わずか30分足らずの間に6本の特急が発着。【近畿日本鉄道】
▼休日の朝。久しぶりにプレミアム観光特急「しまかぜ」を見たくなり、大阪上本町駅に行ってみました。「しまかぜ」は大阪上本町駅を10時43分に発車するので、少し前に地下ホームに降りました。
▼しばらくすると、名古屋からの名阪特急「アーバンライナー」が到着しました。車両は21000系6両で、名古屋は朝の8時20分に発車しています。大阪上本町には10時31分着。停車駅は津、大和八木、鶴橋、大阪上本町で、大阪難波には10時34分に着きます。
▼次にやって来たのは、名古屋行きの乙特急。大阪上本町を10時33分に発車。停車駅はアーバンライナーに比べると多くて、鶴橋、大和八木、名張、津、白子、近鉄四日市、桑名と停車し、終着近鉄名古屋には12時49分に到着します。この列車は、すべて旧カラーリング車ですが、前から22000系+22600系+12200系の混合編成でした。
▼続いてやって来たのは、賢島発の阪伊特急。賢島を8時に発車、大阪上本町には、10時37分に到着。この列車は、なんと22000系の新カラーリングですが、なんと、4両編成の短い編成でした。
▼その次は、いよいよプレミアム観光特急「しまかぜ」です。あいにくの雨模様だからか、空席が目立ちます。鶴橋からの乗車が多いのでしょうか。大阪難波は10時40分発で大阪上本町は43分に発車。
▼反対ホームには、2分後の10時45分に、名阪乙特急が到着。この列車は大阪難波方から22000系2両と後ろは新カラーリングの30000系ビスタカーでした。名古屋からの特急でビスタカーにはまだ乗ったことがないので、一度乗車してみたいです。
▼最後にやって来たのは、近鉄奈良発の伊勢志摩ライナー。阪奈間で伊勢志摩ライナーを使うとはなんと贅沢な運用方法でしょう。阪伊間の間合いの運用かもしれません。近鉄奈良を10時19分に発車し、大阪上本町には10時53分に到着します。
▼30分足らずの間に上下線で合計6本もの特急に出会うことができました。その間には、奈良線の一般列車が運転されており、休日にもかかわらず、なんとも高密度のダイヤで運転が行われています。やはり、特急王国の近鉄ならではの醍醐味ですね。今日はそうした特急の発着動画をご紹介しておしまいです。
| 固定リンク
「関西私鉄」カテゴリの記事
- 観光特急「あをによし」運行開始から2週間あまり。(2022.05.15)
- 観光特急「あをによし」が運行開始。(2022.05.04)
- 観光特急「あをによし」の運転の詳細がわかりました。【近鉄】(2022.03.23)
- 終夜運転に団体専用列車「楽」を充当。【近鉄】(2021.12.28)
- コロナ禍における2つの取組み 「ワーケーショントレイン」「定期券呈示割引サービス」【近畿日本鉄道】(2021.11.17)
コメント
近鉄特急は車種が多彩で、
上本町なら本数も多いので
ちょっとの時間でもいろいろ楽しめますね。
投稿: るーと | 2017年6月28日 (水) 00時29分
るーとさん。
これほど、多彩な優等列車を持つ私鉄は
他にはありませんね。
楽しく撮影できます。
投稿: kumoha313 | 2017年6月28日 (水) 22時59分