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2014年10月

快速と普通はなぜこんなに違うの?【天王寺駅】

▼このブログは鉄道に関するブログですが、しばらく飛行機ネタが続きました。今回は、久しぶりにちょっとしたテツネタです。先日、用があってJR阪和線に乗車する機会がありました。

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▼JR阪和線は、国鉄時代から他の線区のお下がり車両の宝庫でした。ある人から聞いた話では、国鉄に吸収された鉄道線区は、どうも本家の線区より冷遇されるということらしいです。阪和線の前身が私鉄の阪和電気鉄道ということもあって、この線区も旧国の車両が以前は沢山配属されていました。

▼JRに移行してからもしばらくは、他の線区のお下がり状態が続いていました。ところが、最近では、優等列車の「くろしお」は287系になるわ、快速は223系や225系になるわで、以前の阪和線のイメージはだいぶ壊れてきました。

▼しかし、コレはまだ、旧国鉄時代を引きずっています。

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▼阪和線では、特急、快速などの優等列車は最新型に転換されつつありますが、普通は依然として205系や、103系です。この差はなんなんでしょう。

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この103系は2011年3月撮影

▼しかも、205系の行先表示のLEDはなんだかアナログのような文字の「和歌山」です。

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▼阪和線の近代化はまだまだ進化の過程が続いています。でも、天王寺駅の阪和線ホームは阪和電気鉄道時代の櫛形のホームで、大屋根のターミナル駅の面影を残しています。

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▼JRWでは、ようやく、車両の更新が進みつつあり、広島方面では、115系の代わりに227系が投入されるようです。よって、将来は国鉄時代の車両も淘汰される日が来るでしょう。それまでは、まだまだ、103系や205系の天下ですかね。

▼ところで、特急も287系がどんどん投入されると、以前の「オーシャンアロー」の283系もその立場が怪しくなるのでしょうか。

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▼この変な顔を見ていて、思い出したのですが、この顔とカラーリングは何かに似ていると思いませんか?

▼そうです!わかった人は、えらい!

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▼そう、KTR、北近畿タンゴ鉄道の「タンゴディスカバリー」とそっくりな気がしますが、どうでしょうか?

▼話は反れましたが、阪和線では、優等列車と普通との間にかなり差が開いています。同じ運賃を払ってこの差はひどいような気もしますが、テツにとっては、国鉄車両を拝めるので良しとしましょうか。それはともかく、最新鋭の車両225系5000番台も大屋根の駅舎に似合っているのは喜ばしいことではあります。

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▼という、今日もとりとめのないお話でした。失礼しました。チャオ。

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イルカの親子が空を飛ぶ。

▼今回もエアポート・ジャズ・フェスティバルのあった伊丹空港での撮影風景をご紹介しましょう。伊丹空港は、関空との役割分担で、幹線というよりはローカル空港との就航が多いようです。したがって使用機材は小型機が頻繁に発着します。評判の悪いボンバルディアDHC8ーQ400も元気そうに到着です。

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▼さて、今日はイルカの話題を2つ。まずは、イルカの親子が空を飛びます。仲良く並んで親子が飛ぶ姿を伊丹で見ることができました。そういえば、ピンとくる人はかなりの航空ファンですね。

▼正解は天草エアライン(AMX)のボンバルディアDHC8-Q100です。機体にイルカの絵が描かれているのですが、本体に親イルカ、翼に吊り下げられているエンジンカバーに子どもイルカが描かれています。就航空港も少なく、かなり珍しい機材といえるでしょうか。

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▼天草エアラインは熊本県内を拠点とするコミューター航空会社。この機材は唯一の機材ということです。現在、熊本空港と伊丹空港間のほか、天草飛行場と福岡空港、熊本空港を結んでいます。陸路より圧倒的な時間短縮で福岡空港線がドル箱路線になっています。また、伊丹空港線は九州新幹線との山陽新幹線の相互乗り入れを意識して開設されたそうです。

▼では、タキシング、テイクオフ風景を動画でご覧いただきましょう。

▼BSフジの「小山薫堂 東京会議」という番組で天草エアラインの新塗装デザインを公募したところ、この親子のイルカのデザインに決まったそうです。それにしても、1機しかない航空会社では、点検や故障などがあれば、すべて運休となる航空会社とは、すごいリスクですね。

▼続いてのイルカは、コレです。エンジンカバーにご注目。ドルフィンの絵が描かれています。

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▼ANAのボーイング737-500、スーパードルフィンです。座席数126席、全長31メートル、巡航速度810キロ、航続距離2,780キロ。離陸滑走距離は1,700メートルで短い距離で飛び立つことができるため、離島空港などで重宝されています。

▼わが国ではANA(旧のエアーニッポン(ANK)がANAと経営統合)とエアードゥが導入しています。B737では第2世代の機材のため、少々エンジン音はやかましいように思えます。では、こちらも、動画でどうぞ。

▼久しぶりの伊丹でしたが、幹線のジャンボ(B747)はすでになく、B777やB767もこの空港では出会うのは少なくなっています。そんな中で、小型機のバリエーションは多様で面白くなっています。今日はこの辺で。チャオ。

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今日は空港デッキで、お洒落にジャズ♪

▼10月25日は何の日かご存知でしょうか。1951年のこの日に、戦後最初の国内民間航空会社として設立された日本航空が一番機の「ど星号」で東京・大阪・福岡間の運航を開始した日だそうです。

▼それを記念してかどうかわかりませんが、土曜日に伊丹空港では、エアポート・ジャズ・フェスティバルが開催されていました。ちょうど、先週土曜日に引き続き、撮影のために訪れたので、お天気もいいこともあって、最高の航空機ウォッチングとなりました。

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▼このイベントは、伊丹空港の南北の屋上展望デッキ「ラ・ソーラ」の特設会場で11時から16時半まで、計13のバンドが出演。さらに、中央ブロック3階「ラ・ソーラ テラス」特設会場では17時半からプロの「井上さとみQuartet」の演奏、北ターミナル出発ロビーでは20時過ぎから「Apple Jack」の演奏があり、一日、ジャズ三昧の空港になっていました。

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▼今日は陽射しが結構きつくて、暑いくらいでした。その中、飛行機を撮りながら、ジャズを聴きながら、贅沢な時間を過ごしました。演奏はビッグバンドから小人数のバンドまでいろいろでしたが、ピカイチは伊丹市立高校の吹奏楽部だと思いました。全国大会でもいい成績を取っているみたいです。

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▼本題の飛行機の方ですが、先週に引き続き、今日は沢山の収穫がありました。これから、ゆっくりとご紹介していきたいと思います。伊丹空港は、国内線空港であり、騒音問題もあるため、機材は小型機が多く、JAL、ANAともローカル線が中心となっています。

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▼さらに、今日は、初めての撮影となる天草エアラインの機材も撮影することができました。

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▼最近、伊丹には飛来していなかったように思えるB787ですが、今日は1便見ることができました。

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▼空港とジャズって合いますね。それで思い出しましたが、綾瀬はるか出演の「ハッピーフライト」という映画でもフランク・シナトラの曲が挿入されてましたね。

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▼伊丹空港は、今年で開港75周年ということで、記念イベントも多いし、関空との経営統合で、一体的な空港運営がなされるようになって、なんだか活気づいているようで、喜ばしいことではあります。今日はこの辺で。チャオ。

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赤、黄、白と贅沢な優等列車の饗宴2。

▼大阪難波駅での撮影もだいぶ収穫があり、最後にコレを記録しました。17時発名古屋行きアーバンライナーです。21000系が準備万端の状態です。

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▼それにしても、約30分の間に奈良行き特急が2本とはね。土曜の夕刻だから、お買物帰りのお客をターゲット?

▼さて、30分ヘッドの名阪特急は30分発が汎用型車両、0分発がアーバンライナーです。21000系はよく会いますが、21020系ネクストにはなかなかお目にかかれません。

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▼難波駅を後にして、大阪上本町駅に戻りました。ここで、暫し撮影タイムと致しましょう。ここで、前回ご紹介した伊勢志摩ライナーの赤色を撮影することができました。賢島からの帰りの特急。

▼この23000系は1994年4月の志摩スペイン村の開業に合わせて、全車近畿車輛で製造されました。テーマパークへのアクセス特急ということもあって、リゾート感がいっぱいです。もともとのカラーはイエローとホワイトのツートンカラーでしたが、2013年の伊勢神宮式年遷宮に合わせて、リニューアルがなされ、イエローとレッドの2種類のカラーになりました。

▼リニューアル車の編成は、大阪方から、デラックス車+サロン車+レギュラー車×4となっています。デビュー当時と編成は変わっていません。主な改造内容は、全面禁煙化、喫煙室を新設、多目的トイレの設置、シートモケットや化粧板の変更などです。ロゴマークも変更となりました。

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▼続いては、コレがやって来ました。珍しいアーバンライナー・ネクストです。久しぶりに会えました。

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▼この21020系は21000系の増備用として2編成しかありません。21000系とはフロントノーズがだいぶ異なります。フロントの窓は1枚ガラスとなっています。ヘッドライトも、運転席の上に4つ目のLEDで遠くからも一目でわかります。

▼動画では、まず、名古屋からの21020系アーバンライナーです。ちょうど、名古屋行きのアーバンライナーとの交換風景が見られました。次は、折り返し17時20分大阪難波発の名古屋行きの名阪特急です。この時間になると、名阪特急は30分ヘッドの原則はなくなります。

▼夕刻の大阪難波、上本町界隈。1時間くらいの間に、近鉄の優等列車がいっぱい。テツには堪らない至高の時間でした。今回はこの辺で。チャオ。

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赤、黄、白と贅沢な優等列車の饗宴。

▼まずは伊勢志摩ライナー、赤色のリニューアル車からご紹介しましょう。賢島からの帰り。この列車については後ほどゆっくりと。

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▼さて、土曜日の夕刻。いつものように、近鉄大阪上本町駅に足が向かいました。来た電車に飛び乗り鶴橋駅に行ってみましたが、ホームの東端には先客がいたのでパス。折り返して、大阪難波へ向かいました。

▼1番線には、汎用性の特急が停車中。阪神なんば線との乗り入れより前には、1番線は特急の専用乗り場とされていましたが、乗り入れ後は1番線と2番線と両方が使われます。この時間はたまたま、1番線に停車中です。16時30分発の名古屋行き乙特急。22000系ACEです。

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▼続いての特急は同じ1番線から奈良行き特急が16時35分に発車。12600系でしょうか。

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▼反対にその後の奈良行き特急16時55分発は2番線から出ます。こちらも22000系ACEです。

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▼難波駅にていろいろ撮影していると、伊勢志摩ライナーの黄色が賢島から帰り、桜川へ回送として送り込まれていました。後ほど、大阪上本町駅に戻ると、17時08分発の鳥羽行きとして入線、発車していきました。

▼まぁ、さすが私鉄の西の雄。半時間あまりで優等列車がうようよ。さて、次回もこの続きをお送ります。今日はこの辺で。チャオ。

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トンネルから飛び出してきます。潜って行きます。

▼以前、阪神の撮影スポットとしてご紹介した福島駅から野田までの間の地下区間から出たところ。今回は、ここで動画を撮ってみました。

※8月24日のブログ。http://kumoha313.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/httpswwwgooglec.html

▼今回は夕暮れ時だということで、ちょっと暗くなっています。まずは、8000系リニューアル車8243Fが飛び出してきました。

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▼前回はまだ夏の暑い時期でお昼過ぎだったので、撮影はつらいものがありました。それから比べるとずいぶん楽になりました。

▼さて、ここでの動画ですが、まずはこれです。8000系です。といっても、通常の8000系とはちょっと趣きが異なります。

▼この8523Fは、神戸三宮方の8502は元々8201でしたが、阪神淡路大震災で被災し、編成を組み換えし、方向も転換しています。3000系急行用車両の置き換え用として開発され、まずは、3000系をベースに作られているので、通常の8000系とは異なっているのだそうです。レアな車両といえばその部類に入りますね。

▼続いては、これです。まずは、8000系8247Fがトンネルに潜り込みます。同じく9300系9501Fが潜り込みます。次に9000系9205Fが飛び出してきました。この9000系は元々赤色と白色の帯だったのですが、徐々に黄色に塗り替えられて、1000系とよく似た雰囲気になりました。4番目は5131形5135Fが飛び出してきました。と同時に反対側は5500系5501Fが潜り込んでいきました。

 

▼秋の夕方はあっという間に日が落ちていきます。残念ながら、動画は沢山撮ることはできませんでした。今回はこの辺で撤収です。

▼おしまいは、山陽5030系5630Fが飛び出してきたところを撮影して締めとしましょう。5030系は5000系と姿形は一緒ですが、制御装置が異なります。直通特急の増備車でVVVFインバータ方式を採用しています。今日はこの辺で。チャオ。

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南海の子会社になったけれど、線名は変わりません。魔改造車もいます。

▼大阪の泉北ニュータウンの住民の足となっている泉北高速鉄道は、これまでは大阪府の外郭団体の一事業部門でした。今年6月末に、この団体は南海電鉄に売却され、同社の子会社となりました。普段乗っている際にはあまりその変化はわかりません。しかし、難波駅でちょっと、変わった車両に出会いました。それがコレです。

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▼3000系の仲間ですが、先頭車のお顔はなんか違和感があります。魔改造されています。通常の3000系は窓の下に丸いヘッドライトが付いていて、尾灯・識別灯は裾についています。しかし、この3000系では四角い枠内にヘッドライトと尾灯・識別灯が一緒にくっついていて、なんか変です。

▼調べてみると、この3552+3551はもともと3019+3020。中間車両を先頭車両に改造されたものでした。それで、ヘッドライトなどが後付になっていて、変なのです。この3551Fは3511Fの4両編成と連結されて半固定で運転されています。今宮戎駅での走行風景がこれです。下り列車として新今宮駅へ向かっていきます。

▼この動画では、そのほか、上りの3519F(4両編成)+3553F(魔改造2両編成)や、そのわきを通過していく本線の特急サザンが写っています。サザンの最後尾には、「トッキュウジャー」のラッピングが施されています。最後は先ほどの3519F+3553F編成が難波から折り返して、下り列車で新今宮に向かいます。

▼泉北高速鉄道には主力車両の3000系のほかに、新しい7000系もあります。これまでの3000系は東急車輛製のステンレス車でしたが、製造は川崎重工業に変わり、車体もアルミ合金製になっています。1996年に登場し、全体的に丸みを帯びて、好感を持てるフォルムになっています。

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▼この写真は、別の日に撮影したものですが、南海の車両と比べると、なんかあか抜けているように思えるのですがどうでしょうか。気に入っているので、動画も撮ってみました。7507Fの4両とあと4両の7000系です。

▼おしまいは、難波駅の発車風景と今宮戎駅にて撮影した7000系です。

▼前の動画と前半はダブっていますが、後半は、上りの7000系。7505F+7507Fの8両編成です。7000系には7020系という新しい仲間が増えていますが、筆者はいまだに撮っていません。いずれは会いたいものです。今回はちょっと毛色の変わった車両を取り上げてみました。今日はこの辺で。チャオ。

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今回鉄橋を行き来するのはこの電車。

▼前回に引き続き、淀川駅での撮影風景をご紹介しましょう。その前に、昨日のこれです。

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▼どうですか。30倍ズームのカメラで撮るとこうなりました。皆既月食のお月さん。だいぶ復活している状況です。

▼あと少しで、満月に戻ります。綺麗なお月さんです。

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▼おしまいは、すっかりもとに戻ったお月さんです。満月に戻ると夜でも明るくなりますね。

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▼さて、本題に戻ります。今回は、阪神線内では外様の山陽5000系の直特をどうぞ!

▼淀川鉄橋を渡っていく5020F。その次は淀川駅を通過して淀川駅を通過する5014F。最後は同じく通過する5018F。姫路からはるばるご苦労様。

▼続いては、山陽5000系と入れ替わりでやって来る阪神8000系リニューアル車の8245F編成です。この編成が梅田から折り返して、再び鉄橋を越えていきます。

▼往来する電車が短い時間で折り返してくるので、2回違う角度から同じ編成を撮影することができます。なかなか、よい撮影スポットです。また、来たいですね。今日はこの辺で。チャオ!

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鉄橋を越えて行き来する迫力あるスポットです。【阪神】

▼阪神では、以前、写真を撮るなら、尼崎駅ホーム西端が絶好のスポットだとご紹介しましたが、今回、また新しいスポットをご紹介しましょう。

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▼この場所では、梅田方面からはカーブを走行する電車を撮影することができます。反対側の尼崎方面からは長い鉄橋を越えて走行する電車を撮影することができます。カーブがあって、車体が傾いているので躍動感ある写真が撮れます。もう、お分かりですね。淀川駅です。

▼まずは、シンプルながら高性能な型式である5000系を見ていただきましょう。正確には5130形です。淀川鉄橋を越えてきた5139Fが淀川駅に停車します。そして、野田駅に向けて出発していきます。その際、9300系がすれ違います。さらに、梅田で折り返した5139Fが戻ってきました。淀川鉄橋を渡っていきます。

▼同じ5000系ですが、5139Fが電機子チョッパ制御であるのに対して、この5021Fは抵抗制御です。チョッパ車とは起動音が明らかに違います。

▼淀川鉄橋を渡って来る5021F、淀川駅を発車する5021Fです。車体がいい按配に傾いて、堪りません。

▼続いては、8000系赤銅車の3連発です。最初は8249Fが鉄橋を渡って淀川駅を通過する風景。2番目は同じく8239Fが通過する風景。最後は8249Fが梅田から折り返してきて神戸へ向かう風景です。

▼あいにく、台風が接近中でどんよりしたお天気。駅の音声案内は、しきりに、台風の影響で列車ダイヤに影響が出る恐れがあることをアナウンスしています。次回も、淀川駅での様子をお届けします。今日はこの辺で。チャオ。

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3線の列車が一斉に発車とは壮観な眺めです。【阪急梅田駅】

▼関西の大手私鉄を新しいカメラで記録し直している中で、今回は阪急です。何の情報もなく阪急最大のターミナル駅梅田に行ってみました。そうすると、こういう列車にお会いすることができました。

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▼阪急は鉄道事業だけでなく、集客のためにいろいろな事業を手掛けていますが、その中でも有名なもののひとつが宝塚歌劇団です。歌劇団が創設されて100周年だということで、それを記念した列車が運転されています。前面にはヘッドマークが掲出され、車体の側面には舞台をイメージしたラッピングが施されています。

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▼宝塚線では9000系1編成、今津線では7000系編成が使用されています。12月24日まで運転されているそうです。

▼そういう偶然の出会いもありましたが、やはりなんといっても、阪急梅田駅といえば、神戸線、宝塚線、京都線の3線の列車が同時に発車するので有名です。そこで、筆者も動画にチャレンジすることにしました。

▼さすがに3線を一緒に画面に入れるのは難しく、また、同時刻の発車とはいうものの、少しずつ遅れていたりして、全くの同時並行の走行シーンを撮ることはできません。

▼しかしながら、こんな風景は、我が国ではここでしか見られない壮観な眺めです。さらにちょっとうれしかったのは、新1000系も撮影することができたのです。しかし、新1000系の印象は、がっかりかなぁ。9000系の方が好みです。新1000系は8000系とあまり変わらないような気がします。

▼さて、もう一つ、珍しい車両に会うことができました。それは、この8月から能勢電鉄に譲渡された6000系を撮ることができたことです。と言っても、朝夕の阪急・能勢電の直通運転以外は宝塚線内で運転されるので、実質はあまり変わらないのですが、車体のマークがの能勢電のマークになっているほか、能勢電の列車であることを示すヘッドマークが掲出されています。

▼やはり、ターミナル駅はいいです。効率よく、いろいろな列車を記録することができます。今日の最後は、もう一度、3線の列車の饗宴風景と能勢電への譲渡車両の入線風景をアップします。

▼今日はこの辺で、ちゃお。明日は台風が近づくようです。いやな日曜日だなぁ。皆様も気を付けてお過ごしください。

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半世紀にわたり、夢とのぞみをありがとう。【新幹線50周年】

▼今日10月1日で、新幹線が開業50周年を迎えました。1964年10月1日、0系でスタートした新幹線は、12両編成で、1等車2両、2等車8両、2等車とビュッフェのコンビ車両が2両の編成でした。

▼「列車種別は「ひかり」と「こだま」の2種類、最速の「ひかり」は名古屋と京都にしか停車せず、超特急と呼ばれていました。各駅停車の「こだま」は特急という扱いでした。

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▼東京・新大阪の運賃は、「ひかり」が1,180円、超特急料金が1,300円で、計2,480円。「こだま」が運賃1,180円、特急料金が1,100円の計2,280円(いずれも2等車の場合)でした。

▼東京・新大阪の所要時間は、開業当時「ひかり」が4時間、「こだま」が5時間でしたが、1965年には、「ひかり」が3時間10分、「こだま」が4時間に短縮されました。

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▼開業から22年間製造された0系は製造車両数の合計が3,216両にのぼり、わが国の鉄道車両の中でもトップクラスの両数となっています。0系の更新が長かったことがその理由ということだそうです。

▼1985年10月1日、開業21年目に導入されたのが2階建ての「100系」です。高速鉄道では世界で初めての2階建て車両でありました。

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▼100系の編成は16両で、そのうち2両は2階建て車両が連結されました。その1両は食堂車、もう1両はグリーン車として使用されました。食堂車は1階が厨房、眺望のよい2階が客室となっていました。

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▼グリーン車の方は、2階がオープン型客室、1階は個室として4つのタイプの部屋が用意されました。1988年からは2階がオープン型の客室、1階がカフェテリアになっているものも現れしました。

▼筆者も、この100系には東京出張の折には大変お世話になりました。まだ、0系との入れ替わりの過渡期でもあり、座席のピッチが広い100系を好んで選んで乗車していました。

▼1992年3月14日のダイヤ改正で、これまでの「ひかり」と「こだま」に加えて「のぞみ」が誕生しました。新開発の300系を投入し、最高速度もこれまでの220キロから270キロへと大幅なスピードアップを実現しました。

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▼当初「のぞみ」は早朝夜間に1日2往復のみで運転されましたが、好評であったので、瞬く間に「のぞみ」の運転本数は「ひかり」を抜いてしまいました。

▼以上、JR東海ホホームページから開業から300系までの歴史を駆け足で見てきました。今日は、いろいろなメディアで新幹線開業50周年が取り上げられていました。鉄道ファンの端くれとして、とりあえず祝意を申し上げます。おめでとうございます。我々日本人にとって身近になった高速鉄道である「新幹線」。社会、経済に大きな影響を与えてきたこの鉄道は、やはり、なんといっても、我々日本人の誇りかな。今日はこの辺で。チャオ。

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