汎用型だけでなく、観光特急も多様です。【近畿日本鉄道 特急】
▼近畿日本鉄道の汎用型特急車両は、順次新しいカラーリングに変更されるということで、話題になっていますが、近鉄には、それ以外の主に観光用の特急車両にも個性が豊かです。
▼この初秋には、南大阪線に新しい観光列車「青の交響曲(シンフォニー)」がデビュー予定で、また近鉄の特急車両に新たなページがめくられます。この列車の運転を記念して、9月3日、4日には、有料試乗会ツアーが実施されます。すでに、車両は竣工し、試運転が行われている模様はファンのブログで伝えられているところです。
▼というわけで、今回は近鉄の観光特急を振り返ってみましょう。まずは、クラブツーリズムの専用列車である「かぎろひ」。12200系を改造して、カラーリングも深緑に変更して、ゴールドの帯によりゴージャス感を出しています。
▼次は、ハイデッカー車両のユニークな団体専用列車「楽」です。初代「あおぞら」20100系の老朽化に伴い代替する車両として1990年にでびゅーしました。「楽」(RAKU)とは、Romantic Journey Artistic Sophistication Kind Hosipitality , Unbelievable ! の略だそうです。
▼3番目は、「あおぞらⅡ」の代替車として12200系の改造車両として登場した「新あおぞらⅡ」。鮮やかなスカイブルーとホワイトのカラーリングが際立っています。
▼4番目は、伊勢神宮式年遷宮に合わせて、リニューアルがなされた「伊勢志摩ライナー」。内装もかなり手が入れられたほか、外装もこれまでのイエロー一色から、レッドの2色に変更となりました。
▼おしまいは、同じく式年遷宮に合わせて新造されたプレミアム観光特急「しまかぜ」。内装、外装とも他の私鉄の特急車両をはるかに超える質で、登場して以来人気が高い車両です。
▼こうしてみてくると、やはり、近鉄は他の私鉄の追随を許さない特急車両群を有することがわかります。さて、今後は名阪特急として主に運用されているアーバンライナーの後継車両がどのようになるのかが、今後注目されるところです。
▼最後に、近鉄の特急群を集めた動画で締めくくりたいと思います。今日はこの辺で。
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コメント
たしかに、改めてこうやって見てみると
いろいろありますね。
投稿: るーと | 2016年8月 2日 (火) 23時47分
るーとさん。
こうして集めてみると、
すごい濃度の濃いこと。
いやいや、すごい私鉄です。
投稿: kumoha313 | 2016年8月 3日 (水) 11時08分