鉄道ぶらり旅、奈良佐保川桜堤を歩く、JR関西本線は花に包まれて。
▼この週末は春爛漫でした。新年度が始まりましたが、明日職場に出勤する前に、花は散りそうです。咲く桜の花を惜しんで鉄道を絡めてのぶらり鉄道旅をしました。
▼昨年に引き続き、奈良の佐保川界隈を歩いてみました。今回は近鉄奈良駅から北に歩いて、敷地の南側をたどり、再び北に向かうと、奈良女子大の正門に行きつきました。
▼奈良女子大学は、1908年に奈良女子高等師範学校を前身とする女子大学です。東の御茶ノ水、西の奈良女といわれる歴史ある名門女子大学です。正門からは、重要文化財である旧本館の記念館が見えます。旧本館は大学本部と講堂として使われてきましたが、今は記念館として保存されています。
▼奈良女子大学の敷地北側を西に歩くと、佐保川沿いに道があり、しばらくして、大仏鉄道記念公園に行きつきました。
▼大仏鉄道は1898年に加茂駅と大仏駅、さらに奈良駅までを結ぶ鉄道で、勾配がきつくトンネル、橋梁が多く、当時の機関車では運転が困難であったので、僅か9年で廃線となりました。その大仏鉄道を記念した公園には機関車の動輪がモニュメントして設置されています。
▼ここから佐保川の堤沿いに桜が植えてあり素晴らしい風景となっています。まさに春爛漫。
▼満開の桜の佐保川堤をしばらく歩いて西に歩いて行くと、JR関西本線の踏切に出ます。ここでは、堤は関西本線を超えるため踏切を渡ります。関西本線は佐保川を越えるため鉄橋があります。桜の花と鉄橋と列車という絶景を撮影するため、多くの鉄道ファンが河原に三脚を据えて列車の通過を待ち構えています。
▼筆者も列車の通過を待ち、221系と桜を撮りました。動画も撮ってみました。動画はまた、後ほどYou Tubeにてアップする予定です。kumoha313
▼佐保川の桜は、まだまだ続きます。今度は佐保川にかかる橋から桜と若草山を撮ってみました。
▼今回の旅の界隈の地図は次のとおりです。
▼近鉄の新大宮駅の北側を過ぎると、川は西から南に向きを変え、奈良市役所の東側に達します。筆者はこのあたりまで歩いてみました。まさに桜、さくら、サクラの満開風景がづずっと続き、大満足の花見となりました。
▼暗くなると、夜桜を楽しめるように燈花会が開催されています。ろうそくの灯に照らされたさくらもオツなものです。
▼この週末は素晴らしい花見の旅となりました。今年の桜の開花は短いようなので、満開の時期に花見はできてよかったです。今日はこの辺で。
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コメント
大阪はこの週末は散り初め?という感じでしたが。
奈良は満開でよかったですね。
投稿: るーと | 2018年4月 1日 (日) 23時04分
るーとさん。
まさに、花の命は短いです。
満開の時期に撮影できてよかったです!
投稿: kumoha313 | 2018年4月 2日 (月) 20時55分