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2017年6月

「瑞風」に続く新しい観光列車の導入。【JR西日本】

▼JR西日本の6月定例社長会見で、新たな長距離列車の導入が発表されました。

JR西日本定例社長会見

▼先日、トワイライトエクスプレス「瑞風」が営業運転を開始しましたが、この列車はなかなか普通に乗車することはむずかしいです。それに対して、今回の長距離列車は価格的にも安くて手ごろな旅を提供してくれそうです。

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営業を終了した「トワイライトエクスプレス」

▼列車のコンセプトとしては、「多様性」「カジュアル」「くつろぎ」を考えています。「多様性」としては、多様な旅のスタイルを提供するための複数の種類の座席を提供し、時季によって複数の区間を運行する予定。

▼「カジュアル」としては、リーズナブルな価格設定にして気軽なテツ旅を楽しめるようにします。「くつろぎ」としては、車内でゆったりできるよう快適性の高い設備と歓談や食事が自由にできるフリースペースを用意する予定です。

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近鉄の観光特急「しまかぜ」

▼訪日観光の外国人をもターゲットとして、2020年の東京オリンピック前までには運行できるように準備を進めていくそうで、運行区間は、京阪神と山陰方面、京阪神と山陽方面を結ぶことを考えています。始発駅や途中駅で、その土地の名産品を買うことができるようにするようです。

▼車内設備としては、グリーン車(個室、1-2シート)と普通車(コンパートメント、フルフラットシート、2-2シート)とフリースペースをもつ車両を連結します。編成イメージとしては、グリーン車+普通車+普通車+フリースペース車+フルフラットシート車+グリーン車といったイメージだそうです。多様な座席の設定は近鉄の「伊勢志摩ライナー」に似ています。

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近鉄「伊勢志摩ライナー」

▼この列車のデザインは株式会社イチバンセンというデザイン事務所で、2014年に設立され、これまで「えちごトキめき鉄道」のリゾート列車「雪月花」の設計や、「土佐くろしお鉄道」中村駅のリノベーションを手掛けた実績を持ちます。

▼社長の記者会見では、この列車のネタ車には117系がなり、大阪・出雲市間で約7千円から2万3千円程度を想定しているそうです。新造ではなくて改造なので、近鉄の「青の交響曲(シンフォニー)」と同様の考え方のようです。

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ネタ車の117系@京都駅

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改造車両で成功した「青の交響曲(シンフォニー)」

▼「瑞風」のように富裕層をターゲットにする列車以外に、もっとカジュアルに乗れる列車の開発に乗り出したJR西日本。JR九州や他の鉄道会社が試む観光列車へも本格的に進出するようですが、さて、近鉄やJR九州のように成功するでしょうか。

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ヘッドライト以外に点灯するもので列車種別が一目でわかります。【近鉄】

▼久しぶりに近鉄の撮影に行ってみました。場所は近鉄奈良線八戸ノ里駅。ここは、待避線が上下にあり、普通が両端に停車して、快速急行や急行などが真ん中で追い抜いていきます。直線なので、ほぼ最高速度110キロで通過していき、迫力があります。

▼また、花園車庫から大阪難波や大阪上本町への特急の送り込み回送が待避線で停車するので、いろいろ身近に特級車両を観察することができます。この時も新カラーリングの12600系が停まっていました。

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▼ところで、近鉄では阪神とは異なりヘッドライトは常時点灯して運転しています。これはJRとも共通しています。しかし、それ以外に面白い点灯をしていることをご存知でしょうか。ヘッドライト以外に尾灯と補助ライトが前面の裾あたりに設置されています。このライトを点けて列車種別を区別しています。近鉄では通過標識灯と言われています。

▼特急はこの通過標識灯を両方点灯させます。鶴橋駅での22000系特急です。前面の下部の通過標識灯が左右両方点灯しています。

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▼快速急行も通過標識灯は両方点灯させています。大和西大寺駅での奈良行き快速急行で。

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▼続いて急行は、運転席側、つまり向かって右側の通過標識灯が点灯されます。鶴橋駅での宇治山田行きの急行です。右側の標識灯が点いています。

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▼準急は逆に向かって左側の標識灯が点灯しています。 鶴橋駅での準急榛原行きです。

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▼普通は標識灯を点灯させません。ヘッドライトのみの点灯となります。八戸ノ里駅での
大和西大寺行き普通です。この車両はシリーズ21で京都市営地下鉄への乗り入れが可能な3220系です。

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▼また、回送は優等列車と同様標識灯を両方点灯させます。30000系の回送です。

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▼珍しいところでは、鮮魚列車があります。これは、なんと両方が点灯しています。

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▼細かいところなので、なかなか気が付きませんが、標識灯ひとつとってもなかなか面白い点灯の仕方をしています。この通過標識灯のおかげで、遠くからでも、接近する列車の種別がなにか分かるのはありがたいですね。

▼最後に通過標識灯をまとめた動画を紹介して、今回はおしまいです。
 

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