新しい観光列車が運行。【近鉄つどい】
▼伊勢神宮式年遷宮にあわせて、近畿日本鉄道では、伊勢志摩ライナーのリニューアル、プレミアム特急「しまかぜ」の運行などの集客の取組みを行ってきました。10月5日からは、観光列車「つどい」が運行されることになりました。
▼この「つどい」運行開始を記念して、入場券セットが発売となりました。10月5日から11月30日までの間、伊勢駅、賢島駅2駅の入場券(10月5日付け)をセットにしたもので、「つどい」の停車駅や主要駅営業所で発売とのことです。
http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/tudoi.pdf
▼限定1,000セットの発売ですが、利用は10月5日当日しかできず、あとは、本当に記念目的での購入となります。伊勢市駅の入場券140円と賢島駅の入場券150円の合計290円で、「つどい」の写真と概要が記載されたシートが付いています。入場券の金額が10円異なっていますが、これは賢島線の料金体系が高くなっているからでしょうか。
▼この「つどい」パンフレットに沿って説明しますと、1両目は、カラフルでユニークな椅子のあるスペースです。
▼2両目は、バーカウンターやテーブルを備え、特産品も販売するイベントスペースです。
▼3両目は座席とテーブルを窓向きに設置しているほか、子ども向けに、「こども運転台」が設置されています。
▼この列車には普通乗車券のほか、300円(大人)が必要となります。水戸岡悦治氏コンセプトのJR九州や北近畿タンゴ鉄道のような観光列車のイメージがしますが、この列車は、近鉄オリジナルのようです。最近は、こうした観光列車が流行のようです。
▼1両目から3両目の編成はパンフレットのイラストではこういう風になっています。
(1両目)
(2両目)
(3両目)
▼運行日は、土曜日、日曜日、年末年始などの多客期で来年3月31日までの限定的な運行となっています。さて、これからの運行では、どのくらいの人気を集ますか。気になるところではあります。
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コメント
こういう旧車改造の観光列車は、
比較的低コストで、いろんなことに
チャレンジできるのがいいですね(^^)。
投稿: るーと | 2013年10月 7日 (月) 00時13分
るーとさん。
廃車前に有効活用ができるということでしょうか。
近鉄は積極的な営業攻勢ですね。
投稿: kumoha313 | 2013年10月 8日 (火) 22時57分