リニア・鉄道館を訪問。その1。
▼名古屋からあおなみ線で金城埠頭へ。駅名としては、「金城ふ頭」が正式名称となります。昨年に引き続き2回目の乗車となります。第三セクターの鉄道らしく、簡素ですがユニークな車両です。
▼24分の乗車で終点「金城ふ頭」に到着します。途中、JR関西線、近鉄線と平行して走り、その後名古屋の湾岸に向かいます。新しい町並みが続きます。きっと埋立地に開発された地域なんでしょう。
▼さて、終点で下車して、お目当てのリニア・鉄道館へ向かいます。混雑はどうだろうか。あおなみ線の乗車率は低いので、たぶん大丈夫だろうと思いますが、車でやってくる来場者も多いから、心配です。
▼しかし、不安は杞憂に終わりました。外観から判断しても、人の姿はまばら。
▼エントランスにて自動販売機で入場料1000円を支払うとパンフレットとシミューレータ利用案内を渡してくれます。シミュレータ利用案内には3種類のシミューレータの抽選券が付いていて、希望するシミュレータの抽選券を切り離して箱に入れます。11時過ぎに到着したので、12時から14時までの時間帯の抽選となりました。
▼シミュレータは次の3種類です。筆者は全部抽選箱に入れました。
①新幹線シミュレータ「N700」
②在来線シミュレータ「運転」
③在来線シミュレータ「車掌」
▼発表は11時45分にありますが、その前に、館内をぐるりと簡単に回ってみました。エントランスホールから入ってすぐのところには、まずは、MLX01-1、300X、C62が展示してあります。過去から未来へといった趣旨でしょうか。
▼やはり、この展示室の圧巻はC62型蒸気機関車でしょうか。黒光りのする巨体が今にも動き出すようにヘッドライトを点灯させています。後輩に当たる新幹線の試作車やリニアモーターカーの試作車より、重厚感があって、さすが歴史の重みを感じます。
▼3両の並ぶ展示室の壁面には、超大型画面で3種類の車両の紹介などの映像が映し出されています。
▼ちょっと小腹が空いたので、屋外展示されている117系に向かいます。この車両の車内では飲食が可能なので、車内で金城ふ頭駅前のコンビニで買ったお菓子をほおばりました。
▼前回はこの117系を柵の外から撮影しましたが、今回は堂々と中から撮影し、車内でしばし休憩です。
▼お客さんも少なく余裕で休憩ができました。ついでに、車内を撮影。117系は現在でも、中京や、関西では湖西線などで運用中。京都ではまだ見ることができます。
▼新快速用に153系が充当されましたが、競争相手の阪急京都線や京阪本線の特急と比べると見劣りがするということで、新たに開発された車両です。当時としては斬新な車両でした。しかし、2ドアでは通勤時間帯の乗降時に遅れが生じることや、最高速度が221系や223系と比べて遅かったので、新快速の座は結局は長くは続きませんでした。
▼というようなことを考えながら、再度、室内展示室へ戻ります。
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コメント
117系は当時の国鉄の近郊型としては破格の
オール転換クロスシートを採用しました。
(転換セミクロスなら、キハ66・67や115系3000番台もありますね。)
そのコンセプトを引継いで3ドア化した221系や223系が
JR西の今日を築いたと言っても過言ではありませんね(^^)。
投稿: るーと | 2012年5月19日 (土) 00時41分
るーとさん。
221系や223系の原型が
117系ということですね。
一番活躍した時期は
短い期間でしたが。
投稿: kumoha313 | 2012年5月19日 (土) 07時57分