ブルーリボン賞受賞おめでとう!【近鉄50000系しまかぜ】
▼2014年のブルーリボン賞及びローレル賞の発表が5月26日、鉄道友の会からありました。
http://www.jrc.gr.jp/html/act/ac/pdf/2014bl.pdf
▼ブルーリボン賞は、近畿日本鉄道50000系、いわゆるプレミアム観光特急「しまかぜ」です。奇しくも、発表の前日、鶴橋にて「しまかぜ」の撮影を挙行しましたので、そのご紹介もあわせていたしましょう。
▼選定の理由は次のとおりです。
「国内外からの訪問客が多い伊勢志摩地域への観光輸送用に特化して開発・製造され、近畿日本鉄道の特急車両の中で最上級な車両と位置付けることができ、鉄道本来の「輸送」の根幹である特急ネットワークの一翼を担うとともに、特急車両群の中でフラッグシップ車両として位置づけられる」。
▼50000系は、伊勢寺神宮の式年遷宮に合わせて製造され、ハイデッカーの展望車両を両先頭車に、2両の平床の車両(1両はバリアフリー対応車両)、個室やグループ室を設置した平床車両、ダブルデッカーのカフェ車両の6両編成で構成されています。
▼1両ずつ見ていきましょう。まず、ハイデッカーの先頭車両です。
▼続いて、バリアフリー対応の平床車両。
▼ダブルデッカーのカフェ車両。
▼平床の一般車両。
▼最後は、6号車のハイデッカー車両。
▼バックビューで、撮影。行ってらっしゃい!
▼座席数は少ないので、予約はまだまだ至難の業。まさにプレミアムな特急です。乗り心地も、快適にするため、横揺れ軽減装置として「フルアクティブサスペンション」を全車両に導入し、低騒音の電動空気圧縮機や駆動装置を組み込み、また、LED照明の採用により環境にも優しい配慮をしています。(下は、しまかぜに搭載のスクロール式電動空気圧縮機)【※2013年11月の五位堂検修車庫にて】
▼座席には本革を用い、背もたれのエアクッションにより腰部の硬さを調整する「ランバーサポート機能」や「リラクゼーション機能」いわゆるマッサージ機能を備えて、アーバンライナー・ネクストのゆりかご式シートをはるかに進化させています。※【2012年10月大阪上本町駅にて】
▼何はともあれ、ブルーリボン賞の受賞はめでたいことです。これでまた、予約が取りにくくなるかも・・・。
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コメント
ほんと、おめでたいことです(^^)。
ちなみにスポーティーなデザインで個人的に好みのE6系も、
FUKURAMともどもローレル賞を受賞したそうで、
ほんと、めでたし、めでたし(^^)。
投稿: るーと | 2014年5月29日 (木) 23時31分
るーとさん。
お好みの車両が受賞して
よかったですね。
投稿: kumoha313 | 2014年5月31日 (土) 07時58分