近鉄新型名阪特急の更新計画はどうなるのか。置き換えられる12200系は少し延命か?【新型コロナウイルス感染症の影響】
▼新型コロナウイルス感染症拡大で、世界中が影響を受け、不要不急の外出が自粛されることとなり、観光などはできない状況にあります。近鉄では、この3月に新型名阪特急「ひのとり」をデビューさせましたが、時期が新型コロナウイルス感染症の拡大と重なり不運な出発となりました。
▼現在、「ひのとり」は、平日では、大阪難波発が8時、10時、13時、14時、16時、20時の6本、近鉄名古屋発が7時、11時、13時、17時、19時、20時の6本となっており、その他の零時発の名阪特急(甲特急)はアーバンライナーで運転されています。
▼いずれはすべての名阪特急(甲特急)が80000系に置き換わる予定です。2018年1月の近鉄のニュースリリースでは、6両8編成、8両3編成の合計72両を順次製造していくとしています。
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/meihanv.pdf
▼この計画に沿い、甲特急から置き換えられたアーバンライナーが乙特急あるいは阪伊特急に充当されることとなり、汎用型特急車両である122200系が引退する予定になっています。
▼それは、汎用型特急車のカラーリング更新計画から見てみると、広軌線区の12400系、12410系、12600系、30000系、22000系、22600系は、新カラーリングに変更される予定になっていますが、12200系は除外されていることからも明らかです。
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/toxtukyuutennbou.pdf
▼しかし、ここへきて、新型コロナウイルス感染症の影響で、観光は大打撃、ビジネス客も減少傾向にある中で、「ひのとり」の導入は遅れるのではないかと危惧されます。
▼そうすると、アーバンライナーがまだまだ、甲特急として運転され、汎用型特急車が置き換えられることも遅れる可能性もあるのではないでしょうか。新カラーリングから除外された12200系も引退は遅れるのでないでしょうか。
▼新型コロナウイルス感染症の影響で、在宅勤務にある中で、脳裏にこんな考えが浮かんできました。単なる妄想でしょうか。
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コメント
スナックカーは全車禁煙になったので、
ひのとり導入が多少遅れても
とりあえずは対応できそうですね。
投稿: るーと | 2020年5月16日 (土) 22時43分
全車禁煙にしたのなら、
まだまだ、営業車としてやっていけますね。
それなら、「ひのとり」の導入が
遅れても大丈夫ですね。
それまでは、スナックカーにまだ会えますね。
投稿: kumoha313 | 2020年5月17日 (日) 09時35分