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名阪特急「アーバンライナー」で貨客混載事業を実施。

▼近鉄と福山通運は、3月29日に、名阪特急「アーバンライナー」を使用した貨客混載事業を、2021年夏頃を目途に実施することで合意したことを発表しました。

◎近鉄HP:https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/kakyakukonnsaiul.pdf

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▼今後、国土交通省に対し物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の認定申請を行う予定です。

◎国土交通省HP:https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000467.html

▼名阪市内間の輸送については、翌日以降に配送するサービスが主流であり、当日中に配送するにはトラック等をチャーターする方法が一般的でした。

▼今回の事業では、名阪市内間の当日配送が安価で可能となり、利用者の利便性が向上します。

▼主な顧客ターゲットとしては、名阪間の工業製品・部品、日用品や衣料品等を配送する事業所間を想定しています。

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▼鉄道を有効利用する運送サービスのため、新たな投資を必要とせず、トラック配送と代替することでCO2の排出量削減につながります。また、道路事情に左右されない安定した輸送ルートの確保やドライバー不足対策など、さまざまな効果が期待できます。

▼近鉄と福山通運は、連携を強化することにより、新たな収益源を確保するとともに、SDGSが目指す持続可能な社会の実現に一層貢献できるとしています。

▼近鉄としては、これまで車内販売で使っていた空スペースに荷物を置かせて運送代を稼ぐため、新たな投資は必要がありません。

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▼利用者は、安価でかつ当日配送が可能となり、サービス向上になります。

▼福山通運は、道路事情に依存しない安定した輸送ルートの確保、新たな投資を必要としない事業の開始、ドライバー不足の解消につながります。

▼これにより、ドライバー不足の解消、安定郵送で安価で当日配送による利便性向上、CO2排出量削減の環境対策につながり、SDGSの目指す持続可能な社会の実現にも貢献できるということで、一石三鳥、四鳥にもなります。

▼鉄道等による貨客混載事業は、2017年6月に京都丹後鉄道が沿線の農作物を輸送する事業をすでに開始しているほか、JR九州と佐川急便が2021年2月に事業化への実証実験を開始するなど、各地で事業が開始されつつあります。

◎令和元年度 モーダルシフト等推進事業認定案件:https://www.mlit.go.jp/common/001301883.pdf

▼コロナ禍にあって、経営が厳しい鉄道会社が、ドライバー不足で悩むトラック業界と協業することで、利用者の利便性向上と新たな収益源の確保を図る新たな試みが、今後どのように進展するのか興味深い事業ではあります。

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コメント

新幹線でも似たような話があったような…。
鉄道旅客輸送の大幅な減収を少しでも補おうと
各社とも知恵を絞っている様子がうかがえますね。

投稿: るーと | 2021年4月 3日 (土) 16時41分

コロナ禍にあっては、
減収減益の鉄道会社は
収益確保のために、
いろいろな施策を考えていますね。

投稿: kumoha313 | 2021年4月 3日 (土) 17時25分

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