世界文化遺産のお庭。【嵐電で龍安寺へ】
▼嵐電1日フリーきっぷで、乗り降り自由。おまけに、寺社などの施設の拝観料が割引になります。龍安寺も1割引きです。
▼いよいよ龍安寺の境内に。山門を入り、大きな池の周りを通って、寺務所のある庫裡へ。ここで、靴を脱ぎ、石庭を見学します。
▼このお寺は、臨済宗妙心寺派の寺院で、開基は細川勝元、開山は義天玄承という僧です。 1450年に細川勝元が徳大寺家の別荘だったものを譲り受け、寺地としたそうです。応仁の乱で焼失しましたが、1499年に勝元の子、政元が再興しました。しかし、1797年の火災で方丈、仏殿、開山堂などを失いました。現在の方丈は西源院の方丈を移築したもので、元々の方丈ではないそうです。
▼龍安寺の石庭として知られるお庭は、正式には方丈庭園と言われるものです。東西25メートル、南北10メートルの空間に白砂を敷き詰め、15個の石を配しています。石庭の意味は謎に包まれていて、見る人の自由な解釈に委ねられています。
▼1500年ごろ、室町時代末期に優れた禅僧によって作庭されたと伝えられています。石庭は菜種油を混ぜた土で造られた油土塀によって囲まれ、時の経過による油の変化が独特な風合いを醸し出しているそうです。(パンフレットから)
▼石庭を左から順に撮っていくとこうなります。
▼石は15個ありますが、庭のどこから眺めても14個しか見ることができないようです。なかなか面白い仕掛けがされています。
▼暫し、現実を忘れ、禅の世界へ。
▼こころが洗われたような気持ちで石庭を後にし、大きな寺院の池を周って元来た山門へと戻ります。
▼山門を出て、嵐電の駅へと戻ります。
▼さて、戻ってきた龍安寺駅には、クラシカルな電車がいました。この続きはまた次回。
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