貴重だけど、色がねぇ。【113系抹茶色】
▼鴨鍋を食らいに福知山へ。その2は、幹線からすっかり姿を消した近郊型電車113系がまだ活躍しているの巻です。福知山線からも姿を消しましたが、山陰線では依然主力車両として運用されているようです。
▼山陰線の福知山周辺では、113系が2両編成で1ユニットとして運用されています。当然1両ごとに運転台が設置されますので、廃車になったクハの運転台を移植されたクモハや、中間電動車の切り妻のままで、食パンマンの運転台が取り付けられた車両、前パンありのクモハなど、他では見られない変わった113系を見ることができます。
▼今回撮影したのは、クモハ112-5302。窓枠はサッシが施された体質改善車です。
▼抹茶色に塗られる前は、金柑色とグリーンの湘南色で、ツートンカラーの境目には白色の帯が塗られていました。下は2010年10月に綾部で撮影したものです。
▼JRWの単色化方針によって、丹波路では、抹茶色が標準色になりました。まだ、抹茶色はましでしょうか。広島周辺では黄色ですから。これはいまいちです。2012年12月撮影の福山での黄色車両。コレは115系ですが。
▼クモハ112の後ろはこれです。車番は確認していませんが、クモハ113-5302になるのでしょう。
▼運転席のガラス窓は、パノラミックウインドウですが、Hゴムが施され、さらに角の支柱がなくなって運転台からの視界が見やすくなっています。
▼山陰本線でも、福知山周辺では223系5500番台が増備されているので、いずれはこの113系の変形車両は淘汰されるでしょう。それはいつになるのでしょうか。財政状況が厳しいJRWですから、あと少しは、113系の晩年を拝むことができることでしょう。
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コメント
そのうち「やっぱりあまりに味気ないので」と、
カラーリングを変えてくれるのをひそかに期待してたりして(^^;。
単色が悪いとは思いませんが、今の色はあまりにあまりなので…。
投稿: るーと | 2013年10月 9日 (水) 23時33分
るーとさん。
JR西日本は経営状況が厳しいので、
ツートンなどへの復活は無理かなぁ。
しかし、あまりにも商売道具を
ないがしろにしてるような気がしますね。
投稿: kumoha313 | 2013年10月11日 (金) 00時05分