ブサカワのワンちゃん似の車内が公開に。【京都鉄道博物館・キハ81-3】
▼京都鉄道博物館のニュースリリースでは、12月の展示車両の車内公開は、キハ81-3だそうです。
https://railf.jp/event/2020/11/24/101000.html
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201117_00_hakubutsukan.pdf
▼京都鉄道博物館では、月替わりで、週末を中心に展示車両の車内を公開しています。12月はキハ81-3だそうです。
▼キハ81系は、1960年に登場した日本初の特急形気動車です。1961年に第4回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しています。基本的には電車形特急の151系を踏襲しています。運転台を持つキハ81形の形状は電車特急の151系と同様にボンネット型とはいうものの、その形状は151系よりずんぐりむっくりしています。「犬顔」とか「ブルドック」などと俗称で呼ばれることもありました。
▼キハ81形では、エンジンは床下に1基、枕木方向に対して横置きにサービス電源発電用エンジンがボンネット内に1基搭載されていました。さらにタブレット授受の観点から運転台は低く抑えられたため、ボンネットの形状は独特な形となりました。
▼関西では、1972年から紀勢本線で、特急「くろしお」として運転されましたが、1976年10月には紀勢本線の電化により、休車、1979年には型式消滅となってしまいました。
▼大阪弁天町にあった交通科学博物館では、屋根はありましたが、雨風にさらされて展示されていたので、塗装が剥げて悲惨な状態でした。
▼京都鉄道博物館に移設されてからは、完全に屋内に展示されたので、劣化の心配はなくなりました。
▼12月にはブサカワのキハ81形の車内が公開されるので、運転台にも上がれるのではないでしょうか。ボンネットが大きくて、何とも運転がしにくそうな感じですが、実際はどうだったのでしょうか。
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