うどん県を訪ねる。【その2・JR四国の車両】
▼岡山に到着して在来線ホームへ。ここからは快速「マリンライナー」にて高松へ向かいます。乗り場は5番線ですが、姫路方面の端、6番線のまだ向こうにあってわかりにくいところにあります。そこにはすでに「マリンライナー」25号が停車中でした。高松方からJR四国の5000系3両と後ろ2両がJRWの223系5000番台2両、計5両編成です。先頭車は2階建てのグリーン車兼座席指定車で、瀬戸大橋観光客向けになっています。
▼隣の8番線には「しおかぜ9号」松山行きが停車中。アンパンマンのキャラクターたちが描かれています。
▼この「しおかぜ」は高松からの「いしづち」と宇多津で併結して松山に向かいます。JR四国はアンパンマンで集客を図っているのですね。なかなか派手な車両です。大人が乗るには気恥ずかしいような。。。車両は2000系気動車で制御付き自然振り子車両となっています。写真はどうやら「カレーパンマン」号のようです。
▼こちらは11時13分発の「マリンライナー」25号で瀬戸大橋を越えます。途中児島まではJRWの乗務員、児島から高松まではJR四国の乗務員に交代します。瀬戸大橋が開通してすでに23年余り。鉄道で四国と結ばれてもう長いこと経ちました。高松到着は12時7分で1時間弱の乗車となります。
▼児島から坂出までの16分の間に瀬戸内海を通過してしまいます。晴れていたので、瀬戸内の島々がよく見えました。
▼岡山・高松間はすでに通勤圏内になっているようで日中でも乗客は多いです。瀬戸大橋の開通で、地域の交通事情や経済状況はがらっと変ってしまったことでしょう。以前新居浜まで「しおかぜ」を利用したことがありますが、高松までの利用は初めてでした。親の時代は宇高連絡船で海を渡っていたので、なにかと不便だった聞きます。いまさらながら便利になったことを実感しました。
▼高松まで5000系&223系は軽やかに運転を続け、あっという間に到着しました。高松駅には5000系の並びやJR四国の各列車が停車中。今まであまり見たことのない車両があって興味深いものです。
▼2階建ての乗車率はどうなんでしょうか。2階がグリーン車、1階が指定席。橋からの眺めはどちらのほうがいいのでしょうか。眼下の海を見るには1階のほうがいいかもしれません。
▼高松からは、岡山方面のほか、松山、高松方面へと列車が発着するので、いろいろな列車がお目見えします。7000系の快速「サンポート」松山行きが発車していきました。
▼121系という地味な車両もいました。国鉄時代末期の車両でステンレス車両で、前面は207系のデザインを踏襲しています。JRCの119系にも似ています。
▼クモハ121-8を記録。3扉でセミクロスシート車です。
▼珍しい車両を眺めて、いよいよことでんに乗車することにします。が、その前に腹ごしらえを。駅前の讃岐うどんのセルフ店へ。サラリーマンや学生でいっぱいでしたが、セルフで回転も速く、すぐに座れました。かけうどんとトッピングは海老のてんぷらにし、おにぎり1個を食べました。うどんは腰があって歯ごたえがありました。安くて美味い。
▼次回は高松築港駅から。
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コメント
5000系のダブルデッカーや7000系あたりの前面デザインを見ると、
ちょっと異文化を感じたりもしますね。
ま、単に見慣れないだけかもしれませんが(^^;。
投稿: るーと | 2011年12月11日 (日) 23時49分
るーとさん。
瀬戸大橋をはさんで、
岡山、高松、松山はドル箱路線で、
電化もされていますが、
その他のJR四国はいたってローカルですね。
派手な113系も目撃しましたが、
あれはなんともいえません。。。
投稿: kumoha313 | 2011年12月12日 (月) 23時10分