特急の減便、運休追加、一時帰休。【JR西日本、近畿日本鉄道、JR東海】
▼新型コロナウイルスの第三波の襲来で、年明けから乗客数がふたたび減少傾向にあり、鉄道各社は厳しい経営環境に置かれています。
▼JR西日本では、北陸方面の特急「サンダーバード」、南紀方面の特急「くろしお」の減便などを発表しました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210115_00_untenkeikaku_minaoshi.pdf
▼サンダーバードでは、大阪から金沢方面行きが9本(1、7,17、21、27、31、35、39、47の各号)、金沢から大阪方面行きが9本(4、8、12、16、20、34、40,44,48の各号)が2月1日から当面の間運休となります。これにより、現行大阪・金沢間で1日あたり46本から28本に減らしての運行となります。
▼くろしおでは、新大阪から白浜方面行きが6本(5、9、15、19、23、31の各号)、白浜から新大阪方面行きが7本(8、12、14、18、28、30,34の各号)が2月1日から当面の間運休となります。
▼近畿日本鉄道では、1月23日から当分の間、土休日の特急列車の一部運休を追加すると発表しました。
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/unnkyuutuika.pdf
▼大阪難波・奈良間が2本、京都・奈良間が21本(8本はすでに運休)、京都・橿原神宮前間が18本、大阪阿部野橋・吉野間が38本(12本はすでに運休)の合計79本が運休となります。
▼JR東海では、業務量の減少により、1月25日から2月28日まで、1日あたり約400人の一時帰休を実施すると発表しました。
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040925.pdf
▼新型コロナウイルスの影響はなかなか終息せず、まだまだ鉄道会社の経営環境は厳しいものがあります。この先どうなることやら。速い終息を願わずにはおられません。
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コメント
JR西や近鉄は波動輸送の比率が大きいので
この状況はかなり厳しいものがあります。
JR東海は基本的に手堅いビジネス需要中心ですが、
頼みの東海道新幹線がこの出張自粛の状況では…。
投稿: るーと | 2021年1月24日 (日) 17時30分
観光にしても、ビジネスにしても
コロナの影響は世の中の
すべての局面で影響を与えています。
ポストコロナには、どうなるのでしょうか。
恐ろしいものがあるかもしれません。
投稿: kumoha313 | 2021年1月24日 (日) 23時38分