« ウグイス色の通勤電車も現役です。【大和路線201系】 | トップページ | 日本で唯一の列車。【近鉄鮮魚列車】 »

こんなのも走ってまっせ。【205系】

▼前回の201系もそうですが、すでに絶滅危惧種の部類に入る車両はJR西日本にはまだまだあります。今回は阪和線で運用されている205系をご紹介しましょう。

Img_2513

▼205系は、国鉄時代に、関東では1985年から山手線に、関西では1886年から東海道・山陽緩行線での運用が始まりました。国鉄、民営化後のJRと転換期をまたがって設計・製造された車両です。

▼省エネ車両として登場した201系ですが、電機子チョッパ制御がコスト高で、当時の財政難の国鉄にとっては、もっと製造コストの安価な車両が必要でした。そこで、開発されたのが界磁添加励磁制御方式による新しい車両でした。

▼205系は、製造コストの安い制御システムの採用や、軽量ボルスタレス台車、、軽量ステンレス構造などを備えた通勤形車両として登場したわけです。

Img_2507

▼車体は普通鋼からステンレス製になったことで、1車両で201系に比べて約7トンの軽量化が実現。塗装工程の省略と将来の塗装塗り替えのメンテが不要となりました。これまで、普通鋼の車両では窓の下部に水分がたまり腐食の原因となるため、1段下降窓はご法度となっていましたが、この205系では、ステンレス製ということもあり、腐食の心配もなく、1段下降窓が採用されました。同時にドアの戸袋窓と妻面の窓は廃止されました。車体の強度の向上と軽量化を図るためのものでした。

▼民営化後のJRでは、関東地区では、山手線のほか、埼京線、川越線、横浜線などへと運用が広がっていきました。関西地区では、東海道・山陽緩行線のほか、1000番台が阪和線に投入されました。この205系1000番台の特徴は、前面窓のレイアウが従来の205系とは異なっており、運転席窓以外の前面窓は下に大きく下がっています。

▼現在、JREでは山手線からは当の昔に姿を消し、改造なども施された車両が南武線、鶴見線、八高・川越線、仙石線などで運用されています。関西地区では、東海道・山陽緩行線の205系が2013年3月のダイヤ改正で207系、321系などに置き換わり、阪和線に配置換えとなり6両編成で運用されています。なお、前面などに細いオレンジの帯が貼られているのは、最高速度が110キロの1000番台と区別するためだそうです。

Img_2512

▼JRWでは、古い車両が大事に運用されています。昭和時代の型式の宝庫ともいえます。最後に、天王寺駅からの鳳行普通の205系の発車風景を動画でご紹介しましょう。

▼なかなか見飽きないJRWの古い車両群です。さて、いつまで見ることができるでしょうか。姿を消すまでには、もっと記録しておく必要がありそうです。今日はこの辺で。チャオ。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道乗車記録へ

鉄道コム

|

« ウグイス色の通勤電車も現役です。【大和路線201系】 | トップページ | 日本で唯一の列車。【近鉄鮮魚列車】 »

JR」カテゴリの記事

コメント

205系はステンレス製で無塗装なのが災いしてか、
車齢よりずっと古びて見えますね(^^;。

投稿: るーと | 2015年8月29日 (土) 23時14分

るーとさん。

ステンレスはなぜか、メンテが容易ですが、
表面が傷んだ感じになりますね。

投稿: kumoha313 | 2015年9月 6日 (日) 23時33分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1293488/61375716

この記事へのトラックバック一覧です: こんなのも走ってまっせ。【205系】:

« ウグイス色の通勤電車も現役です。【大和路線201系】 | トップページ | 日本で唯一の列車。【近鉄鮮魚列車】 »