懐かしいリンゴ色。だけど高性能。【鉄道コレクション、長野電鉄新OSカー】
▼最近、動画のアップが続いていましたが、今回はまた普段に戻って、静止画でお届けします。先日も予告してありましたが、鉄道コレクションをゲットしていたので、まずは、長野電鉄10系「新OSカー」をご紹介しましょう。
▼発売は8月でした。筆者は9月に入って気が付いて、J電機に買いに行きましたがすでにsoled out。ポタンデッタに行ってみると、3箱残っていました。よく見てみると仕上がりが悪いものもあり、一番マシなものを買いました。
▼この10系は、長野・善光寺下間の地下線化にあわせて、1980年に長電が独自発注した車両で、0系のいわゆる「OSカー」に対して「新OSカー」と呼ばれています。0系は4ドアなのに対して、この10系は3ドアになっています。
▼2003年まで運用されていましたが、現在は須坂駅に留置されて雨晒しだそうです。もったいない。歴史的な車両ともいえるもので、どこか屋根のある場所に保存できないのでしょうか。
▼OSの意味は、officemen、studentsを表すそうで、いまなら、officemenとすると女性差別となるので、officepersonsといったところでしょうか。日本車輛製造の作で、1編成のみの製造です。
▼0系は前面に貫通扉がありましたが、10系は冬の信州の寒さ対策から非貫通となりました。同様に寒さ対策から4ドアから3ドアに変更されています。前面はFRP構造から鋼板製になっています。
▼屋上機器の表現ですが、パンタまわりも上手く仕上がっています。
▼妻板部分もこんな感じになっています。
▼製造から20年程度しかたっていませんが運用を離脱して、廃車となっていることは残念です。地方鉄道が自ら発注した車両、しかも、洗練されたデザインのこの「新OSカー」。物置にせずに、ぜひ保存してほしいものです。
▼ちなみに、この画像も新しいキャノン製のカメラで接写してみました。ズームだけでなく、接写もOKです。では、今日はこの辺で。ちゃお。
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コメント
実は、OSと新OSのちがいが
あんまりピンと来なかったりして…(^^;。
(Wikipediaで確認しました(^^;。)
投稿: るーと | 2014年9月14日 (日) 23時18分
るーとさん。
もっとたくさん編成があると
思っていましたが、
OSと新OSを含めて、
3編成、6両しか
なかったんですね。
投稿: kumoha313 | 2014年9月15日 (月) 00時14分