今日9月30日で本当にサヨナラ。【南海7000系】
▼南海の主力車両であった7000系。唯一残っていた編成である7037Fはグリーンの旧塗装で最後のお務めを終えたことでしょう。
▼10000系との併合で特急サザンでの運用を今日9月30日をもって終えました。約50年余りの長きにわたって大阪難波と和歌山とを行き来してきました。またひとつ昭和の雰囲気をもった車両が消えていきます。
▼さて、今回は、旧塗装での記念企画車両の詳細を見ていきたいと思います。まずは、10000系との連結部分を撮ってみました。10000系は1985年登場ですから、7000系とは20年の時の隔たりがあります。そのことは連結部分を見てみてもわかりますね。
▼続いては、7000系の南海電鉄の社章が旧のものです。現在のオレンジ色のものとはだいぶ異なります。
▼次に、車両の形式などの表示板です。形式はモハ7001、製造年月日は1967年(昭和42年)と記載されています。しかし、自重及び検査年月日は記載がありません。
▼この車両の製造は、今はなき帝国車輛です。会社は鳳に工場がありましたが、のちに東急車輛と合併し、2003年には鳳工場は廃止され、和歌山に移りました。その東急車輛もJR東日本の傘下に入り、総合車両製造所と名前を変えています。
▼筆者が撮影したのは、日曜日の午後。13時50分発のサザンを撮りました。
▼難波駅のホームには、今回のさよなら7000系の特別編成についてのポスターが貼られてありました。
▼7000系なきあとは、特急サザンでの10000系の相棒はどの車両になるのでしょうか。7100系でしょうか。
▼それにしても、7000系は50年もの長い間、よく元気に働いてきましたね。JR西日本の103系と同様に長く使用されてきたのではないでしょうか。この後、保存はされるのでしょうか。気になるところです。
▼最後に、特急サザンの難波駅の発着風景を動画で記録しましたので、ご紹介しましょう。今日はこの辺で。チャオ。
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