KTRに観光改造車両が登場。【あかまつ・あおまつ】
▼先週は中丹にちょっこしお邪魔しましたが、かの地の北近畿タンゴ鉄道(KTR)では、ちょっと話題になる発表がありました。
▼あの水戸岡悦治氏による設計・デザインの車両リニューアルについて、KTRから10月11日にプレスリリースされています。
http://ktr-tetsudo.jp/news/2012/1016.html
▼改造される車両はKTR700形2両。改造費は約400万円。劣化、腐食の進行する内外装の張替え、塗装などの車両の改造に加え、車両デザインの改造を施すようです。デザインは水戸岡氏のデザインにより、車内はウッディな雰囲気になるとのことです。
▼車両名称は「あかまつ」「あおまつ」。運行は2013年3月下旬頃とのことで、タンゴ悠遊号に替わる観光列車としてのほか、通常ダイヤでの通勤ダイヤでも運行とのことです。丹後地方の高校生はうらやましいことになりそうです。
▼経営状況が非常に厳しいなかで、車両を新造出来ないため、なんとか集客推進を図るカンフル剤として、水戸岡氏のデザイン力に頼ることとなったようです。1両で200万円での改造ということですが、パース図ではいいい感じになっていますので、水戸岡氏にはだいぶサービスしてもらってデザインしてもらったのかもしれません。
▼特急車両のタンゴエキスプローラーもだいぶくたびれてきているので、できればこちらも何とかしてほしいのですが。。。いまのKTRの置かれている状況では難しいのでしょう。なにはともあれ、来年春の改造車両「あかまつ」「あおまつ」の登場で集客がアップするように、期待したいところですね。
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コメント
木を多用した内装は、いかにも水戸岡さん、
という感じですね。
投稿: るーと | 2012年10月19日 (金) 00時20分
るーとさん。
内装には凝っていますね。
木目調はいまブームです。
外装はどうなんでしょう。
変らないみたいですね。
投稿: kumoha313 | 2012年10月19日 (金) 08時40分