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2018年7月

門司港レトロにあの駅舎が帰ってきます。【JR九州門司港駅】

▼長らく耐震補強工事など保存修理工事を行ってきたJR九州の門司港駅舎が2019年3月にグランドオープンすることが、JR九州のホームページで7月25日発表されました。

2019年3月門司港駅グランドオープン

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2012年1月1日@門司港駅

▼駅舎は1914年に建設され、1988年に鉄道駅として初めて重要文化財に指定されました。ネオルネッサンス様式と呼ばれる左右対称の外観を持つ駅舎は、今回の復元で、外壁は石貼り風にモルタルを塗り、屋根には天然の石盤を葺き、途中の時代で失われてしまった屋根周りの飾りを復原します。また、1929年に設置された正面の車寄せの庇は取り除くこととなりました。

▼駅舎のシンボルである大時計は、九州初の電気時計という歴史的価値を尊重して今回新調されることとなりました。

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レトロな雰囲気のあるホーム

▼今回の復原では、1階旧三等待合室の内観を建設当初のイメージに復原。淡い黄色に塗装した腰璧と天井、壁は白い漆喰壁としました。2階食堂も内観を建設当初のイメージを復原し、こげ茶色のワニス塗装を施した腰璧と天井、シャンデリアを復原しました。グランドオープン後はレストランとして活用予定とのことです。

▼2階のレストランは「みかど食堂 by NARISAWA」という名称となり、大正時代に営業していた洋食食堂「みかど食堂」を再興するという想いを込めたそうです。「みかど食堂」当時山陽鉄道の急行列車内で食堂車を運営していたみかど株式会社が全国の主要駅に設けた駅構内の高級洋食店だったそうです。関門トンネルの開通で客足が遠のき、1981年に閉店となりました。

▼今回、JR九州のスイート・トレイン「或る列車」でスイーツコスを演出している成澤由浩氏がレストランを監修することになりました。成澤氏は東京南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナーシェフで、革新的里山料理というジャンルを確立したシェフです。

▼そのほか、スターバックス・コーヒーも1階に出店予定です。

▼駅周辺は、門司港レトロとして、観光スポットとして賑わっており、駅舎のリニューアルでますます注目されるスポットになりそうです。

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三重県最北端の駅は鉄道博物館。(2)【三岐鉄道・西藤原駅】

▼三岐鉄道の終点、西藤原駅は三重県の最北端にある駅です。駅前はこれといったものはなく、静かな住宅街の中にあります。

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ED22形電気機関車

▼西藤原駅は三重県いなべ市藤原町にあり、駅の開業は1931年(昭和6年)12月です。駅舎は蒸気機関車を2両連ねたような形をしています。

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SLの形をした西藤原駅舎

▼2001年4月に大阪セメント伊吹工場で保存されていた蒸気機関車102号が、三岐鉄道開業70周年を記念して、47年ぶりに戻ってきました。

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E101型蒸気機関車E102号機

▼さらに2001年7月にはウィステリア鉄道という、ボランティアによるミニ蒸気機関車とミニ新幹線の運行を開始しましたが、2015年3月に老朽化により終了となっています。現在は、2017年1月から桑名工業高校の有志によって桑工ゆめ鉄道として復活して不定期ですが、ミニ鉄道車両の運行が行われています。

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駅前公園から臨む西藤原駅

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ミニSL、ミニ新幹線の運行時の注意書き

▼2016年7月には三岐鉄道開業85周年を記念して、同じ鉄道公園内に2014年まで児童公園で保存されていたED222号機がお色直しを施されて移設されました。

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ED22形電気機関車

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▼この電気機関車は1925年に米国で製造され、信濃鉄道(現在のJR大糸線)や国鉄で運転され、1956年に三岐鉄道に移り、1984年に引退し保存されていました。そのほかディーゼル機関車のDB25号機も展示されています。

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▼三重県、岐阜県の県境にはこのほか、北勢線や養老鉄道などまだまだ面白うそうなローカル鉄道があるので、また機会を見つけて訪れてみたいと思います。今日はこの辺で。


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三重県最北端の駅はセメント山の麓にあります。【三岐鉄道・西藤原駅】

▼大雨が止んだら、こんどは猛暑で大変な夏となりました。さらにその前の地震の発災もあり、仕事も立て込んでなかなかブログを更新する暇がありませんでした。

▼久しぶりにプチツアーに出かけました。今回は琵琶湖から山越えして、三重県まで遠征。紅葉で有名な永源寺が沿線にある国道421号で県境を抜けて、三岐鉄道の終点、西藤原駅に行ってみました。

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西藤原駅の営業車と保存電気機関車の並び

▼三岐鉄道は、名前のとおり三重県と岐阜県を結ぶことから由来している鉄道で、セメント輸送がメインの鉄道会社です。2003年には近畿日本鉄道から北勢線を譲受しています。三岐線は近鉄富田から西藤原までの26.5キロあり、旅客用の電車は元西武鉄道の車両が譲渡されています。

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元西武鉄道の101系

▼セメント輸送がメインなので電気機関車や貨車も多数保有しており、普通のローカル鉄道とはちょっと違っています。電気機関車は元東武鉄道の機関車を譲り受けており、西武と東武の元車両が混在する面白い鉄道です。

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東藤原駅に停車中の貨物列車

▼藤原岳の東側はセメント採掘のため、山肌が削られ段々畑のようになっています。青々とした山々の中で異様な佇まいをみせています。

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▼次回は西藤原駅について、詳しくレポートしてみたいと思います。今日はこの辺で。

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