いよいよ、2020年3月14日デビュー!【近鉄新型名阪特急ひのとり】
▼以前に発表があった近鉄の新型名阪特急の概要が明らかになりました。デビューは2020年3月14日。特急の名称は「ひのとり」になりました。大阪上本町駅コンコースに座席が展示してありましたので、早速見学していきました。
https://www.kintetsu.co.jp/senden/hinotori/
▼新型特急の名称が「ひのとり」とは少し唐突な感じがします。車両のカラーリングもこれまでのオレンジ基調からはガラッと変わります。
▼6両編成と8両編成の2種類はこれまでどおり。8両編成でいうと、大阪方からプレミアム車両(8号車)、レギュラー車両(7、6、5、4、3、2号車)、プレミアム車両(1号車)の編成となります。6両編成は、レギュラー車両が4両となります。
▼何より一番のウリは、プレミアム車両もレギュラー車両もシートが最大までリクライニングを可能とするバックシェルになりました。また、1号車と8号車(6両編成では1号車と6号車)はハイデッカー車両となります。「しまかぜ」と同様の編成です。
▼プレミアム車両の座席は、本革を使用、電動リクライニング、、伸縮式電動レッグレスト、高さ・角度調整機能付きヘッドレスト、全席にコンセントを設置しています。
▼レギュラー車両の座席は、高さ調整機能付き足置き、全席にコンセントを設置しています。
▼そのほか、カフェスポット、ベンチスペース、ロッカー、喫煙室、多目的トイレが設置されます。車内の液晶デスプレイは多言語で表示されます。無線LANによるインターネット接続サービスを無料で利用できます。
▼3月からの運行ダイヤは、平日の大阪難波発が8時、10時、13時、14時、16時、20時の6本。休日の大阪難波発が8時、9時、11時、15時、16時20分、19時の6本の運転となります。
▼気になる料金ですが、運賃、特急料金のほかに、プレミアム車両もレギュラー車両も、ひのとり特別車両料金が必要となります。大阪難波から近鉄名古屋まででプレミアム車両を利用すると、900円が別途必要となります。レギュラー車両でも200円が別途必要となります。
▼この新型特急の導入の結果は、いままでのアーバンライナープラス、アーバンライナーネクストがいずれは交替することになるということです。新型特急車両の導入により、余剰となったアーバンライナープラス、アーバンライナーネクストは、汎用型特急の12200系などと入れ替わることとなるでしょう。
▼最後に近鉄のホームページにある動画を埋め込んでおきます。なにはともあれ、これから来年春が楽しみです。
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コメント
PR動画を見ていてふと気がついたのですが、
ひのとりは前面に非常用貫通扉がないので、
阪神線を走ることはなさそうですね。
投稿: るーと | 2019年9月 3日 (火) 22時40分
るーとさん。
そういわれてみれば、
貫通ドアがありませんね。
阪神直通はこれまでも汎用型特急が
運用されているので、今後もないのでは。
投稿: kumoha313 | 2019年9月 4日 (水) 03時33分