現在のところ103系の天下ですが・・・【阪和線103系】
▼昭和の通勤電車の代表と言えば、やはり103系ですね。究極のデザイン、かまぼこ型の車体をそのまま切って運転席を付けただけ。合理性の極致です。その電車も、関東ではすでに影も形もなく、現在は、関西のJRで見られるだけとなりました。とりわけ、阪和線の普通電車はほとんどすべてが103系で運用されており、見たいだけ見られる状態です。と言っても、普通電車は天王寺・鳳間で15分ヘッドですので、撮影には忍耐が必要です。関空快速及び区間快速はその間2本入りますので、223系0番台・2500番台や225系5000番台は撮り放題でありますが・・・
▼JRWの103系は、原型を留めるものはさすがになく、体質改善などを施され、例えば、側面の扉に戸袋窓は塞がれて、運転席の窓も一枚ガラスにはめ替えられています。内装も綺麗に改装されています。
▼今後は、いくら体質改善などを施しても、103系の老朽化が否めないため
、新型の323系の導入が近づいているようです。
JRWのホームページによると、大阪環状線が323系に順次置き換わるとのことで、平成28年度から30年度までに現在の103系、201系はすべてその立場を追われるとのこと。そうなると、阪和線の普通電車はどうなるのでしょうか。大阪環状線の201系が103系に置き換わるのでしょうか。103系は無理でしょうから。
▼一方、主に快速・区間快速に運用されている225系5000番の次に新たに5100番台が加わりつつあります。
▼223系もかなり酷使されているし、225系5000番台も順次導入され、さらに5100番台が加わることで、阪和線の優等列車のラインナップは、221系がかなりまだ運用されているJR京都線よりも新しい型式で占められることになります。
▼223系でも0番台はヘッドライトの形状が丸型でかなりユニークな雰囲気をもっており、今後225系がどんどん増えていくと、この光景も見ることは少なくなるかもしれません。
▼鳳駅からは、盲腸線の羽衣線がありますが、ここでも103系が3両編成で15分ヘッドでピストン運転されています。
▼新型車両の導入により、ここの車両もどうなるのか、今後の動向が気になります。今日はこの辺で。
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コメント
103系は鋼製で重いうえ抵抗制御で
動力費が高くつくので、
体力があれば今すぐにでも全廃したい、
というのがJR西の本音ではないでしょうか。
投稿: るーと | 2016年6月11日 (土) 00時45分
るーとさん。
効率性から言えば、103系は
アウトでしょうね。
しかし、ステンレス車体ばかりだと
なんだか面白くないですね。
投稿: kumoha313 | 2016年6月11日 (土) 14時19分