五位堂検修車庫からのリポート3。【近鉄鉄道まつり2014】
▼今回も近鉄鉄道まつり2014のリポートです。今回の冒頭を飾るのは、ヒストリートレインと22600系Aceです。
▼今回は、検修車庫内の様子の続きです。車両機器の展示・実演はいつ見ても面白いのですが、分解された台車がこのように置かれていると、普段とは異なりその構造がよくわかります。この台車はボルスタレス台車ですが、構造はシンプルなのがわかります。
▼こちらは密接連結器です。
▼色を変えてあるので、その構造がよくわかります。
▼ブレーキの仕組みを解説した展示。照明が当たっているところにブレーキがあり、ハンドルで操作するとブレーキがかかる様が見て取れるようになっています。
▼そうそう、午前中、検修車庫の外の大阪線では、ちょうど11時過ぎですが、「しまかぜ」が通過して行きました。鉄道まつりへのサービスで警笛が鳴らされました。粋な計らいですね。
▼さて、午後は1時すぎから猛烈な雨が降ってきました。外の見学者はみんな検修車庫内に雨宿りで入ってきました。40tクレーンの実演は大人気となりました。
▼昨年は21000系アーバンライナーでしたが、今年は南大阪線の6774形が実演に使われました。
▼足回りの台車は五位堂に運ばれるために、標準軌の仮台車に履き替えられています。
▼それでは、豪快な40tクレーンの実演風景を動画でどうぞ。
▼オーバーホールされている車両の中で、珍しい車両を見かけました。先頭車両の行先・種別表示機がはずされている車両がありました。昔の表示器のない時代を思い出しました。
▼奈良線の8000系8721形です。
▼最近の車両には連結面に転落防止の幌が取り付れるようになってきました。近鉄のそれは独特のものです。円錐形のコーンのような形をした器具です。はたしてこれで本当に転落防止が図れるのかどうか。他社とは違って変わった形です。
▼鉄道まつりが終わってもう一週間が経とうとしていますが、まだまだ余韻が続いています。次回もリポートを続けます。今日はこの辺で。チャオ。
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コメント
標準軌の仮台車、いかにも仮っぽくて
なんかいいですね(^^)。
コーン状の転落防止パーツは、何種類か試用されたもののひとつで、
採用されたのはたしか別のタイプだったような…(うろ覚え(^^;)
投稿: るーと | 2014年11月 9日 (日) 17時46分
るーとさん。
南大阪線の車両も面倒を見るとは
五位堂検修車庫は忙しそうですね。
同じ会社で標準軌と狭軌が
あるのは面倒と言えば面倒ですね。
投稿: kumoha313 | 2014年11月 9日 (日) 22時39分