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2013年5月

ウグイス色の仙石線。【鉄道コレクション国鉄40系】

▼連休も終わってもう1週間が過ぎました。世の中は仕事モードに戻りましたかなぁ?こんな時期ですが、遅まきながら連休中にゲットしたもう一つの模型をご紹介しましょう。

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▼ウグイス色が春らしく、鮮やかなカラーです。手に入れたの鉄道コレクションの「国鉄40系仙石線2両セットA」です。

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▼仙石線は2011年の大震災で被害が出た宮城県の仙台と石巻を結ぶ路線です。以前の関西の阪和線や片町線のように、旧型国電が多く活躍していました。

▼この鉄道コレクションでは、クモハ54-109とクハ68-086がセットとなっています。まず、クモハ54ですが、この車両は、箱の解説によると、1941年に日本車輛で製造され、大阪鉄道局へ配備。半流形の車体で、ノーリベット半鋼製車体、ロングシートで作られ、戦後セミクロスシートに改装されています。もともとは、40系モハ60033とされていましたが、1953年の規定改正で、クモハ54-109へと改番されました。

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▼その後仙石線へ転属し、ウグイス色に変更され、寒冷地仕様で押込型ベンチレーターに改造された姿を再現しています。晩年は大糸線へ移り、1981年まで運用されました。大阪鉄道局時代は、何色だったんだろう?

▼一方、クハ68-086のほうです。1938年に川崎車輛で製造され、クモハ54と同様大阪鉄道局へ配属され、仕様はクモハ54と同じで、改番も1953年に行われ、仙石線で運用されました。

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▼パンタグラフの周りを拡大して撮ってみるとこうなります。パンタは鉄コレのままのプラスチックのものです。ヒューズ筒も上手く再現されています。

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▼切り妻側の貫通扉の色分けも確実になされています。

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▼さて、せっかくですから、グリーンマックスのプラ板キットで作った半流形の旧国と並べてみました。向こう側がブルーの半流型のキット。鉄コレはヘッドライトがガラスのはめ込みになっています。リアルに見えますね。

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▼キットのものは幌を付けています。前面の窓の大きさが、鉄コレとは違って小さくなっています。微妙に違いがありますね。

▼パンタ周りを比べてみました。ヒューズ筒の位置が反対になっています。キットでは、パンタはPS13にしています。また、ベンチレーターは標準の丸形にしています。

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▼鉄コレでは、車番なども貼られていて、リアル感が増しています。今後、Nゲージ化してみても面白いかなぁ。

▼仙石線は今度の大震災で甚大な被害を受け、復旧工事は進められているものの、まだ一部はバスの代替輸送が行われています。仙石線は103系の改造車や205系の改造車が運用されて独自のカラーを出して面白い路線です。早く全線復旧がなされることをお祈ります。

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久しぶりにBトレ。【阪堺電車】

▼この連休は、ほとんどどこへも行かず、模型も作らず、撮影もせず。せめて、後半の連休は何かせねばと思いつつ、模型屋さんへ。

▼J電機では、すでに鉄道コレクション第17弾は売り切れ。今後の入荷はありませんですと!すごい人気ですね。続いてP模型屋さんに行くと、こんなのが置いてありました。かわいいから買ってみました。

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▼阪堺電車の161形(旧南海色)。懐かしいです。小さい頃は祖父に連れられ、天王寺駅前から、住吉大社への参拝でよく乗せてもらいました。

▼当時はまだ、南海電鉄の直営でした。箱に書かれた解説では、この161形は1928年に登場し、日本で現役最古の電車だそうです。非冷房車両のため、夏はお休み。それ以外の季節には通常運用されています。この南海色のほかに、いろいろなカラーバリエーションがあります。もっとも、広告だらけの車両もありますが。。。

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▼モータリゼーションの進展などにより、経営状況が悪化し、南海電鉄からは切り離され、1980年に阪堺電軌鉄道としてなんとか生き残ったのですが、依然経営状況は厳しいようです。大阪市内だけの料金と、堺市をまたぐ場合の料金は異なっていましたが、利用者増を図る一環として、2011年1月に堺市の補助により、大阪市内と堺市内との直通料金も200円均一になりました。

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▼2013年1月から、天王寺駅前と浜寺駅前前間で直通運転を行って、恵美須町と浜寺駅前間の直通運転は廃止になったそうです。運転系統も子供のころとはだいぶ違っています。昔は、天王寺駅前からも、恵美須町からも浜寺駅前へは直通運転がありました。

▼いまは地下鉄谷町線の天王寺・平野間になっていて、その上は阪神高速道路が通っている区間は、元は平野線が走っていました。その平野線が廃止された最後の日に最終電車を沿線で見送り、別れを惜しんだものです。

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▼一方、このBトレにはもう一つの車両が入っています。それが501形です。子供ころの最新の車両はこの501形でした。大阪市電とよく似た形だという印象があります。161形と比べると、乗り心地はすごく良くて、乗るんだったら501形だと思って、来ないとがっかりしたものです。

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▼この501形は、また箱の解説によると、1957年に登場し、日本の路面電車で初の空気ばね台車を履き、多段式総括制御装置などを採用するなど当時としては最先端の車両だったそうです。だから、乗り心地がよかったのですね。

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▼このイエローカラーは、2010年に東京都交通局との共同キャンペーンの一環で実施された、都電のカラーを再現した車両です。

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▼胴体には、大きく、阪堺電軌と都電との共同キャンペーンの告知PRが貼られています。元々のカラーはグリーンとクリームのツートンでした。それは、記憶に残っていなくて、調べてやっとわかりました。

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▼このBトレは、窓ガラスが入っていないので、ちょっと興ざめです。旧国鉄などの電気機関車のBトレも窓ガラスが入っていないのを思い出しました。しかし、江ノ電は連結車なのですが、ガラスはちゃんと入っていますので、このちん電も入れてほしかったなぁ。

▼組み立てはすぐできましたが、いろいろ小さなステッカーを貼るのが多くて、結構な時間がかかりました。まずは、完成して、満足、満足。

▼ちなみに、2012年5月に堺市内で撮影した実物の501形はこんな感じでした。

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▼最近は、路面電車が少しずつ見直され、各地で最新車両が導入される路線も出てくるなど明るい兆しが出てきています。この阪堺電軌でも、堺市内で新たな動きがあり、新造車両の導入が計画されています。旧い車両もいいですが、阪堺電軌に活気が戻るよう、低床車のLTR仕様車両も導入されるといいですね。

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間もなく引退。【東急8090系】

▼大井町線で運用中の東急8090系ですが、そろそろ引退のようで、さよならのヘッドマークが掲出されています。

▼8090系は、1980年12月に営業運転を開始、その特徴は先頭のお顔を見てみればわかります。なんとなく下膨れになった形状がなんとも愛らしい。東急の他のステンレス車両の中でも、際立った特徴を持っています。

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▼上の写真は2006年11月に大井町線を訪れた際に撮影した8097です。8090系は、コンピュータ解析により、必要な強度と剛性を計算し設計され、最適な形状として生み出された結果が、この下膨れの形となったようです。

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二子玉川での8090系(2006年11月)

▼1980年の最初の運用からすでに33年という期間が経過してしているものの、まだまだ現役で使えるような気がします。それにしても、概して関東の鉄道においては、耐用年数の考え方が関西とは違うようで、車両の更新が早いようです。

▼8090系も一部は秩父鉄道に譲渡されていますし、今回も廃車になるのか、他の国内や海外への鉄道会社へ譲渡となるのか注目されるところです。

▼関西では、JRWの103系などは体質改善や延命工事で、耐用年数を伸ばす試みがなされており、近鉄の2610系も1972年に登場して以来まだまだ現役で運用されています。

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玉造駅で撮影した103系体質改善車(2010年10月)

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大阪上本町駅での2610系(2011年5月)

▼関東と関西では財務体質も異なり、概して東では、儲かっているので、車両の更新は早いです。さらに関東では車両は単なる道具で、使い捨ての意識が強い感じ。関西では、長い間乗り回して、大事に使うので愛着が湧きます。

▼東急車両はステンレス製で、角ばったお顔の車両ばかりの中では、8090系はダイヤモンドカットのお顔をした7000系と同様、特徴のあるステンレス車両なので印象に残ります。

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▼東急電鉄では総合車両製作所と共同開発で、次世代ステンレス車両「sustina(サスティナ)」シリーズを導入し、5月に東横線でデビューさせるそうです。5000系もそうですが、コスト重視で、仕様の共通化を図っているため、各社の車両の個性がなくなってしまって残念です。これからの車両はどうなるのでしょうか。関西ではまだ、仕様の共通化はあまりないのですが、心配です。

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