南紀、北近畿に289系(683系)が転入。381系は廃車。。。
▼4月28日のJR西日本のニュースリリースによると、「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」へ289系(683系)車両が投入され、現在運用中の381系は順次廃車予定との発表がありました。
◎JR西日本HP:http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/04/page_7100.html
▼投入本数は、「くろしお」が39両(6両×5編成、3両×3編成)、「こうのとり」「きのさき」「はしだて」は46両(4両×7編成、3両×6編成)となります。車両の形式は、交直両用区間がなくなり、直流区間のみの運転となるため、289系に形式が改められます。
▼北陸新幹線の金沢までの開通により、JRWではこれまで名古屋と金沢・富山間で運用されていた683系に余剰が出たものと思われ、北陸線から南紀、北近畿の線区に転籍となりました。これで、旧国鉄時代の車両である381系はこの機会に引退となるようです。
▼紀勢線の「くろしお」、北近畿地区での「こうのとり」「きのさき」「はしだて」はすでに新鋭の287系がどんどん投入されており、早晩381系は引退するとは想像できましたが、683系が転入するとはちょっと思い浮かべませんでした。
▼客室設備を比べてみても、バリヤフリーなどで違いは歴然とします。289系ではトイレは洋室、車イス対応であり、コンセントも最前後部の壁に設置されており、多目的室もあり、381系が時代遅れであることは確かです。
▼JRWは旧国鉄時代の車両を改造してできるだけ新造車両の導入を遅らせていることで有名ですが、まさか287系の新造を抑えて、683系を289系に改造して回し使いするとは。。。さすがJRWらしいといったところでしょうか。
▼これで、また、国鉄型車両の型式が1つ消えることとなります。今日はこの辺で。チャオ。
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