▼3月下旬のデビューに向け、近鉄では「しまかぜ」一色のPRが始まっています。駅やホームでは、「しまかぜ」のポスターや、壇れいが車内でくつろぐポスターがいっぱい貼られています。
▼というわけで、「しまかぜ」にひょっとしたら会えるかなぁと、ささやかな期待をいだいて、八尾市の高安駅に行ってみました。上本町から、各駅停車で、トコトコと。高安駅のホーム西側には、検車区、車庫、検修センターなどの施設が立地しています。駅の南側には、留置線が配置されています。
▼どこからなら、車庫や留置線に停車している車両を撮影できるかと、駅を出て、ロケハンを始めました。とりあえず、南側の留置線をめざして歩いて行きました。線路の西側と平行して、家が立ち並び、線路は見えません。見えていても、高い塀があります。
▼留置線の南端まで着くと、ちょっと視界が開けたところがありました。しかし、しばらくすると、また高い塀が続きます。しかし、その内側は、なんと、すばらしい眺めが見られます。
▼カメラを塀の上に載せて、シャッターを押すと、こんなんが撮れました!
▼なんと、近鉄の特急車両がしばし、車体を休めていました。12200系、更新後の黄色の伊勢志摩ライナー。22000系も。

▼なかなか壮観な眺めが望めますが、もっと、すごい車両も停車していました。20000系「楽」です。撮影は初めて。ちょっと興奮しました。全車ダブルデッカーだった20100系の後継車ともいえる20000系ですが、この車両は中間車の2両はハイデッカーとなっています。最近は、近鉄まつりでも、五位堂と高安をシャトル便として運用されたり、見る機会は増えてきましたが、なんといっても、編成が少ない車両なので、ゆっくり撮影できるのは、うれしい限りです。
▼残念ながら「しまかぜ」には会えませんでしたが、豪華な車両群を撮影できて、満足です。これはこれでよかったです。さらに、「楽」の隣には、15200系「新あおぞらⅡ」もお目見えです。
▼贅沢な眺めです。紺とオレンジのツートンとはまた趣は違って、ホワイトと水色のツートン。上品な色合いですね。12200系が種車ですが、ちょっとイメージは変わります。団体専用車をまとめて見ることができました。

▼あとは「かぎろひ」がまだゲットできていません。高安は通い甲斐があるかもしれません。一般車も停車しているので、撮ってみました。「楽」の左隣は2430系、その横は、5820系です。一般車は山ほどいます。

▼そのなかでも、大阪線では少し目立つ5820系。尾灯と種別灯の両方が点灯しているのが珍しいです。凛々しい姿ですね。

▼伊勢志摩ライナーの更新車にも会えたのも、ラッキーでした。以前、赤の更新車には狙って会いに行きましたが、イエローはまだだったので。車両の側面下部にはオレンジの帯が塗られています。

▼豪華な並びを見ることができ、大満足して、駅に戻ってきました。駅の西側にある車庫などの施設は塀が高くて、撮影は全然できません。先に留置線に向かってよかったです。帰りのホームで待っていると、どんどん、回送の特急が戻ってきます。
▼22600形も留置線に入っていきます。

▼このあと、バックして駅西側の車庫へ入線していきました。高安駅は定点観測にはなかなか興味深いスポットですね。贅沢な車両群に出会えて、寒さも吹っ飛ぶひと時でした。


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