衝撃的!イメージチェンジ。【近鉄汎用特急】
▼今年の鉄道の日関連のイベントが終わりつつある中、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
▼近畿日本鉄道では、特急サービスのあり方を全面的な見直しを行っており、その一環として、まずは、汎用型特急車両の22000系ACEの全車両のリニューアルを図り、外観カラーリングをクリスタルホワイトをベースにブライトイエローとゴールドを加えたカラーリングに変更するとのことです。さらに、他の汎用型特急車両も順次これまでのオレンジと紺のカラーリングを22000系と同様の新しいカラーリングに変更されるとのことです。
◎近畿日本鉄道HP:http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/toxtukyuutennbou.pdf
▼近鉄では、戦後私鉄で初めて座席定員制有料特急を運転して以来、「ビスタカー」で親しまれた2階建て特急車両や名阪特急「アーバンライナー」、伊勢志摩の観光特急「伊勢志摩ライナー」「しまかぜ」などを導入してきました。
▼近鉄では現在車内で「次世代特急プロジェクトチーム」が特急サービスのあり方を全面的に見直しており、「名阪特急」を中心に特急施策について検討が加えられています。さらに「伊勢特急」についてもさらなる充実について検討が行われているようです。今後、「名阪特急」については、21000系に代わる新型特急車両の検討も遡上にのぼることでしょう。
▼汎用型の特急車両については、まずは、22000系ACEのリニューアルを手始めに、イメージチェンジが図られることになります。
▼22000系に関して言えば、外観のカラーリングがクリスタルホワイトをベースにブライトホワイトとゴールドを加えたものに変更されます。また、車両自体も、座席の更新、車内表示装置、行先表示装置のLED化、トイレの温水洗浄便座への変更、バリヤフリー対応の多目的トイレの設置など、大幅な変更が行われます。現在、1編成が工事中で、12月13日に営業運転が開始予定だそうです。
▼さらに、衝撃的なのは、他の汎用型特急、すなわち、標準軌道の12400系、12410系、12600系、30000系、22600系(Ace)、狭軌の16000系、16010系、16400系、16600系もすべて、これまでのオレンジと紺のツートンカラーから、順次新しいカラーリングに変更されるということです。
▼22000系の車内リニューアルはなかなかいい印象がありますが、ACEも含めて他の汎用型特急車両のカラーリングの変更については、なかなか馴染めないかもしれません。それほど、近鉄の特急カラーとして、オレンジと紺のツートンカラーは親しんできたカラーリングですから。
▼京阪も伝統的なカラーリングを変更して、大胆な新カラーリングを実施しましたが、やはりまだ慣れません。今回の近鉄のカラーリング変更についても、ちょっと今のところ心の動揺があります。さて、今後どのような反響がありますやら。
▼おしまいに、近鉄汎用型特急の動画をお楽しみいただき、もう少しすると消える伝統的なカラーリングを目に焼き付けていただきましょう。今日はこの辺で。チャオ。
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コメント
個人的には新カラーリングは結構気に入りました。
実車の登場が楽しみです(^^)。
あと、対象外のスナックカーの去就が
やはり気になるところですね。
投稿: るーと | 2015年11月15日 (日) 10時05分
るーとさん。
アーバンライナーに似てますね。
実車はどういう風になるのか。
12200系は対象外ということは、
新型特急の登場も間近でしょうか。
投稿: kumoha313 | 2015年11月15日 (日) 21時05分