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東急7700系の養老鉄道への移籍。【養老線】

▼8月21日に養老鉄道活性化協議会から、養老線の車両更新について記者発表がありました。平成30年度から31年度にかけて、現在の5編成の車両を廃車して、新たに東急7700系の車両を導入するというものです。

▼現在養老鉄道で運用されている車両は、元近畿日本鉄道の南大阪線や名古屋線で使用されていた車両で、昭和41年から45年に製造された古い車両です。元近鉄車両らしく、マルーン一色やラビットカー色のカラーリングで楽しませてくれましたが、老朽化により今回の更新となったようです。

▼導入される車両は、東急電鉄の7700系で、昭和38年から41年製造の古参車両ではありますが、昭和62年から平成3年に車体以外の台車、電装品、内装は総取替が行われており、今後30年程度は利用が可能とのことです。さすが、ステンレス車体では傷みが少ないようです。

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▼平成30年度に3両編成2本、平成31年度に3両編成1本、2両編成3本の計15両が購入されるとのことですが、すべて東急池上線で運行されている7700系車両です。養老線ではこの更新により31両中約半数が更新されることとなります。

▼15両の搬送納入は東急線内からJR線を経て近鉄塩浜検修車庫に輸送される予定で、順番に改造が施され、改造待ちの車両は西大垣駅に留置されるとのことです。詳細の情報提供は、撮り鉄にはありがたいことですね。

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▼改造はワンマン運転に備えて、運賃箱、運賃表示板の設置が行われるほか、車いすスペースの設置や、3両編成車両では中間車に8席のクロスシートも設置されるそうです。

▼気になる外観のデザインですが、前面、側面とも赤帯、緑帯の車両と、前面が赤歌舞伎、緑歌舞伎の車両が計画されており、ほぼ東急のカラーリングを踏襲するので、これまた鉄道ファンには話題になることでしょう。

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▼平成30年度改造の6両は2019年2月から3月にかけて運行開始が予定されており、記念事業の開催や廃車車両のお別れイベントも計画されています。

▼養老鉄道は三重県桑名市から岐阜県揖斐川町までを結ぶ27駅57.5キロの路線で、元々は近畿日本鉄道が運営していましたが、モータリゼーションの進展、少子化・高齢化などによる経営状況の悪化により、2007年10月に近鉄の子会社の養老鉄道(第2種鉄道事業者)に運営が移管され、近鉄は第3種鉄道事業者として施設の保有は継続していました。

▼さらに、2018年1月からは、近鉄に代わって関係自治体が出資する養老線管理機構が第3種鉄道事業者となる体制に変更されました。厳しい経営状況の中で、近鉄はできるだけ身軽になるよう運営形態の変更がなされました。

▼そういう厳しい経営環境の中で、車両の更新も近鉄からではなく、東急からの移譲という形となり、少しでも話題になるように努めているようです。伊賀鉄道でも、同様に東急の1000系が移譲されて話題になっています。

▼さて、今回の車両更新は明るい話題ではありますが、厳しい経営環境が少しは改善されるのでしょうか。今日はこの辺で。

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コメント

東急や京王の車両はサイズも手頃で、
使い勝手がよさそうですね。

投稿: るーと | 2018年8月26日 (日) 23時31分

るーとさん。

しかし、ステンレス車両は
すごいですね。
製造された50年あまり。
さらに30年は使えるなんて。
さびない車両は長持ちですね。

投稿: kumoha313 | 2018年8月27日 (月) 23時12分

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