五位堂検修車庫は熱かった。【きんてつ鉄道まつり2】
▼この連休に開催された「きんてつ鉄道まつり」のパート2です。今までに見たことがなかった、というか、気に留めていなかった事業用車両に初めて向かい合いました。
▼五位堂検修車庫に展示されたいたのは、モト90形(97・98)でした。
▼そして、噂はよく耳にしていたモワ24系。いわゆる「はかるくん」です。こちらは事業用車両にしては、カラフルなイエローとホワイトのツートン車両。もともと、2410系が種車になりますが、もとの姿は想像できかねます。こういう貴重な車両を身近かに拝見できるのは、こういう機会しかありません。ありがたいことです。
▼さて、屋外には、もうひとつ貴重な車両が保存されています。それは、近鉄のデボ1形です。もともと、菖蒲池遊園地に保存されていましたが、廃園になったので、ここ五位堂検修車庫に移設されました。この車両はデボ14号で、ポール集電の姿に戻って保存されています。
▼近鉄の前身、大阪電軌軌道が上本町と奈良との間で開業した際の車両だそうで、1914年製造のクラシカルな車両です。
▼このデボの前には近鉄の吹奏楽学部「ミュージックメッセンジャー」が演奏を披露していました。
▼展示車両としては、目立たないのですが、3両編成の2430系がぽつんと離れた位置に留置されています。人気ないけれど、こういう一般車両に目が行きますね。
▼大阪線が見える車庫の北側には、大阪線と並行して、休憩電車として、8600系が留置されていました。行き先表示は、「普通 東山」。なんとも、不思議な行先ではありますね。
▼広い検修車庫ですが、いよいよ、車庫の内部に入ることにします。次回はそのことについて。
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コメント
デボ1は見に行きたいと思いつつ、
なかなか行く機会がなくて…(^^;。
東山は生駒線の駅ですね。
生駒-東山間の列車が何本かあったと思います。
投稿: るーと | 2013年11月 4日 (月) 00時29分
るーとさん。
歴史的な車両に出会えてよかったです。
生駒線の東山とは、またマニアックな。
投稿: kumoha313 | 2013年11月 4日 (月) 22時29分