今後、千里中央から先に延びるみたいです。【北大阪急行・御堂筋線】
▼御堂筋線と相互乗り入れをしている北大阪急行電鉄は、関係自治体及び阪急電鉄との間で、千里中央から先、箕面市までの延伸に関する基本合意について、3月末に発表を行いました。
北大阪急行電鉄HP:http://www.kita-kyu.co.jp/upload/022._1.pdf
▼延伸距離は、千里中から箕面船場駅(仮称)、新箕面駅(仮称)までの約2.5キロ。開業目標は2020年度としており、整備の主体は箕面市及び北大阪急行電鉄、営業主体は北大阪急行電鉄となる予定です。
▼想定される整備は約650億円。うち建設費が600億円、車両費が50億円となっています。建設費の費用負担は、受益相当額(80億円)が北大阪急行電鉄、建設費の50%から北大阪急行電鉄の負担分を除いた額が国、あとの50%を大阪府及び箕面市が折半で負担する計画となっています。また、車両費は国と箕面市が折半して負担するとのことです。
▼そんな話題もある中で、このブログで初めて、本格的に地下鉄について触れてみることにしました。北大阪急行電鉄とのつながりで、大阪の南北軸の重要な公共交通機関である御堂筋線の車両を新大阪駅でとらえてみました。
▼御堂筋線は、大阪市営の地下鉄で、 大阪の南北を走る大動脈。平日の昼間でも、新大阪・天王寺間は4分ヘッドのダイヤで運行されており、過密なダイヤとなっています。
▼大阪市営地下鉄及び北大阪急行電鉄の車両で運行されており、大阪市営は10系、21系、30000形、北大阪急行電鉄は8000形が運用されています。
▼御堂筋線では一番ポピュラーな車両が10系で、先頭車両の全面顔はシンプルですが、端正なフォルムをしています。ちょうど、ぞろ目の1111がやって来ました。
▼21系はちょっと、お顔がヘンテコかもしれません。お目目というか、ヘッドライトが中央に寄り目のようになっており、バランスが悪い感じがします。
▼10系のうち、 VVVF化した10A系更新車は、正面運転席窓上側に「VVVF 10 SERIES CAR Rebirth」のマークと帯が他の10系とは異なっています。
▼御堂筋線では10系の置き換え車両として、30000系が徐々に配備されつつあります。先頭車両は10系と同様に御堂筋線のシンボルカラーでカラーリングされており、柔らかい曲線のラインで21系よりはマシかなと思います。ただ、ちょっとアクセントが弱く、のっぺらとしたイメージで海坊主のような感じもします。
▼2011年12月に導入が開始され、2年強が経っていますが、駅で撮影している感じでは、まだまだ少数派の車両のようです。
▼一方、北大阪急行電鉄でも 8000形の後釜として、9000形(ポールスターⅡ)が導入予定のようで、いまにもまして、ヘンテコないかつい車両のようです。
▼大阪の地下鉄では、御堂筋線が1強でドル箱路線であるほかは、他の路線は 採算性が厳しい状況が続いてきましたが、最近では、谷町線、中央線、堺筋線が黒字転換を果たし2009年度以降赤字幅が縮小傾向にあります。
▼地下鉄民営化論議も賑やかな中で、相互乗り入れしている北大阪急行電鉄の 延伸計画が加わり、なにかと話題に上る今日この頃の大阪の地下鉄について、今日は触れてみました。
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コメント
個人的には谷町線の新型は結構好みなのですが、
御堂筋線のはいまひとつなじめなかったりします。
ほんのちょっとデザインがちがうだけなんですけどね(^^;。
投稿: るーと | 2014年4月10日 (木) 00時57分
るーとさん。
30000形には線によって、違いがあるのですね。
毎日谷町線を利用していますが、気が付きませんでした。
投稿: kumoha313 | 2014年4月11日 (金) 22時56分