まつり参加を経て、やっと完成。【プラ板キット155系】
▼10月は台風の襲来などがあって、模型製作には天候がよくなかったです。また、11月に入って、きんてつ鉄道まつりに見学に行ったりして、製作途上の155系の完成があと回しになってしまいました。
▼もともと修学旅行専用車両として作られた155系ですが、その後、一般運用に回され、塗装も湘南色に変えられました。そこで、今回は、金柑色とモスグリーンのツートンにしてみました。
▼当時の国鉄の経営状況は厳しく、その影響はこの車両にも出ています。台車は空気ばねではなく、通勤電車と同じコイルばねの台車とし、先頭車両のスカートも取り付けられていません。これにより軽量化に少しは寄与しているようです。しかし、一番の理由は経費節減です。修学旅行専用ということもあって、台車などはレベルを下げているようです。
▼さて、模型の側面をみていきます。まずはクハ155。
▼続いて中間電動車のモハ155。
▼さらに、モハ154。パンタ付き。
▼おしまいは、再びクハ155。
▼修学旅行専用というこもあって、すべての車両にトイレと洗面所が設置されています。当時は、まだ冷房化がなされていないので、扇風機が設置されており、そのため、屋根には扇風機の設置のためのスペースが出っ張っています。
▼パンタグラフ周辺の屋根です。扇風機の出っ張りがわかるでしょうか。
▼専用車両ということもあって、乗降時間を気にする必要もないため、ドアの幅は狭いものとなっています。行先表示板は「大垣-豊橋」としています。そういう運用があったように思えるので。
▼グリーンマックスのプラ板キットでも、この155系は丁寧に彫られているので、出来上がりがきれいです。Bトレインショーティーの153系の低運転台とならべてみました。
▼先頭の色分けが同じパターンとなっていますが、乗降ドアの幅が違います。153系は広くなっています。
▼昭和の近郊型車両の湘南色はやはり、目立つし、なかなか目立つ色ではありますね。最近のステンレスはどうも味気ないです。
▼さて、そろそろ木枯らしが吹こうとしています。今近シーズンの模型づくりはこれで終了かなぁ。ちょっと物足らないのですが、店頭にはプラ板キットが品薄で、いいものがありません。これからどうなることやら。。。
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コメント
そう言えば、子供の頃、
米原-浜松間(大垣-豊橋間快速)の
直流急行型電車使用列車に
乗ったような記憶があります。
投稿: るーと | 2013年11月10日 (日) 00時43分
るーとさん。
そうですか。
子どものときは、東海道線は
あまり利用してません。
湘南色の電車は憧れでした。
投稿: kumoha313 | 2013年11月10日 (日) 08時42分