いよいよラストランですね。【JR西日本183系】
▼3月になりましたが、まだまだ寒い日が続いています。とはいうものの、日に日に陽射しは明るくなってきているようです。春ももうすぐという感じです。その春は別れの春でもあります。JRWの183系は、3月16日ダイヤ改正をもって営業運転を終了となります。
福知山駅での「はしだて」
▼JRWのホームページによりますと、183系の引退に伴って、ダイヤ改正前日の15日にラストセレモニーを開催するとの発表がありました。それによりますと、19時から40分の間に福知山駅を発着する「こうのとり26号」(19時21分着、同26分発)、「はしだて10号」(19時24分着、同29分発)に併せて、主催者あいさつ、来賓祝辞、京都府立工業高校ブラスバンド部の演奏、運転士への花束贈呈、駅長による出発合図が行われる予定です。
◎JRWのHP:http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/03/page_3373.html
▼セレモニーにあわせ、この2列車に乗車しているお客に、記念ポストカードを配布するほか、福知山駅構内では、2月下旬より183系のパネル展示も設置されています。
福知山駅北口
▼さらに、3月30日、31日にかけて、団体専用列車「なつかしの北近畿」が大阪・城崎温泉間で運転される予定です。それによると、30日に大阪を出て城崎温泉で一泊、観光後、翌31日に城崎温泉から大阪へと戻るツアーです。「北近畿」は現在の「こうのとり」の前身の愛称で、地元の要望もあって、豊岡に飛来するこうのとりにあやかった名前に変更となってものです。
JRWのHP:http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/02/page_3356.html
福知山駅での「北近畿」と「はしだて」の並び
▼183系とはいえ、JRWの183系700番・800番台などは、もとはといえば、485系、489系の余剰車から改造された亜流といえば亜流なんですが、最後のお務めは盛大に祝ってもらえるようでよかったですね。
▼それにしても、こういうセレモニーや団体列車の運行があると、にわか鉄道ファンが押し寄せ、駅や沿線では混乱が起こらなければいいのですが、心配といえば心配ですね。筆者は3年前くらいから、撮りダメをしていましたので、最後の雄姿は見送ることはしないと思います。静かにサヨナラを心の中で述べるのみです。
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コメント
やっぱり、どう見ても485系にしか見えない(^^;。
ま、それはそれとして、国鉄特急色の車両が減るのは、
やはり淋しいものですね。
投稿: るーと | 2013年3月 2日 (土) 19時38分
るーとさん。
数少ない旧国鉄型車輌はあとどれだけでしょうか?
乗り心地は新型車輌にはかないませんが、やはり寂しいですね。
投稿: kumoha313 | 2013年3月 2日 (土) 23時08分