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2019年6月

「ダルマ」がいよいよ引退。【京浜急行800形】

▼京浜急行の800形の引退を記念して特別貸切列車「ありがとう800形」が6月16日に運転されました。

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リバイバル塗装の800形

▼800形は1978年から1986年にかけて製造された普通列車用車両で、ラッシュ時の優等列車のスピードアップを図るため、普通列車の加速減速の能力を高め、4ドアによる乗降時間の短縮も図りました。制御方式は界磁チョッパ制御方式を採用し、制動は回生ブレーキを採用しました。

▼前照灯一灯式、片開きドアの車両で、京浜急行らしい伝統を引き継いだ車両でありました。外観では、先頭車両は非貫通式の運転台で、その見た目が「ダルマ」のようなので、それがニックネームとなりました。

▼登場当時は、側面の窓周りに白色を、あとはバーミリオンに塗り分けるカラーリングを行っていましたが、2000形の登場以来優等列車との区別をするため、旧1000形と同様に白色の帯を付けたカラーリングに変更となりました。

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白帯の800形

▼車体は普通鋼製であるものの、右手操作式ワンハンドルのマスコンが新しく、マスコンは2000形にも採用された新しいものでありました。

▼最近の安全対策の一環としてホームドアが次々に導入されていく中で、4ドア車は3ドアの他の車両と互換性がなく、新型車両の導入もあって引退となったものです。

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▼最後に動画をご紹介して、今日はこの辺でおしまい。

 

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インバウンドのおかげです。【特急はるか新型車両投入】

▼6月21日のJR西日本のニュースリリースによると、主に京都・関西空港間で運転されている特急「はるか」に新型車両が投入されることになりました。

JR西日本のニュースリリース:https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/06/page_14402.html

▼現在は281系で運転されていますが、2020年春ごろをめどに、新型の271系を投入するということです。3両編成×6本、計18両が投入予定ですが、これは既存6両編成と併結する車両として増備ということでしょう。

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▼新型車両は、オフセット衝突対策、衝撃吸収構造の採用、EB-N装置(運転士異常時列車停止装置)の採用、運転台計器類の二重系化などの安全性・安定性向上対策がとられることになります。

▼また、全座席にモバイル用コンセントを設置、車内ディスプレイによる停車駅・運行情報などの多言語化、客室内への大型荷物スペースの設置、防犯カメラの設置などの車内設備も充実が図られます。

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▼車両デザインは、現在の281系を踏襲。カラーリングも同様のようです。先頭車両の形状は、287系とよく似た感じのようです。

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▼特急「はるか」は一時は関空の閑古鳥状態の中で、臨時列車化していましたが、いまや、インバウンドの乗客の増加で息を吹き返し、車両の増備に至ることになりました。いやはや、隔世の感がありますね。今日はこの辺で。

 

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南海本線の一般車両インプレッション。

▼最近南海に乗る機会が増えたので、この機会に南海の現在運用されている一般車両のインプレッションをしてみたいと思います。筆者の独断と偏見で書いていますので、その点ご理解をいただきたい。

▼私の好みとしては、1000系が一番乗り心地がいいと思います。車端部にはクロスシートも備わっており、中距離の乗車にも適応しています。

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▼1000系の登場は1992年で、関西国際空港の開港を控えて、本線、高野線の両線での運用が可能な車両です。製造は旧東急車輛製造です。

▼車体はステンレス製ですが、前頭部はFRP製となっており、額の部分が後ろに後退する形状となっています。

▼この1000系で初めて現在のカラーリングのブルーとオレンジのカラーが採用されました。ステンレス車体ですが塗装の下地はグレーに塗られています。

▼台車は住友金属工業製のボルスタレス台車ですが、新型の8000系や8300系の台車と比べて、レールからの振動がダイレクトに伝わることはなく、滑らかな伝わり方をしていて、乗り心地はいいです。制御装置はVVVFインバータ方式です。

▼続いてご紹介するのは、7100系です。南海本線では一番古手の車両です。7000系のマイナーチェンジ車両として登場。7000系とは異なりドアは両開きとなり、より通勤時の利便性を図っています。

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▼この車両は高野線の6300系と同様、南海らしい車両ともいえるものです。車体は普通鋼製で、近畿車輛製と旧東急車輛製造製の2社の製造となっています。制御装置は超多段式バーニア抵抗制御方式を採用しています。

▼1969年から1973年にわたり導入されたので、もう50年の経過するため、今後は8300系などの導入により姿を消す日は来るかもしれません。乗り心地はやはり古い車両のため、動き始めに連結器の動きが直接伝わり、あまり気持ちのいいものではありません。この連結器の動きは旧国鉄の103系にも同じようにあり、南海の他の車両では9000系も同様の伝わり方がして、乗り心地が悪いものです。

▼新型の8000系は2007年に初登場しました。車体はJR東日本E231系の形を踏襲したステンレス車体で、旧東急車輛製造と総合車両製作所製となっています。車体は1000系とは異なり塗装はされず、そのままになっています。オレンジとブルーの帯のみ塗装となっています。

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▼車内はロングシートのみですが、車いすのスペースや、乗降ドア周辺では混雑を防ぐためのスペースがあり、その分座席数は減っています。座席の仕切りには大型のFRPが付けられ、立っている乗客と接触することがないようになっています。

▼台車は住友金属工業(現在の新日鐵住金)製のモノリンク式ボルスタレス台車です。この台車はレールの継ぎ目の振動がかなり直接的に伝わってくるため、乗り心地は悪く感じます。動き出す際の連結器の動きはさすがに軽減されて、この振動はありません。制御装置は、VVVFインバータ方式です。

▼変わり種としては、元々泉北高速鉄道(大阪府都市開発)の3000系の車両が南海本線へ転籍した車両があります。2012年のダイヤ改正で余剰となったが南海本線へ転用されました。泉北高速の前頭部の貫通扉のブルー塗装から、南海のカラーリングであるオレンジとブルーのカラーリングへと変更されました。乗降ドアの開閉時に大きなエアー音が出るのが特徴です。

▼写真の車両は中間車両を改造して運転台を取り付けた魔改造車両で、前照灯が尾灯と一体型となった大きなものとなっています。制御装置は電動カム軸式抵抗制御方式です。

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▼最後は9000系です。この車両は南海本線初のオールステンレス製車体で旧東急車両製造で作られました。1985年から1988年にかけてつくられたもので、もうすでに30年以上も経過しています。台車は住友金属工業製のダイレクトマウント空気ばね台車を履いています。その点では乗り心地はいいのですが、7100系同様、連結器の初動時の動きが直接伝わってくるので、その点は乗り心地が悪くなっています。制御装置はバーニア抵抗制御と界磁チョッパ制御方式です。

▼この9000系は2018年からリニューアル工事が行われ、1編成は「マイトレイン」という名称で、南海社員と和歌山大学空間デザイン研究室とのコラボで、オレンジ色を基調としたブランドイメージの向上を図る外装、内装の改善を行っています。この車両には乗車したことがありますが、残念ながら写真はまだ撮っていません。

▼以上、南海本線の一般車両についてのインプレッションをしてみました。最後に、動画をご紹介しましょう。今日はこの辺で。

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屋外に出てみると、また格別にいいですよ。京都鉄道博物館再訪2

▼鉄道博物館の本館を見て、屋外に出ました。ここは言わずも知れた「梅小路蒸気機関車庫」です。もともと、この鉄道博物館のコア部分はこの梅小路蒸気機関車庫にあります。

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▼ターンテーブル(転車台)近くには、C62形2号機蒸気機関車とDE18形1118号機ディーゼル機関車が留置されていました。珍しい並びではあります。

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▼蒸気機関車庫には、これまでの日本のあらゆる型式の蒸気機関車が展示されています。

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▼型式の1号機が多く展示されており、歴史的価値が高いものとなっています。企画展示は、新天皇の即位を記念して、お召し列車と貴賓室の特別展示が行われています。車庫でもC51形39号機のお召し列車仕様の蒸気機関車が展示されています。ナンバープレートは赤字に金文字、先頭には菊の御紋が取り付けられています。

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▼SLスチーム号は今回はC62形2号機。デフ(除煙板)にはかつて特急「つばめ」を牽引していたので、ツバメのエンブレムが埋め込まれています。いつ見ても、かっこいいです。

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▼旅客列車、特に特急列車などを引っ張るため、大型で馬力のある蒸気機関車です。トロッコ列車を引っ張るだけでは、もったいないです。

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▼本館の屋上にあがっていくと、眺めのいいスカイテラスというデッキがあり、そこからは東海道新幹線、JR京都線、貨物列車などが見られます。東寺の五重塔も線路の向こうに見え、京都らしい風景となっています。

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特急「サンダーバード」と東寺五重塔

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新幹線と東寺五重塔

▼デッキからトワイライトプラザに降りて来ました。ここはトワイライトエクスプレスを牽引したEF81形103号機やEF58形150号機などが展示されています。この電気機関車の並びはいいですね。

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EF81形103号機

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EF58形150号機

▼今回の訪問で、欠乏していた鉄分を十分補充することができました。最後に動画をご紹介します。今日はこの辺で。



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京都鉄道博物館再訪。

▼新駅「梅小路京都西駅」を訪れたついでに3年ぶりに近くの京都鉄道博物館を再訪しました。

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▼プロムナードの車両群を見ながら、本館へ。ここでは過去に主にJR西日本で活躍した特急や新幹線車両を中心に展示がされています。特に、500系新幹線や、クハ489形1号機、クハネ581形などはほんとに目の前で触れられる展示方法なので迫力があります。

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500系521形1号車

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クハネ581形35号機、クハ489形1号車

▼EF52形1号機は国産初の著樹竜電気機関車。

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▼EF66形35号機やDD51形ディーゼル機関車。この機関車の車体下部に潜り込んで台車やモーターの様子を見ることができます。

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EF66形電気機関車、ヘッドマークは特急「さくら」

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DD51型機、ヘッドマークは「出雲」

▼国鉄初のディーゼル特急キハ81形3号車は愛嬌のあるボンネット型車両です。導入初期には、エンジンの馬力不足と不具合で悩まされた車両です。

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▼引込線には、トワイライトエクスプレスの車両が展示されています。

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カニ24形12号車

▼トワイライトエクスプレスエンブレムが誇らしげです。

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オハ25形551号車

▼軽量化した急行用客車オハ46形も展示されています。

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▼何回見ても飽きない展示車両。楽しいですね。次回は梅小路蒸気機関車庫の方もご紹介したいと思います。今日はこの辺で。

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遅ればせながら、新駅探訪と京都鉄道博物館再訪。【梅小路京都西駅】

▼今年3月のダイヤ改正に併せて開業したJR西日本の新駅「梅小路京都西駅」に行ってきました。この駅は嵯峨野線の京都駅と丹波口駅の間に設置された駅で、京都鉄道博物館や京都水族館などが近くにあり、京都駅からのアクセスが便利になりました。

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▼新駅の場所は次のようなところになります。

▼これまで京都鉄道博物館へは、京都駅からバスや徒歩で行くしかなく、結構時間がかかりました。この新駅の誕生でかなり便利になったことは間違いありません。新しい駅だけあって、ホームドアも完備されています。

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▼今回訪れたのは連休も終わった5月も月末ということもあって、駅周辺は混雑していませんでした。せっかくですので、京都鉄道博物館に寄って行きたいと思います。

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▼株主優待割引券を知人からいただいたので、これを使って入場。通常1200円のところが半額の600円で入ることができます。自動販売機にはちゃんと株主優待券での購入ボタンが設定されています。

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▼久しぶりの鉄道博物館です。主な展示物に大きな変更はありません。入口を入ってまず目に入るのは、クハ86形や0系21形新幹線、C62形蒸気機関車です。

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▼クハ103形やDD54形ディーゼル機関車も変わらず展示されています。

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▼プロムナードの展示車両を見ながら、早速本館に入ります。本館で最初に目に入るのが、230形蒸気機関車です。国産初の量産型SLで重要文化財にな指定されています。

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▼次回は、本館の主な展示車両を再度見ていきたいと思います。今日はこの辺で。

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