年度途中ですがダイヤ改正です。【近鉄、しまかぜ、ビスタカー】
▼近畿日本鉄道は、7月23日に「平成26年のダイヤ変更について」のプレスリリースを発表しました。
▼その概要は、観光特急「しまかぜ」の京都・賢島間での運行開始、伊勢志摩方面への特急列車、とくに「しまかぜ」、「伊勢志摩ライナー」、「ビスタカー」の重点的運転、特急停車駅の拡大などです。変更は9月21日(日)実施です。
▼京都・賢島間の「しまかぜ」の運行開始は10月10日(金)からで、平日、土休日とも、京都10時発、賢島は14時50分発となります。土休日の大阪難波発の「しまかぜ」は10時20分から10時40分に変更となり、平日と同じダイヤとなります。
▼「しかまぜ」の運休日は、大阪・賢島間が毎週火曜日、名古屋・賢島間は毎週木曜日、京都・賢島間は毎週水曜日となり、これで、これで週のうち「しまかぜ」を見られない日はなくなります。賢島では、大阪難波からの「しかまぜ」と名古屋からの「しまかぜ」の両特急が見られますが、10月10日以降は、3編成の「しまかぜ」が見られることになるのかどうか。
▼大阪難波からの「しまかぜ」は賢島に13時02分とうちゃこ。京都発は12時47分着。名古屋発は12時26分着なので、3編成揃い踏みは微妙なところでしょうか。汎用特急、各駅停車、伊勢志摩ライナーも到着するので、現状ではホームが不足します。
▼また、大阪難波、京都、名古屋発の9時から11時台に発車する賢島行き特急、逆に賢島を14時から16時台に発車する特急は、「伊勢志摩ライナー」または「ビスタカー」で運転されることになります。
▼その他、高の原駅に停車する特急が増えます。平日、土休日とも、京都行は8時台、9時台合わせて4列車が停車することになります。京都発の特急は15時台、16時台で平日6本、土休日7本が新たに停車することになります。
▼大阪難波(大阪上本町)、名古屋から宇治山田行き特急の一部は五十鈴川(鳥羽)まで延長運転されることになります。同様に大阪方面、名古屋からの快速急行及び急行の一部が五十鈴川から延長運転されます。
▼そのほかでも、一般列車などで細かなダイヤ変更があります。今回のダイヤ改正は「しまかぜ」の京都・賢島間の運転開始に伴う調整が主なもので、大幅なものではありませんが、「しかまぜ」関連に合わせて、微調整を行うもののようです。
▼今回の目玉は「しまかぜ」が好調なので、それに乗れないお客を「伊勢志摩ライナー」、「ビスタカー」で拾おうという戦略のようです。さて、その目論見はいかが相成りますやら。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント