グリーンマックス塗装印刷済組立キット【近鉄2610系】
▼こつこつと夜に1両ずつ組み立てていた近鉄2610系キットですが、なんとか出来上がりました。(いつものことながら、車番インレタはパスしていますが・・・)
▼実車はこういう感じです。大阪上本町駅にて撮影。
▼いつもながらGMは取り扱い説明書が訂正の嵐で困ります。今回も、大きな誤りがあって、訂正として小さい紙が入っていましたが、見過ごしてしまいました。
▼その1は、幌です。幌は上本町方のク2710に付けないといけませんが、松阪方のモ2610に付けてしまいました。結果は次のとおりとなりました。
▼その2は、優先座席の表示マーク。これは、モ2660の松阪方に向かって右側の窓には必要ないのに、貼ってしまいました。しかもシールの数が足らないので、1個ずつ。どうりで足らないはずです。一方には必要なかったのだから。
▼分散キセを組み立てたわけですが、キセは屋根と一体型で、組立の面白みはありません。ヒューズ箱とアンテナを付けるのがせいぜいの工作です。
▼分散キセの実物は次のとおりです。
▼方向幕は、元々プラスチックの素材のままの赤色。近鉄マルーン色とは違うので、合いません。。。GMも気にしているのか、上級者は、色なしの方向幕を付属させているので、マルーン色で塗って付けるように配慮はしています。筆者は面倒なので、そのまま色付きのものを貼り付けました。
▼先頭車の連結器はダミーカプラーを付けています。お好みで、GMのドローバーか、TOMIXのTNカプラーを付けることが可能です。ドローバーはちょっと。。。という感じです。
▼サ2760のトイレも表現されています。窓も埋め込まれています。
▼実車はこんな感じです。
▼モ2660の屋根の表現もまぁまぁの出来でしょうか。
▼キセの通風用の網がけは表現が省略されていて、ちょっと雑な感じです。連結面の貫通扉は、色分けがされています。アイボリーではありますが。
▼取扱説明書の間違いはあったものの、組立キットとしては、まぁ満足できるものでしょうか。完成品を買うのと、組み立てキットを買うのと、どちらがよいのか。ちょっと迷います。以前発売されたマイクロエースの2610系と比べると、どうなんでしょうか。
▼近鉄の普通車はGMから数種類の未塗装キットも出ているので、いろいろ組立っていますが、やはり、ツートンの色塗りがなかなか難しい。そういった意味で、今回の塗装印刷済キットは重宝なキットではあります。
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コメント
この頃はまだ大阪線と奈良線の車体寸法がちがっていたので、
大阪線用は車体下部のすそ絞りがありませんね。
クーラーのカバー(キセ=着せ=カバー?)が
あんなに分散しているとは知りませんでした(^^;。
同世代の奈良線用はもっとすっきりしていますね。
投稿: るーと | 2012年7月16日 (月) 09時53分
るーとさん。
奈良線の裾絞りは流線型のようで
速い印象を持ちます。
クーラーのカバーが「キセ」というのは
そういう意味があるのでしょうか。
個人的には連続キセより分散キセが
好きなんですが…。
投稿: kumoha313 | 2012年7月16日 (月) 10時11分