20000系「楽」号からリニューアル「楽」号へ。【近鉄・団体専用列車】
▼近畿日本鉄道の団体専用列車20000系「楽」号がリニューアルされ、臨時列車として、9月19日(土)から27日(日)の間の土休日に運転されています。好評だということで、さらに、10月3日(土)4日(日)、24日(土)、25日(土)の4日間追加運転が決まりました。
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/rakuzoubinn.pdf
▼ちょうど4連休ということでもあり、さっそく大阪上本町駅に見に行ってきました。
▼「楽」はそもそも団体専用列車なので、個人ではイベント列車などのほかは乗車できません。しかし、リニューアルデビューはしたものの、団体ツアーはコロナ禍の影響でなかなか難しい中で、個人での乗車ができる臨時列車の運転となったようです。
▼車体のカラーリングは、「漆メタリック」ということですが、どことなく阪急マルーンを思い出させます。「楽」のロゴも新しくなりました。
▼近鉄の伝統であるビスタ・カーの名称はそのまま継承しています。
▼みどりの鹿子模様は名古屋を表現しているそうです。
▼黄檗色と天平の和柄は奈良を表現しているそうです。
▼各座席にはテーブルが備え付けられており、テーブルの上には照明スタンドもあります。
▼両先頭車両にはフリースペースの「楽 VISTA スポット」が設けられています。
▼階下室は靴を脱いでくつろげる天然木のフローリングのフリースペースが設けられています。
▼乗車率は空席が目立つように見えますが、コロナ禍の影響で3密を避けるため、本来の4両全体の定員164人に対して、70枚の販売数で、半分以下の定員にしているようです。
▼車内はリニューアルで刷新されましたが、1990年製造の車両なので、運転台はなかなかクラシックなままです。
▼いずれにせよ、コロナ禍が落ち着けば、また、人気が出そうな列車になりそうです。「しまかぜ」とは違った、列車旅を楽しめそうですね。
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コメント
プレス時の予想パースは微妙な感じでしたが、
出来上がりを写真で見ると結構よさげですね(^^)。
投稿: るーと | 2020年9月27日 (日) 10時05分
外装も内装もいい仕上がりです。
投稿: kumoha313 | 2020年9月28日 (月) 21時27分