これまでにも2回先行で販売はされています。【阪急9300系】
▼阪急京都線の9300系を紹介する2回目。今回筆者が満を持して購入したのはKATOの阪急9300系8両編成です。この車両については、これまでにも2回、組み立てキット、完成品で先行して他のメーカーから出ています。1つは、グリーンマックス販売、富士模型企画のもの。これは組み立てキットとして発売がされています。もう一つは、マイロエースからの完成品です。
▼組み立てキットは屋根の白い部分のパーツの取り付けがかなり難しいとのこと。白い部分と本体との隙間が開いていたり、ずれが生じて大変だそうです。
▼一方、マイクロエースの完成品は、さすが仕上がりはよかったみたいです。今回発売されたKATO製と比べると、プロタイプの時期が異なります。ヘッドライトの形状、ワイパーの色使いも異なります。貫通ドアの上の水切りはKATO製では省略されています。
▼マイクロエース製では、銀色のサッシはドアとライトリム部分を除き、塗装で表現されており、色むら、かすれがあるそうです。KATO製は銀色のサッシはガラスパーツとして一体的に表現されています。マイクロの座席は枕カバーが白色で表現されていますが、KATOにはありません。また、マイクロには車端部に転落防止幌が表現されていますが、KATOにはありません。
▼マイクロは京都方の先頭車両に携帯電話オフ車両の表示があります。一方、KATOには中間付随車に女性専用車両の表示があります。
▼先頭車両のライトはマイクロが全体的に明るく、KATOはLEDライトではありますが暗いそうです。床下機器の表現はKATO製がより立体的だそうです。前回ご紹介したように、kATOの製作現場で苦労したのは、前面上部の窓ガラスの上と屋根の白色部分の「間」が実物はとても薄いが、プラスチックの性質上極端に薄くすることは困難で、ギリギリのところでバランスをとったとのことです。
▼実車のヘッドライトは貫通ドアの上にあり、下部には標識灯がついていますが、模型では下部のライトの後ろ付近に光源があるので、下部のライトが明るくなるのが一般的ですが、KATOでは今回、できるだけ上部ライトが明るくなるよう工夫したそうです。
▼次回は各車両を詳しく見ていきたいと思います。今日はこの辺で。チャオ。
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コメント
こういうのは、やっぱり、
お気に入りの車両だとディテールの再現度が
いろいろと気になるものですね。
投稿: るーと | 2015年9月27日 (日) 09時34分
るーとさん。
KATO製は満足度は高いです。
品質が高いわりにコストパフォーマンスは
いいですね。
投稿: kumoha313 | 2015年9月30日 (水) 23時08分