFインバータ制御
7 → 交流・抵抗制御、電機子チョッパ制御、サイリスタ位相制御等
8 → 特殊用途

▼続いては、十位についてみてみましょう。十位についてはJR以降かなり各社で変動があります。

《十位》 ※主に国鉄時代
0     → 近距離用・通勤形
1     → 近距離用・近郊形
2     → 近距離用・近郊形
3     → 近距離用・設定なし
4     → 事業用・非旅客(荷物車・郵便車)用
5・6・7 → 遠距離用・急行形
8     → 遠距離用・特急形
9     → 試験車

▼最後に、一位についてみてみましょう。これについても、例外は多少あるようです。

《一位》
(電動車)
奇数 → MM‘ユニット方式・主制御装置搭載車(M)
奇数 → 1M方式
偶数 → MM‘ユニット方式(M’)
(制御車)
奇数 → どちら向きにも使用可(東海道線・東京方:奇数、神戸方:偶数)
奇数 → 付随車

▼北陸線の特急サンダーバードの683系の例は次のとおりです。クモハ683ー5510。

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特急サンダーバード@金沢駅

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ク=制御車、モ=電動車、ハ=普通車、6=交直両用・VVVFインバータ制御、8=遠距離用・特急形、3=MM’ユニット方式・主制御装置搭載車、5510=車両番号 ということになります。

▼ちなみに、前に紹介した103系の意味は次のとおりです。

ク=制御車、ハ=普通車、1=直流、0=近距離・通勤形、3=制御車、185=車両番号 ということになります。

▼国鉄民営化後のJR各社については割合理解は簡単です。しかし、難解な車番の付け方をしている鉄道会社もあります。次回はそれについてみていきましょう。

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