ED70形とD51形に会えました。【北陸線電化記念館】
▼長浜鉄道スクエアの三番目の棟には、北陸線の電化を記念した展示室があります。メインはED70形電気機関車とD51形蒸気機関車です。
▼電化する前の北陸線の米原・福井間は途中で急峻な山地を越えるため、勾配やトンネルが数多くありました。SLでは乗客は煙害に悩まされ、勾配のために牽引する客車の数も抑えられ、輸送力にも難がありました。
▼そこで、1957年(昭和32年)に田村・敦賀間が複線、交流電化。1962年には当時最長の北陸トンネルが開通し福井まで電化されました。そうした電化前後の歩みを記録するため記念館が建てられたそうです。現在のJR長浜駅のすぐ南、線路沿いに記念館はあります。
▼建物の中に展示された機関車は非常にでかく感じます。SLの動輪の大きいこと。
▼ここに展示されているD51は793号。
▼1942年三菱重工業の製作。東北、東海道、中央、北陸の各線に運用され、1970年に当時の金沢鉄道管理局から貸与され、この記念館のそばの豊公園に展示されていましたが、1995年12月にこの場所に移り、2003年7月に記念館での展示となったそうです。
▼一方、ED70形1号機は、日本初の営業用60ヘルツの交流電気機関車で、1957年三菱電機の製造。田村・敦賀間の交流電化区間に運用されました。当初敦賀機関区の構内に展示されていましたが、屋外のため痛みもひどく、2003年4月にJRWの手で復元され、同年7月にこの記念館にD51と一緒に展示されたそうです。
▼昭和32年三菱電機製造の銘盤。
▼これらの建物はどうやら、財団法人日本トラスト協会が管理しているようです。
▼面白かったのは、ED70形の運転席。機関士席と機関助手席には、灰皿が・・・。今では考えられないものです。乗務中にタバコなんて。。。当時はのんびりしたものだったのですね。
▼機関士席の前には、デッドマンシステムも装備されています。メーター類の下の細い棒がそうです。何分かに一回は動かさないと機関車にブレーキがかかる仕組みです。
▼建物の上からも機関車を覗けるようになっています。ED70形のパンタはこんな感じになっています。
▼新旧の機関車のそろい踏みで圧巻の展示室。なかなか面白い記念館です。窓からは北陸線の列車が行き来するのが見えます。
▼鉄道スクエアで鉄分を十分補給して、今度は長浜の町並みを見学することにしました。それは次回に。
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