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うどん県を訪ねる。【その4・ことでん】

▼念願の旧京急車両に乗車して、琴電琴平終点まで参ります。乗車した車両は旧700形、ことでんでの型式は、1209・1210号です。1210号が高松築港方になります。

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高松築港駅に停車中の1210号

▼ことでんは今年で開業100周年を迎えました。1911年(明治44年)11月に今橋・志度間が東讃電気軌道として開業したのが始まり。志度線は、この東讃電気軌道、四国水力電気、讃岐電鉄となり、長尾線は高松電気軌道として1912年に開業、琴平線は琴平電鉄として1926年に開業。1943年(昭和18年)にこの三社が合併して今のことでんの基礎となっています。

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100周年のシンボルマーク

▼1997年に瓦町駅にコトデンそごう百貨店がそごうグループとの連携により開店。しかし、そごうグループの破綻により、コトデンそごうが、2001年に民事再生法の適用を裁判所に申請。コトデンそごうは閉店。本体も民事再生法の申請を余儀なくなりました。

▼2002年に再生計画の承認を得て、地元有力企業の支援を受け、2006年には再生計画を終了。破綻後のことでんは、ICカードのIruCA(イルカ)の導入、企画乗車券の販売、駅の改装、ことでんバスとの連携、CTC(列車集中制御装置)の導入、ATSの更新など、旅客サービスの向上や安全対策などの施策を積極的に行ってきました。

▼一時は鉄道の存立が危ぶまれる状況を脱して、2011年にめでたく開業100周年を迎えられ、四国の私鉄が姿を消さずに頑張っている姿を見ることが出来て、私もラッキーでした。

▼2両編成の1200形は約1時間で琴電琴平駅に到着します。途中高松築港・瓦町間は琴平線と長尾線が日中それぞれ15分ヘッド、20分ヘッドで走り、おおよそ10分間隔の高密度ダイヤとなっています。

▼琴平線は栗林公園間が複線化されています。仏生山駅には車両工場があり、ここには、長尾線、志度線の車両も留置されています。元京王電鉄の5000系(ことでんでは1100形)や元名古屋市交通局の600形、700形などが留置されているのが見受けられました。

▼一宮を過ぎるとぐっと乗客も少なくなり、こんな状況になりました。のんびりと讃岐富士を車窓に旧京急700形のコンプレッサーの音を聞きながら、琴平駅に向かいます。

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のんびりとした車内

▼琴平駅には旧京急700形と1000形が連結されて留置されていました。

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1200形と1080形の連結

▼ようやく琴平駅にて、旧京急の1000形を見ることができました。すでに京急では1000形はすべて姿を消し、いまやここだけでしか見ることは出来ず、貴重な風景です。

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旧京急1000形(現1086号)の姿

▼さて、これから、金比羅宮へと参拝に向かいます。はたして多くの階段を登ってお参りすることが出来ますやら。

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関西私鉄」カテゴリの記事

コメント

地方私鉄の現状は、どこも厳しいものがありますね。
バスならインフラ負担がないだけまし、と思っていたのですが、
現状はバスでもかなり厳しいようです。

投稿: るーと | 2011年12月17日 (土) 01時16分

るーとさん。

大都市圏の鉄道も少子化の影響で
影響が出ているようですから、
地方では、過疎問題なども
付加され、もっと
大変ですね。

投稿: kumoha313 | 2011年12月18日 (日) 14時06分

こんばんは。
再生を果たし100周年を迎えられたこと、嬉しいニュースですね。
これからも地元に根ざした鉄道として頑張って欲しいものです。
旧京急の車両の世代交代も進んでいるようですが、私が訪れたときには、古い車両も綺麗に整備され、好感を持ちました。
今後とも、宜しくお願い致します。

投稿: 風旅記 | 2012年8月 5日 (日) 04時02分

風旅記さん。

コメントありがとうございます。

一度は経営破綻により
廃止の危機に瀕しましたが、
復活してよかったです。

地方鉄道の経営は大変でしょうが、
琴電は頑張っていますね。

鉄道ファンとしては、いろいろな
車両が見られて嬉しい私鉄では
あります。

投稿: kumoha313 | 2012年8月 5日 (日) 10時56分

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