やはり噂は本当だった。ダイヤ改正時に廃止に。【近鉄・鮮魚列車】
▼NHKの2月16日8時22分のWEBニュースによると、近鉄の鮮魚列車が3月のダイヤ改正で運行を終えることになるとのことです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200216/k10012287701000.html
▼近鉄の鮮魚列車は、伊勢地方の魚介類を扱う行商人が大阪へ魚介類を運ぶため、団体専用列車を仕立てて、魚の臭いで一般乗客の迷惑にならないようにするためにしたものです。1963年9月から運行を開始し、今年で56年余りになります。
▼現在の運行は、平日と土曜の朝に宇治山田から大阪上本町への1本と、夕方に大阪上本町から松阪まで運転されています。
▼Japan-railway.comによりますと、鮮魚列車の各停車駅では、2月には快速急行(10両編成)の最後部あるいは最前部の1両は鮮魚貸切車両なので、乗車できないとの告知がされているようです。
http://japan-railway.com/entry/2020/02/14/204522
▼この告知から、鮮魚列車がいよいよ廃止になるとの噂がたちましたが、やはり噂は本当だったですね。
▼NHKのニュースによると、最盛期は100人以上の行商人が利用していたが、車による運搬が増え、利用者が減っていることから、3月14日のダイヤ改正にあわせて、専用列車としての運行を終えることとなったそうです。
▼3月14日からは松阪発の快速急行の最後尾に専用車両を1両連結して対応することになります。この快速急行は8両編成から10両編成に増結にその1両を鮮魚専用車両にするとのことです。
▼日本で唯一あった行商専用列車はこれで姿を消すことになります。
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