新撰組で有名な壬生寺へ。【嵐電最終章】
▼御室仁和寺から帷子ノ辻駅に戻り、再び四条大宮駅に臨時列車で向かいます。連休の多客期ということもあり、帷子ノ辻駅から折り返しの臨時が出ています。
▼次の目的地は、四条大宮駅から南西に10分くらいのところにある壬生寺です。 このお寺は、991年に三井寺の快賢僧都により創建され、小三井寺と呼ばれていました。その後火災により建物が焼失したが、1259年平政平により再興され、1300年には円覚上人が壬生大念仏狂言を創始し栄えたそうです。また、幕末には新撰組のゆかりある寺となり、境内には新撰組の隊士の墓塔がまつられています。
▼本尊は地藏菩薩で、本堂にまつられています。壬生寺は通称で、寺号は宝憧三味寺、院号を心浄光院というそうです。京都では珍しい律宗の寺院になるそうです。
▼旧本堂は1962年に放火で全焼し、現在の本堂は1970年に再建されたものです。その隣には、パゴダ様式の「千体仏塔」がせっちされ、1000体の石仏を安置しているそうです。
▼新選組が 北隣の八木家に本拠地を置き、壬生寺の境内では、隊士たちが兵法調練場として、武芸の訓練を行っていたとのことで、その時代に思いをはせて境内を歩きました。
▼続いては、その本拠地となった八木家を訪れました。すでに公開時間は過ぎており、門構えだけの撮影となりました。
▼新撰組の本拠地であった旨の石碑も立っています。
▼再び四条大宮へ戻ります。その道すがら、嵐電の線路端を歩くことができました。
▼連休のプチツアーはこれでおしまい。京都は奥深い。また、たびたび訪れたいと思います。
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コメント
やっぱり京都は名所旧跡に事欠きませんね。
投稿: るーと | 2014年5月25日 (日) 23時49分
るーとさん。
京都は意外に鉄道と絡む風景は
少ないのではないかと思います。
投稿: kumoha313 | 2014年5月26日 (月) 08時25分