梅雨明け宣言、さぁ山に登ろう2。【比叡山観光】
▼比叡山への登頂、その2回目。今回は叡山電鉄の八瀬比叡山口駅から、徒歩で叡山ケーブルのケーブル八瀬駅に向かいます。
▼高野川の清流(今日は台風の影響が残っていてかなり流れは激しくなっていますが・・・)に沿って少し歩くとケーブルの始発駅に到着します。
▼叡山ケーブルは、正式には「京福電気鉄道鋼索線」が正式名称です。路線総延長は1.3キロ、ゲージはなんと1067ミリ、JRなどの狭軌と同じ。高低差は561メートルでこの差は日本一だそうです。開業は1925年12月とかなり歴史あるケーブルです。
▼写真からもお分かりと思いますが、かなりの傾斜になっています。最高勾配27度強です。
▼ロープウェイの乗り場までの所要時間は約9分です。冬季はロープウェイとともに運休となります。通年で比叡山に上がれる同様の手段は琵琶湖側の坂本ケーブルだけになります。ケーブルの片道運賃は540円。
▼続いて、ロープウェイで一気に比叡山の山頂に向かいます。このロープウェイも京福電鉄の経営で、全長483メートル、所要時間は約3分。このロープウェイも冬季はお休みになります。
▼1928年に京都電燈が比叡山空中ケーブルとして開業。開業当時は、現在のロープ比叡駅より若干上にあった高粗谷駅から延暦寺の釈迦堂付近にあった延暦寺駅までのルートだったそうです。太平洋戦争でいったん廃止となりましたが、1956年に現在のルートで営業を再開しました。
▼少し上がって行くと、眺望が開けてきます。眼下には、京都市の北部が見えてきます。宝ヶ池、京都国際会館あたりの風景が広がっています。なかなかの景色です。
▼もう少しで比叡山頂駅です。週末の台風の大雨から一転、このお天気だと、上からの景色は期待できそうです。
▼あっという間に、山頂です。ロープウェイの片道運賃は310円です。ロープウェイの駅を降りると間もなくこんな風景に出会えます。
▼次回は、ロープウェイの駅から山内シャトルバスの停留所までの間にある「ガーデンミュージアム比叡」をご紹介しましょう。今日はこの辺で。チャオ。
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コメント
琵琶湖が一望できてきれいですね。
久しぶりに行ってみたくなりました。
投稿: るーと | 2015年7月26日 (日) 23時59分
るーとさん。
信長が延暦寺を攻略した理由がわかりました。
摂津と近江の両方が一望できます。
地政学的に重要な地点です。
投稿: kumoha313 | 2015年7月27日 (月) 08時30分