名車と呼ばれた車両。【京王5000系】
▼J電機の店頭にこんなキットがありました。
「一畑電鉄2100系 2両編成セット」。
▼要は元京王の5100系を一畑電鉄に譲渡した車両です。このキットの隣には、本家の京王5100系増結用2両編成塗装済キットが販売されています。京王を代表する車両形式。京急でいえば旧の1000形に匹敵する車両でしょうか。本家からは姿を消しましたが、一畑電鉄や伊予鉄道、富士急、琴電などでまだ活躍中です。
▼どうしようかと迷った末に、1848円の未塗装キットを買いました。赤帯はどうしようか。細い帯を塗り分けるのはなかなか難しい。京急1000形で白帯を塗りましたが、マスキングは大変でしたから。
▼そこで、赤いデカールを買いました。ちょっと色は本物とは違いますが、試験的にデカールで帯を表現してみました。ちなみに本物は「えんじ色」です。
▼やはり、赤はちょっと派手すぎます。まぁ、初めての経験ですから、貼ってみました。まずまずの粘着ですが、凹凸がやはり浮きます。これが塗装とは違う点ですね。強く押さえてもしばらくすると、浮いてきます。
▼全体の白色はGMの西武アイボリーです。これは京王6000系にもOKとのこと。そこで、5000系にも利用してみました。
▼電動制御車の側面です。安いキットですが、なかなか床下機器のモールドはよく出来ています。
▼制御車の側面です。
▼このキット、屋根は別仕立てなので、色塗りをしてからボディに取り付けられます。窓ガラスははめ込み式で手間がいりません。おまけにサッシの色も入っています。運転席のパノラマミックウインドウもはめ込み式で簡単です。車内には座席や運転席も表現されていますので、色をつけるとよりいいでしょうね。
▼先頭のライトは塩ビの部品でちょっとちゃっちいです。冷房装置は分散型なので手間がかかります。ベンチレータも小さい部品を取り付けるのでちょっと大変です。
▼一畑電鉄仕様なので、シールは京王ではないのが難点。結局組み立ててたものの、京王の行き先表示やCIシンボルマークなどは貼れないので、その点物足りなさがあります。しかたないですね。このキット、一畑電鉄仕様ですから。。。
▼しかし、未塗装キットの割りになかなかよくできた製品で、気に入りました。いろいろ細かいところに配慮がなされたキットです。侮れませんね。
▼なんだか、掘り出し物のキットを見つけたようで、満足、満足。
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コメント
5000系は一畑か伊予鉄のどっちかで乗ったような気がします。
ちょっと記憶があいまいですが(^^;。
投稿: るーと | 2011年11月 2日 (水) 22時50分
るーとさん。
そうですか。
大手からの譲渡車両では
大井川鉄道での南海21000系、
富山地鉄の京阪3000系
には乗車していますね。
投稿: kumoha313 | 2011年11月 2日 (水) 23時10分